2010年4月29日木曜日

ビーズショーで

ロサンジェルスビーズソサエティが主催するビーズショー。
去年は不況のあおりで、通常春と秋、年に2回の
開催が秋の1回だけでした。
今年はまたいつものスケジュールに戻ったみたいで
4月の最終日曜日に催されるショーに行きました。
今回のLA行きのもうひとつの目的。
LAに住んでいた時はサンタモニカで行われる
ビーズショーに足繁く通っては石を買っていましたが、
Bonitaを知ってからは、石はここでしか買わなくなりました。
石のクオリティ、新しい石の発掘、
オーナーの人がら、どれを取っても私には
ベストの石屋さん。
上の写真がオーナーのクリス。
仕事場で悩んでいた時、彼女しかいないと打ち明けた私に、
的確な石を選んでプレゼントしてくれました。
私はその石たちをネックレスにして、仕事場ではずっと
身につけていました。
暗示にかかったのか、本当にストーンパワーなのか
彼女が注入したレイキが石に満ちていたのか、私は
いつしかそのペンダントなしでも少し強くなっていたのです。





今回欲しかったのは、新入荷のブルーのペルー産アマゾナイト。
ウェブサイトで見ていて、何と言ってもこの色にほれて、
実物を見ても失望しなかった。
アマゾナイトは持ってはいたのですが、
それはロシア産。
ペルー産のアマゾナイトのこの鮮やかな色は
ウェブサイトで見たよりもっときれいでした。
真ん中の金色のは何と珊瑚です。
それも日本製。
これもウェブサイトで見ていて、でもこれって本当に
ナチュラルなの?って思うくらいきれいな黄金色なのです。
きいてみたら、クリスのだんなさんが日本まで
検分しに行ったのだそうです。
そしたら確かにこの色。ただつや出しのラッカーを
吹き付けただけ。
ゴールドも身につけないし、金色って好きじゃないのですが、
この珊瑚(珊瑚です!しかも日本製!)は気に入りました。
最後はカイヤナイト。
私が以前彼女から買ったカイヤナイトよりまだランクが上の
クオリティのカイヤナイト。
このミッドナイトブルーにもう抵抗出来ませんでした・・・。
買わずにおれようか!ええいっ!
ってくらいのお値段でした・・・。




古本を探す





ロサンジェルスに行って日本食の食材を
買い求めることの次にあるのは
日本語の本を探すことです。
今回も、私が買ったのはまだ少ないですが、
つれあいは山ほど買っていました。
山崎延吉という人は知らなかったけど<農本思想を問い直す>
というサブタイトルにひかれて買いました。
たまたま開けたページにあった「農は国の基」。
生産には三種あり。
1生命を作り出す 
2値打ちを作り出す
3効用を作り出す
農業は1 工業と商業は2と3
農業には廃物が出来ない、捨てるものがない。
などちょっと面白そうです。
今のような時代に読んでみるのもまた
新鮮かも知れません。





こんな本、どんな人が買って読んでいたのかしら、
と思わせる<旧暦と暮らす>。
私が小さいころには旧正月とか旧暦だと
いついつだとか、
母などが口にしていたのを覚えています。
旧暦がまだ生活の中に生きていました。

読むのはしんどいけど、腹の底から揺すぶらされた
トニ・モリソンの<青い目がほしい>。
<ジャズ>ではどんな物語が語られているのでしょうか。






<モーターサイクルダイアリーズ>の映画は
とても感動しました。
Y tu mama tambien
(天国の口、終りの楽園)
で主演していたメキシコの俳優
ガエル・ガルシア・ベルナルがゲバラ役でした。
伝記も読みましたが、ゲバラってとても
魅力的な人物ですよね。
最近は本当に日本の小説を
読まなくなりました。
どうしてでしょう・・・。

2010年4月28日水曜日

アフガンのベスト


年に2回行われる、ロサンジェルスビーズソサエティが
主催するビーズショー。
今回のLA行きの(日本食の買出し以外の)
もうひとつの目的は、このビーズショーに来ることでした。
ここで毎回ブースを出しているアフガン人の女性、
ノリアが売っていたアフガン製、手刺繍のベストに
一目ぼれ。
刺繍だらけで、身ごろは刺し子風。
生地もぶ厚くて、すごく暖かい!
Aラインで、後ろは何気なくフレアがきいていて、
ちょっとコムデギャルソン風?なところも
気に入りました。
他にも刺し子風、ショートコートも素敵でした。
遠くアフガンからやって来て、寒がりの私を
暖めてくれそうなベストです。

LAへ日本食の買出し

2泊3日でほぼ1年半ぶりにロサンジェルスへ
日本食の買出し。
ほとんどの食材はここ、
トーランスのニジヤマーケットで。
これでも以前に比べたら買う量は減っています。
歳とともにに、自分たちの食べる量も
減っているのですよね。
いつもこのお店でお世話になる神田さんが
この日も本当に手際よく、
氷と、お肉などの冷たい食材を詰める発泡スチロールの
大きな箱を用意してくださいました。
神田さんのきびきびしたお仕事ぶりには
いつもつれあい共々感心しています。
こういう方がいるのといないので、お店の
雰囲気はきっとずい分変わってくるのでしょう。
このあたりであと2軒、日本のマーケットに
行きましたが、レジの人もきちんとして、
気持ち良く買い物出来たのはニジヤマーケットだけでした・・・。
(まあいつものことなんですが・・・)
例えば買った瓶入りの4本のポン酢
1本1本を割れないように紙袋に入れてくれていたり。
(日本では当たり前かも知れませんが)
家に帰って袋を開けてみた時の
そういうちょっとした気遣いが
消費者をうれしくさせるものです。
ニジヤのローリングヒルズ店にいた
マイケルさんも感じが良かったです。
アメリカ生まれ、アメリカ育ちで話す日本語が日本人の話す
日本語のようで、しかも関西弁!
きけば、お母様が日本語の先生だとか・・・。
それで納得。
うちの中は日本!と育てられました、
と笑っていました。
往復1112マイル(約1800km)を走って
必要な買い物と歯医者さんだけ済ませて
また標高2000mの田舎町に
夜中過ぎにたどり着きました。
当分は日本食三昧!!

2010年4月22日木曜日

こういう本も見つかります

仕事場の近くにあるのですが、
めったに行かないスリフトショップ。
ホスピスが経営しているお店です。
このホスピスでボランティアをしているという男性が
お店に来て、ほんの少しの間でしたが
興味深い話をしてくれました。
ランチタイムにぶらっとのぞいたら、
レジのそばに無造作に置いてあった本。
50セントだったので、50円もしなかった
でしょうか。
白人の書いたこういう手のドキュメンタリー本には
(私の極私的意見ですが)どこかおごりのような
ものがあるような気がするのですが、
とにかくひとつの記録ではあるので
読んでみようかと・・・。

2010年4月21日水曜日

また冬

今年は何と言う気候でしょうか。
4月も後半と言うのに、今日は雹が降って
融けずに積もりました。
仕事が終わって帰ろうと、車にエンジンをかけて
気温を見たら、0℃でした。
今夜と明日の夜は-5℃くらいに下がる予報。
やっと春らしい気温になって来たと
喜んでいた矢先だったのに・・・。

JED来店

JEDはかの<ゴローズ>のゴローさんの師匠。
私のbuddyです。
彼はディスク(シルバーの丸い板)に
色んな模様のスタンプを打ち込んで
ボタン(と呼ばれる小さなコンチョ)を作ります。

これが彼のディスクのコレクション。
今日もたくさんのディスクを買っていました。
去年の秋、日本から来た友人の
フォトグラファーとフェニックスに彼を訪ねた時、
待ち合わせの時間を過ぎてもなかなか会えなくて、
そしたら彼は道ばたで、動かなくなった
メキシカンのカップルの車を
修理しようとしていたのでした。
損得を考えない、そんな気のいい人。

去年彼がお店にやって来て
見せてくれるなり、
私、これ、買う!!
と買った、JEDのバッグ。
まだクローゼットにしまったままですが、
本当はたとえ何も入れなくても
いつもこのバッグを肩にかけていたいのです。







2010年4月20日火曜日

Cirque du Soleil











ホピの友人スティーブがお店に来て、
明日からカナダへ飛ぶのだと言う。
彼の息子のナコタはフープダンスの名手。
フープダンスというのはフラフープのような
輪をいくつも同時にくるくる回しながらその輪を
くぐったり、投げたりしながら踊る、
ネイティブアメリカンの伝統的なダンスです。
そのナコタは現在シルク・ド・ソレイユに在籍中。
ウェブサイトの<TOTEM>を開けたら、
彼が看板です。
そのプレミアに奥さんのマリアンと一緒に
明日、フェニックスからカナダへ向かうのだと。
正装用のボロタイとカフスをこれから
作るのだと、いそいそと帰って行きました。
上の写真は去年のサンタフェのインディアン
マーケットでパフォーマンスを披露した
ナコタです。
礼儀正しい男の子でしたが、さすが
自分の見せ方をしっかり心得ているのには
感心しました。




探していたものが見つかる、スリフトショップ!



hodgeもodgeもずんぐりとしたという意味ですが、
hodgepodgeとなるとごたまぜの、と言う
意味らしい。
collectiblesというほどのものはないし、
(私はお目にかかったことがありません)
仕事場に近いのだけどめったに行かない
スリフトショップ。
でもふらっとのぞいてみたら、
こんな本が50セントで・・・。
英語の勉強をかねて、読み始めました。
このお店は町のホスピスが経営していて、先日、
ここでボランティアをしているという白人の
おじさんが仕事場のお店にやって来ました。
ほんの短い会話でしたが、彼の経験談は
私の心を動かしました。
それはまた次の機会に・・・。

2010年4月18日日曜日

Earth Day

アースデイは今年で40年目。
ということは1970年に始まったんですね。
ここフラッグスタッフでも17日の土曜日、
市役所のそばでアースデイのイヴェントがあり、
ランチタイムにのぞいてみました。
けど、がっかり。
こういうイヴェントってその町の文化度が表れますよね。
東京のはどうだったんでしょう・・・。


この町で唯一自慢できるレストランというか、
もうこのお店の存在自体が<アースデイ>なお店、
ディアブロバーガーですが、
一見プラスチックと見えるお水用のカップも
素材はとうもろこし。
プラスチックも発泡スチロールもないお店。
(アメリカでは希少です。to go と称する、
レストランのお持ち帰りはすべて発泡スチロールの
容器に入れられて、その数や、半端じゃないのです)

モットーは<ローカル>。

最初の写真はほんものの映画ポスター。
私たちがこの町に引っ越して来た時、
まだ存在していた個人経営の映画館。
この映画の上映が最後でした。
ここでは<Into the wild>
ニール・ヤングのドキュメンタリーも見ました。

閉館が決まって、ポスターをもらいに行って、
ニール・ヤングのはもらえなかったけど、
この<不都合な真実>のポスターをもらいました。

何だかんだ言っても、この映画はひとつの警鐘
を鳴らしたことは事実でしょう。

<EARTH>の未来のために、
あなたは何が出来る?
何をする?
もっと言うなら、どんな生き方をしますか?



バリ党

先週行ったセドナで寄ったアートマーケットで
買ったバリ製のポーチ。
敷いているのはアラスカにいた時に
エスニックのお店で買ったスカーフです。
いつの頃からか手織りの布が好き。
特にアフリカ、バリ、グァテマラのものが。
何に使おうと考える前に買ってしまってる。
人の手の織り成すもの。
ことことと1本1本の糸を丹念に織って行く、
私には気の遠くなるような作業。
神様は人間にものを作らせるために
両手を与えてくれたんだから、
その手を使わないと、とお祖父さんから教わったんだ
とホピのジュエリー作りの長老である
ローレンスがある時話してくれました。
不幸かな、私は手先が起用だった父には似ず、
洋裁も編み物もだめ。
作れるのは簡単なネックレスやブレスレットくらい。
だからよけいかも知れませんが、
手織りをする人の根気、あの細かい図柄を細い刃で
カットして行くホピのアーティストたちの繊細な技術に
ほれ込んでしまうのです・・・。

今年になって初めて外を走る

ロサンジェルスでメンバーになったジムは、もう入会して17年です。今住む町にはないので、フェニックスに行った時だけ使っていますが、そうしょっちゅうフェニックスに行くわけではないので、この2月に、アパートからすぐの小さなジムの会員になりました。

ところがこの冬の寒さで、車で5分のジムにさえ行く気が起こらず、ついに3月は1度も使わず。4月になってだいぶん気温も上がって来て、やっと通い始めたしだいです。

今日は昼間、そのジムで40分ほどマシーンやらダンベルで筋トレ。やっと外が気持ちよく走れる気温になり、足ならしに夕方30分だけ、アパートの周りを走りました。去年の秋、建て始めたばかりだった家も完成していたし、アパートに植えられてるこんな黄色い花も咲いていました。

ようやくここにも春!!

やっぱり室内のトレッドミルよりはコンクリートの上でも、一歩一歩、踏みしめながら走る方が断然気持ちがいいし、足の筋力もつくような気がします。

それにしても体を動かすって気持ちいいし、楽しい。

小学校の頃から運動嫌いだった私を、ハードコアなトレーニングマニアに変えてくれたのはLAのジムのエアロビクスのインストラクターだった人。小柄だけれど、筋肉隆々でバネのような体の持ち主だった、ヒップホップのダンスもめちゃくちゃ上手い黒人女性でした。

体をこわしてフルマラソンもやめて、ワークアウトをスローダウンしましたが、ここに引っ越して、山の中や林の中を走ることの気持ち良さにはまった私です。

さてレースのシーズンに向けて、私のトレーニングが始まりました!

2010年4月17日土曜日

春を感じた・・・

「季節のない町にうまれ・・・」と
歌ったのは泉谷しげる。
季節感があまり感じられない町に住む私。
町のファーマーズマーケットという、地元の小さな
マーケットで売っていたアスパラガス。
この緑に春を感じて、一束買って、ゆでて、
グレープシードオイルがベースの
マヨネーズで食しました。
美味しかった!!

気温もやっと春らしく上がって来て、
本物の<ファーマーズマーケット>が待ち遠しい私です。

2010年4月15日木曜日

今、トレンドはローカル

去年の夏にオープンした
ディアブロバーガー。
ハンバーガー屋さんです。
私たちが唯一この町で外食をするところ。
でもただのハンバーガー屋ではありません。
ここのモットーは<ローカル>。
地元産の食材を使うということです。
夏場は夏の間だけオープンする、この町の
ファーマーズマーケットで仕入れる
地元産のオーガニック野菜。
お肉は町外れのランチの、ローカルビーフ。
私もここで使うのと同じお肉を使っていますが、
何よりも脂分が少なく、
狭い店内でもあのファーストフードのお店独特の
強烈なにおいがないのです。
鉄のバスケットに油を通しにくい紙をしいて
そこにハンバーガーと野菜とフライドポテトが入って来ます。
プラスチックはありません。
ポテトもプロヴァンスのハーブが
かかっていて、何とも美味しいのです。
奥にはこういう仕分けのゴミ箱が。

お店の女の子が使い終わったこのカップを
Compost用のゴミ箱に投げ込んでいるので
きいたら、何とこのカップ、
プラスチックではなくとうもろこしから
作られているのです。
フラッグスタッフで唯一自慢できるのは
このディアブロバーガーでしょうか・・・。
1つ10ドルは安くはないのでしょうが、
決してうわぁ高い!という気持ちにさせないのは
このお店のポリシー、食材、すべてが
自分たちの考え方と合致し、
気持ち良く食事が出来るからでしょう。




Tuba Cityへオークションを見に

昨日お店にやって来たお客さん、
フラッグスタッフから120kmほど北に位置する、
Tuba Cityというナバホのリザベーションの町の
Van's Trading というお店の経営者の一人でした。
毎月15日にオークションをやってるんだ、
という言葉につられて(?)、
ちょうど今日、木曜日は仕事はオフだし、
行ってみました。
お店はだだっ広く、半分は普通のマーケット。
あとの半分でナバホラグやらペンデルトンの
ブランケットや、インディアンジュエリーを
置いています。
(ナバホのものしかなかったですが)

北アリゾナの砂漠は、
砂の色が微妙に変わって行くんですよね。
最初は左の写真のように<砂色>。
それから右の写真のように
赤っぽい色に変わります。








オークションは3時から。
と言ってもフラッグスタッフ時間では2時。
アリゾナはサマータイムがないけど、
ナバホのリザベーションはサマータイムで、
1時間進んでいるのです。
リストに名前を書き込んで、番号を書いたピンク色の
札をもらって待機。
お店が<ブツ>を持ち込んだ人に払った値段から
せりはスタート。
落としたい人はこのピンクの札を挙げる。
写真で札を挙げている、私の隣でかなりのものを
買っていた女性。
毎回このオークションに来て、
落としたジェリーはE-bayで売っているのだそう。
そのほかにも白人のディーラーっぽいカップル、
あとはお店でもやってるらしきナバホたち。

私が買いたいと思ったものは全然なかったけれど、
私もこういったジュエリーの大体の
相場はわかるので、まあ何と安く
売買されていることでしょう・・・。
ここで競り落とされた値段の3倍から4倍の
値段で市場に出回るわけです。

知らなかった方が良かったのか、
知った方が良かったのか。
私も今の仕事場で働かなかったら、
いくつかのジュエリーには飛びついたかも・・・。



2010年4月11日日曜日

ひとりセドナの日曜日 2

さすが観光地の
セドナでは週末はあちこちで
アート&クラフトショウが
開かれていました。

最初に見つけたこのアートショウでは
お店に来るお客さん3組が
テントを張って、お店を出していました。
クレイという男の子が売っていた石を
いくつかつい衝動買い。
サングラスをはずしたら、すっかりその辺の
おにいちゃんって感じの人でした。

帰りは遠回りをして、
これは途中で車を停めて写したベルロック。
(ひとりだとこういうことが出来るのが
いいデス。今日も何度も車を停めては
写真を撮りました。)
赤い岩と青い空。
このコントラストが私は好きだし、
この岩の赤い色ってなぜか心が落ち着く
気がします。
私の住むフラッグスタッフは小さな町で
しかも標高2000mという高さにあり、
LAのようなだだっ広い都会から来た
私には、いまだにどこか息が詰まる気がします。
これはホピの村に行く時もそうですが、
町を出てフリーウェイにのると
何か、気分がうきうきして来る。
気持ちがぱ~っと広がる感じがするのです。
でもフラッグスタッフだからセドナも近いし、
ホピにも約2時間のドライブで行ける・・・。
そう、もしかしたら、それくらいの距離が
いいのかも・・・。

ひとりセドナの日曜日 1

めったに一人では行かないセドナへ、
今日は一人で出かけました。
まずお水。
雪も多かったせいか、お水は今日も
もったいないくらい湧き出ていました。
アップタウンで例のお茶屋さんへ。
そこでお茶を買っていた女性と少し会話を。
どこから来てるの?
LAよ、と彼女。私もLAに長く住んでたの。
LAのどこ?と、私。
Foxs Hillsよ。
えぇ、そこらへんよく知ってるよ。
お茶、好きなの?
好きだということで、彼女にLAのCHADOを
教えてあげました。
その彼女とパーキングでまた一緒になり、
写真を写して、ついでにメールアドレスも交換。
彼女(左側の女性)の名前はケニヤ。
まさにあの国名のケニヤと同じスペル。
で、「少年ケニヤ」なる古い古いテレビドラマ
を思い出す、これまた<古い>わたくし・・・。
短いカーリーヘアがよく似合う彼女は
まさに少年のよう。
もしかしたらゲイカップルだったのかも
知れません。






お茶屋の前にはReiki Centerのある
クリスタルショップへ。
今日はじっくりと見てまわりました。

アーカンサスとスペルしてアーカンソー
と発音する、アーカンソーのクリスタルが
いっぱい売られていて、
私もお手ごろな値段の、いくつかのクリスタルが
袋に入ったのを1つ買いました。
外でもこうやってクリスタルを
ディスプレイして売っています。
気温も20℃あり、フラッグスタッフと違って
風を冷たく感じない
セドナでした。





2010年4月8日木曜日

サンフランシスコピークス

正しくはサンフランシスコ山のようですが
地元ではサンフランシスコピークスと
呼ばれています。
(関係ないですがドラマ<ツインピークス>
覚えていらっしゃる方もいるかと・・・。
面白かったですよね。あのピークスです)
アリゾナで1番高い山。4211m。
やっと春らしい気温になった今日、
この山がきれいに見えるところまでドライブ。
この山にはスノーボールというスキー場があり、
ここ何年もこの山に人口雪を降らせるのに、
下水の水を浄化して使うという案が
ネイティブや環境保護論者から反対されていた
のですが、去年その法案が通り、
早ければ来年あたりからその人口雪が
使われるようです。
ホピの人たちはこの山にカチーナが住むと
信じています。
<雪をかぶった山>というホピの呼び名のある山
なのですが、1600年代にスペイン人が来た時、
この山の名前をきかれて、
「(ホピには何よりも大切な)雨をもたらしてくれる
神様が住む山だ」と答えたら、
「雨をもたらしてくれるのは聖サンフランシスコ様
なのだ」と、スペイン人がつけた名前
なのだそうです。
その聖なる山に使う人口雪が、
下水から作られるというところで、宗教的、
文化的観点から争っていたのですが、結局宗教、
文化の侵害にはあたらないという判断が
なされたようです。
ホピたちはこの山からカチーナを迎え、
ホームダンスというセレモニーでまたカチーナを
この山まで送る。
それが1年のサイクルです。
今年はこの山に登る!!
のが1つの目標!!

このピンク色にひかれて・・・

上はデザートプレート。
直径18cm。
このlos angeles, calif という文字だけにひかれて
買ってしまいました。
仕事場の近くのスリフトショップで、
その日はキッチン用品が半額。
直径24.5cmのディナープレート3枚と
このデザートプレート3枚、
計6枚のお皿たち。
何と重さが5kg近くもありました!!
1931年創業で、最初はおもに
ホテルやレストラン用の食器を作っていた
らしいWallace という陶器会社。
この会社のことはまだよく調べられていないの
ですが、ただこの淡いピンクのふちの色が
何ともかわいくて、もう食器は買わないでくれと
つれあいから言われているにもかかわらず、
つい手が出てしまいました・・・。
ただこの会社の製品は裏のスタンプで
製造年月日がわかるようになっていて、
ちなみにこの写真のお皿が作られたのは
1955年11月。
ディナープレートたちも1956年代製でした。
長年使われて来たのでしょうか。
この重さ、この頑丈さですものね。
さすがにオークションには出ていないところを
見ると、きっとたくさんあり過ぎて
そういう価値はないのでしょう。
でもこのピンク色に、何かアメリカの歴史を感じます。
1970年代ごろまでに作られた
アメリカ製の食器にはデザインともに
とてもしゃれたものがあります。
外国でものを作らせるようになって
品質ががたんと落ちたような・・・。
Made in USAにあこがれた世代の私は
スリフトショップで洋服のタグや食器のプリントに
Made in USAの文字を見るとつい手に取って
見てしまうんですよね・・・。