朝は晴れていたのに、その後曇って来て、ついには雨。 リビングルームの片隅から出て来たスーパーマーケットの袋に入った 古いSPレコード。 ↑は西郷輝彦<星のフラメンコ>。 |
尾崎紀世彦<また逢う日まで> |
黛じゅん<夕月> |
ペギー葉山<南国土佐を後にして> |
美空ひばり<悲しい酒> |
加藤登紀子<赤い風船> |
<旅の夜風>?! |
園まり<夢は夜ひらく> |
これらのレコード、ロサンジェルスにいた時の
知り合いだったY子さんにもらったものです。
沖縄出身の彼女は沖縄が嫌いで、アメリカ人の
だんなさんと別れた後ずっと一人暮らしでした。
お料理が上手で、時々遊びに行くと沖縄料理を
作ってごちそうしてくれたものでした。
沖縄の方言を教えてもらって、それを小さいメモに
書き留める私を珍しがっていたY子さん。
ビールが大好きでしたが、私がアリゾナに引っ越して
から、LAに遊びに行った時、彼女のうちに
泊めてもらったことがありました。
持って行った2ダースのビールを夜中にほとんど
飲んでしまって、びっくりした私。
あの時もうすでに彼女の認知症は始まっていたの
かも知れません。
そんな彼女があげると言ってもらったのがこれらの
(まだあります・・・石原裕次郎とか)レコード。
ずっと捨てれないままアリゾナまで持って来ていました。
Y子さん、お歳ははっきり知りません。
最後は妹さんが沖縄に連れて帰って、今は施設に入っています。
もう私のこともわからないんだね・・・。
フチマージュシメー、美味しかったのにね。
私の作るアンダーギーは必ず褒められるの、と自慢していたね。
確かにY子さんのアンダーギー、美味しかった。
もちろんラフテーも上手でした。
会えるものなら会いたいです、Y子さん。
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