24時間テレビでのもう1つの記事は
乙武洋匡さんがツイッターに書いた文章です。
もう10年以上前、彼にこの番組の
パーソナリティの依頼があったけれど
彼は断ったというもの。
今回、片足義足の女子高校生が
屋久杉をめざすという企画でしたが、
見ていると私は何とも言えない
居心地の悪さを感じていました。
彼女を取り巻く人たちが醸しだす雰囲気に
とでも言えばいいでしょうか。
☆
それと平行して?数年前にがんで亡くなった
大阪のお笑い芸人の男性の家族が出演。
亡くなる前に父親であったその芸人さんが、
3人の子どもたちに宛てて書いたという手紙を
寛平ちゃんがそれぞれに読むというもの。
一人ひとりの子どもたちは自分に書いて残された
お父さんの手紙をおそらく初めて聞いて、
それで一体どんなコメントが、言葉が
発せられるというのでしょう・・・。
それを男性アナウンサーは、
○○ちゃん、お父さんのこの手紙、どう思いますか?
あるいは、どうですか?などという質問が
出来ることが信じられない。
子どもたちはただ涙を流すだけです。
それがすべてを物語っているでしょう。
ハイ、うれしいです。
これからもガンバリます。
などと言う白々しい言葉を求めていたのでしょうか。
私にはこの番組の意図も、このアナウンサーの
意識も理解出来ませんでした。
ここに父親を亡くしてもこうやって
家族そろって頑張っている親子がいる。
もし番組でそういうことを伝えたかったのなら
何か別の方法があったのではないか。
☆
めったに見たこともない番組だったので
ちょっとどんななんだろうとしばらく見ていましたが
私の頭には慈善というよりはギゼンという文字が
ちらついて仕方なかったです・・・。
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