2012年8月5日日曜日

古いSPレコードたち



朝は晴れていたのに、その後曇って来て、ついには雨。

リビングルームの片隅から出て来たスーパーマーケットの袋に入った

古いSPレコード。


↑は西郷輝彦<星のフラメンコ>。


尾崎紀世彦<また逢う日まで>


黛じゅん<夕月>


ペギー葉山<南国土佐を後にして>


美空ひばり<悲しい酒>


加藤登紀子<赤い風船>


<旅の夜風>?!


園まり<夢は夜ひらく>

これらのレコード、ロサンジェルスにいた時の
知り合いだったY子さんにもらったものです。
沖縄出身の彼女は沖縄が嫌いで、アメリカ人の
だんなさんと別れた後ずっと一人暮らしでした。
お料理が上手で、時々遊びに行くと沖縄料理を
作ってごちそうしてくれたものでした。

沖縄の方言を教えてもらって、それを小さいメモに
書き留める私を珍しがっていたY子さん。

ビールが大好きでしたが、私がアリゾナに引っ越して
から、LAに遊びに行った時、彼女のうちに
泊めてもらったことがありました。

持って行った2ダースのビールを夜中にほとんど
飲んでしまって、びっくりした私。

あの時もうすでに彼女の認知症は始まっていたの
かも知れません。

そんな彼女があげると言ってもらったのがこれらの
(まだあります・・・石原裕次郎とか)レコード。
ずっと捨てれないままアリゾナまで持って来ていました。

それにしても<旅の夜風>って私の母世代の歌ではないかしら・・・。

Y子さん、お歳ははっきり知りません。

最後は妹さんが沖縄に連れて帰って、今は施設に入っています。

もう私のこともわからないんだね・・・。

フチマージュシメー、美味しかったのにね。

私の作るアンダーギーは必ず褒められるの、と自慢していたね。

確かにY子さんのアンダーギー、美味しかった。

もちろんラフテーも上手でした。

会えるものなら会いたいです、Y子さん。

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