2012年8月19日日曜日

サンタフェインディアンマーケット その6. こんな出会いもあります



アンティークモールを出て、朝からコーヒーも飲まずに
ギャロップを出たので、とりあえずすぐ近くにあったカフェ
に入りました。



なかなかすてきなカフェです。



が、私たちの目はあるものに釘付け・・・。


あ~かい帽子に黒マスク・・・。

まぼろし探偵!

そして金田正太郎くん!

鉄人28号の・・・。


聞けばこのカフェは以前はおもちゃなどを売ってもいたのだそうです。

もしかしたらまだリストにあるかも、とお店のマネジャーの女性が

調べてみてくれましたが、残念ながら見つからず。

多分売り物ではないと思う、ということでした。

あぁ、でもこれ欲しかった!



私がお店のマネジャーと話しているのを聞いていたこの男性。

私たちが(疲れていたのもあり)彼のそばのクッションのいいいすに

腰を下ろしたら、サイゴンから来たの?と声をかけて来ました。

あとで聞いたら彼のガールフレンドがヴェトナム人で、

私がフラッグスタッフから来たと話していたのをサイゴンと

聞き間違えたみたいでした。

そして、でもそれが会話の始まりでした。

彼の名前はデイヴさん。

10月に日本へ旅行に行くのだけど、と自分で作ったカードを見ながら

ちょっと質問してもいいですか?と。

実は私、日本語教えていたんです、何でもきいてください、と私。

デイヴさんは10月に自分で計画を立てて、

一人で京都と奈良だけ行くそうで、関空に着いたらMKタクシーで
 
大津まで行って一泊。何とか寺があるところと言うので、多分それは

石山寺でしょう、と私。京都では祇園の<リョカン>に泊まり、

京都から奈良へ行って、大仏、奈良公園。





聞けば彼は色んなところへ旅行をしています。

ロシア、キューバ(!)、イスラエル、ハワイはマウイ、カウアイ、

ビッグアイランド。

アメリカ人ってあまり世界を旅行しないことないですか?

リタイアしてアメリカ中をキャンピングカーで周ることはするけど、と

言う私の質問から話題はアメリカ人のことに。

私が普段アメリカ人について感じていることを遠慮がちに指摘したら、

彼もこういう話題は誰でもと出来るわけではないけれど、と

前置きして、彼自身が感じているアメリカ人の習性みたいなもの

の分析も話してくれました。

元々のヨーロッパ人がこの大陸に来て、東から、どんなことをしながら、

西までたどり着いたかとか。

まあまあ様々な話をしました。

彼は半分リタイアしていて、週の3日は病院でのヴォランティア。

あとは近くの山へハイキング。

旅行費用を貯めたいので、車は持たず、バスを使う。

コンピュータも持っていませんでした。

シンプルライフ。

彼はそう話していました。

何とリッチでエコな暮らしでしょう。

彼は大都会ボストンから7年前にアルバカーキに引っ越して来たのだそうです。


旅先でこんな人と出会って、しかも長い時間の非常に興味深い会話。

人との出会いってやっぱり面白いものですね。




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