2012年8月29日水曜日

インターネット時代の職探し、昭和の遺物

私は今求職中。
いえ先週までそうでした。
 
 
私はまだ失業保険の査定が終わらず、
もらっていませんが、とにかく仕事を探して
おかないと査定が終わって承認された時に
失業保険がもらえないので、
毎週4日、仕事を探したという記録を残しておいて
毎週日曜日にそれをコンピュータで入力するのです。
 
 
少し前までは週に3日、あるいは3つ仕事を探して
用紙に記録しておくだけで良くて、
毎日曜日には簡単な質問にイエス、ノーで
答えてそれでOKでした。
 
 
それが数週間前から週に4日仕事を探さないと
いけなくて、しかも日曜日には
その1つ1つを入力しないといけなくなりました。
 
 
 
 
 
 
ところでですが、私もこれをやらないといけなくなって
ずい分と色々な所にアプリケーションを
送りました。
政府の公的な仕事から、大学での仕事、
デパート等々。
どこからも一切のフィードバックはありません。
 
今回は採用出来ませんどころか、
あなたのアプリケーションは受け取りましたよ、
とか言う連絡(メール)は一切なし。
 
そういうものなのかなあと日本にいる妹と話した時に
日本の状況はどうなのかきいてみたら、
インターネットでの仕事探しは似たようなもの
のようでした。
 
彼女いわく、なので結局、求人誌を見て
実際にその会社へ出向くというやり方が
一番採用されやすいみたいということでした。
 
私に唯一電話がかかって来たのは
日本人の女性から。
あるジョブサイトで私の履歴書を見て
電話をくれたのでした。
 
彼女はアメリカの求人会社で働いていて、
日本語と英語が出来るという条件で人を探して
いたので、これにかなった私に連絡が来たわけです。
 
これが最初で最後。
 
何だかなぁ・・・。
 
ヘンな世の中だなあ・・・。
 
わけわかんないなあ。
 
何てことを言っている私はもうすでに
インターネット時代に取り残されているのでしょうね。
 
 
音楽が(レコードやテープやCDと言った)<形>
を失くし、
写真が<フィルム>を失くし、
それはみんな<データ>と言う目に見えないものに
変わってしまった・・・。
コミュニケーションの言葉すら・・・。
 
「口は災いの元」と昔の人は言ったけれど、
<口>をメールやブログに置き換えたら、
それを逆手に取って、何かを発した人に
<災い>をもたらすことだって出来る。
 
データ、<目に見えない>だけにやっかいだ・・・。
 
って思う私はもうすでに21世紀の化石・・・?
 
 
「梅ちゃん先生」でテレビが来た、
洗濯機が来たと大騒ぎ、大喜びする
昭和30年代の庶民。
 
連絡は電話のみ。
あ、じゃあ電話しといて、電話で伝えておくよ。
そんな会話が何だかシンプルで懐かしいです。
 
何て言ってる私も昭和の遺物・・・?!
 
 


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