2012年2月29日水曜日

Water Forum の帰り

今朝7時の気温はわが家の屋根のあるベランダ
の温度計でも-9℃。
ここまで気温が下がったのは久しぶりです。


フラッグスタッフから見るのとは反対側の
サンフランシスコピークス。
一昨日の夜から降った雪で、こちら側から見る頂上には
かなり雪が積もっているのが見えます。



89番をフラッグスタッフに戻る途中、
強風に何度か車があおられました。
ハンドルを握る手に力が入って、
肩の凝ること。
それでもかなりのスピードで私を追い越して行く車。
どこにも寄らずひたすらフラッグスタッフ目指して
走り続けました。

Water Forum


TUBA CITYの高校であった水に関してのフォーラム
に行きました。
私が着いた時にはリッキーのお兄さんの
ベンの話が始まっていました。



なかなか立派なオーディトリアムです。
ナバホのリザヴェーションなのでやはり
ナバホの参加者が多く、ナバホ語の私語が多くて
ちょっとうるさかったです。


私がつけていたマーカスのジュエリーを見て、
マーカスのだね、と話していたフレッド。
マーカスと同じヴィレッジ、ホテヴィラから来ていました。
署名をしたらこんなDVDをくれました。

2ドルでしたが少しでも役に立てばと買いました。
こんなお金はどこに行くの?
我々の権利のために働く弁護士とかだよ。
う~ん、弁護士ねぇ。
トライブに雇われた弁護士の中にはとんでもない
料金を要求する悪徳弁護士もいたりするのです。
それでも結局権利闘争、法廷闘争になると
実際、弁護士しか動けないわけです。
署名をしたナバホの参加者に
アヒャハーとナバホ語でお礼を言っていたフレッド。
思わずあなた、ナバホ?と冗談が・・・。
こういう光景は何度も見ています。
ホピだとわかっていてもナバホ語で返すナバホは
いますが、逆は目にしたことがありません。


ホピのヴェテランズメモリアルセンターにも設置されて
いたダイソンのドライヤー。

アメリカで見る、こういうお手洗い用のドライヤー
の中では一番性能がいいのではないでしょうか。



このTUBA CITYから北東へ50マイルほど行った
所にある石炭採掘会社の水の使用量が
半端じゃなくて、それがTUBA CITYと
ホピのモエンコピヴィレッジに近くて、
地下水の汚染の原因になっているのです。

水は命。

もらったDVDは<アメリカ西南部、我々は
涸れ始めているのか?>というタイトル。

地球の砂漠化と聞くと思い出してしまう
テレビドラマがあります。
ずい分前に放送された<漂流教室>。
常盤貴子と窪塚クンが主演で、
楳図かずおの連載漫画をドラマ化したものでした。

セドナの湧き水から大腸菌が見つかったというニュースは
去年のこのブログにも書きました。
サンフランシスコピークスに撒く人工雪に
浄化した下水を使うことの是非。

今いるこの場所では<水>に関する話題に
目を向けざるを得ません。


2012年2月26日日曜日

ファーマーズマーケットで


今日はロザたちがお店を出す日だったので
切れたハチミツを買いに、町外れで行われている
ファーマーズマーケットに行きました。


夏のフラッグスタッフでのファーマーズマーケットに
出している美味しい卵を売るデニスおじさんも
来ていてびっくり。
今回はフェニックスのホールフーズで買って来た卵
があったので、また次の機会に・・・。


入り口付近で揚げたてのコーンチップスや
グァカモレ、パンやケーキを売っている男性。
試食したグァカモレが美味しかったので
小さいサイズのと、コーンチップスを買いました。

うちに帰ってランチ代わりに・・・。




たまに来て、89Aをウェストセドナから北に戻る途中の
景色をこうやってあらためて見てみると、
やっぱりセドナのこの風景には
圧倒されます。



明日からまた雪との予報ですが、セドナも
帰って来たフラッグスタッフもまだきれいに
晴れていました。

今日はNBAのオールスターゲームと
アカデミー賞の2つのビッグイヴェントの日です。

久しぶりにJEDと

JED、待ち合わせの場所、間違えたんじゃない?
ほぼ1時間待ってたんだよ・・・。
まあニューフロンティアで買い物は
出来ましたが。
彼は時間にはだいたい正確な人なので、
こんなに遅れて・・・と思っていたら
10時3分に着いてたよ、ですって。






彼の新しい作品です。
写真用に自慢のエルクのレザーも持って来て
くれていました。

写真撮影や話が終わって、となりのテーブルで
マーケットで買ったランチを食べていた男性に
ランチのじゃまはしなかったかとたずねていたJED。
いつでも人一倍気遣いの彼でした。

またまた狼との混血犬


セドナのニューフロンティアマーケットのパティオで
見かけた犬。
聞けばメキシカングレイウルフとシェパード、
アラスカンマラミュートの混血なんだそうです。



少し前にセドナの水汲み場で見たパールも
狼とマラミュートの混血でした。
このタコという名前のワンちゃんは10歳。
昨日誰かがチョコレートを食べさせて、今日は
調子が悪いんだとか。
確かに元気がありません。


こんな表情をされたら、見ているだけでも
癒されますよね。
実際に犬を飼おうとは思いませんが
(だって世話が大変でしょう?)、
確かにこんな優しそうなワンちゃんがそばにいて
一緒に生活していたら、
心が和むだろうなあとは思います。



ホピに行っても野良犬にすり寄られるつれあい。
このタコ君にもすり寄られて、彼のそばで
タコ君も和んでいるようです。


タコ君のオーナーのチャッド。
このあたりには湧き水、いっぱいあるよぅと
セドナとコットンウッドの湧き水の場所の地図を
書いてくれました。
今度1度行ってみよう。

セドナは暖かく、みんな半そででした。

セドナのニューフロンティアマーケットでまだあった
オーガニックのさつまいもを買いました。

2012年2月24日金曜日

鉄矢さんからのお土産




昨日やっとお会い出来た鉄矢さんが持って
来てくださったお土産。
どれもうれしいですが、特につれあいにはやはり
メジャーリーグ年鑑でしょうか。

中には鉄矢さんの書かれた記事も載っています。

おせんべいやお茶などに加えて
今年の干支、龍の小物まで・・・。

私たちはホピのキィチェーンを差し上げたのですが、
私がこれはホピ族の、と説明しかけたら
私、シルヴァーが好きなの、とおっしゃって、
喜んでいただけたようで良かったです。
後でよく見たら、確かにイヤリングもリングも
シルヴァーをつけられていました。

自分がシルヴァーが好きなので、ゴールドを好む女性
が多い中、シルヴァーが好きという女性には
つい好感を持ってしまいます・・・。

お仕事は今年が最後といらっした鉄矢さん。
きっと今日もダルヴィッシュ狂想曲のど真ん中に
いらっしゃったのでしょうね。

どうかお体気をつけてお仕事なさってくださいね。

たくさんのお土産、お心遣い、ありがとうございました。

2012年2月23日木曜日

PINAを見ました

サプライズ球場の喧騒を後にして
スコッツデールへ。
まだやっていた<PINA>を見に行きました。



野球からバレェの世界へ。

もうず~っと1度は見たいと思っていた
PINAの舞台。
でももうこういう形でしか見れなかった。
凡人の私にはとにかくすごい、と言うくらいしか
そのすばらしさの表現方法が思いつきません。

PINA、イメージの天才です。
そしてダンサーたちのあのパフォーマンスは
もう人間を超えている。
顔で目で髪の毛で体全体で指先で足で、の
あの表現力に見ていてただただ圧倒されます。

何の前知識もなく見に行ったのですが、
私としてはもう少し生前のPINAの姿を
見せて欲しかったというのが、
監督ヴィム・ヴェンダースへの希望でした。
だって彼女、とにかくカッコいいんですもの。

前衛的な舞台で踊るダンサーたちを見ながら
あるいはとても実験的なダンスシーンを街中で、
あるいはモノレールの中で繰り広げるダンサーたち
に引き込まれながら、ふと寺山修司を思い出していた私。
あのイメージはどこからわいて来たのか。
そんなストーリーが聞きたかったなぁ。



彼女が一人のダンサーに言った言葉が
ずっと頭に残っています。

Fragility is a strength.

もろさは強さ。

もろさ、弱さばかり目立つ私には心強い言葉です。

それにしてもあのダンサーたちの体型!
よし、また頑張って筋トレやらなくちゃ!


今回は1泊2日でキャンプへ 4) ダルヴィッシュ狂想曲 その3


誰も知らない?ダルヴィッシュ投手のお父さんを
目ざとく見つけて、写真を撮らせてもらったつれあい。


これが昨年16勝を挙げて、ダルヴィッシュだけじゃなく
他の選手もいるんだよ~と日本のマスコミに
ちょっと不満をもらしていたらしいホランド投手。
気さくに写真に収まってくれました。




1年ぶりにお会い出来た鉄矢さん。


産経新聞。


NHK。


テレビ朝日。


日本から来たファンを探していた、
日本のメディア関係者。
私が聞こえた範囲では日本から来たという人は
見かけませんでした。
その代わりNHK、テレビ朝日、フジテレビと
3社からインタビューをされた私たち。
(どうぞ写っていませんように)
↑の写真はNHKからインタビューを受けるつれあい・・・。


槇原さんの姿も。
実は鉄矢さんは今回は彼と一緒にまわっています。



練習が終わっていったんカートに乗ろうとした
ダルヴィッシュ投手でしたが、
ファンの声に降りてサインをしに来たのは良かった
のですが、みるみる人が押し寄せて・・・。
私たちはサインをもらえませんでしたが、
もらったアメリカ人にまたまた日本の
メディアがインタビューしていました。

ちょっとこれ危ないから、と何度か
これで最後と言いながらもサインをし続けていた
ダルヴィッシュ。
あれはスタッフが何とかしないと・・・。

そんなこんなでダルビッシュ狂想曲。
サインはもらえませんでしたが、何だか楽しい
1日でした。

今回は1泊2日でキャンプに 3) ダルヴィッシュ狂想曲 その2












何せ100人以上のマスコミ。
ダルヴィッシュの動く方へ大きな望遠レンズのついた
カメラをかついだ人たちが波のように動きます。

時に彼らも球場の中へも入れず。
あんな様子をはたから見ていたら、あんな風に
スポーツニュースの番組が作られ、
新聞記事が書かれるのだなあと何だか
感心してしまった私。
そばで記者の15球投げただの、16球だとかの会話も
聞こえてきます。
ノートにメモだけ取る人も。
ほとんどが日本のメディア関係者。
中にスパニッシュと地元のフォックスCH4が
来ていたのを見ただけです。

ファンの数より圧倒的に日本のマスコミ関係者。

これを見てレンジャーズのピッチャーの
ホランドがちょっと不満をもらしたのも
仕方ないかも・・・。