2012年8月24日金曜日

銀の価格の上昇をあらためて実感・・・



少し前に話したホピのシルヴァースミスの友人。
シルヴァーが買えないからすることがないんだと。




私は今日も部屋の片付け。

箱いっぱいのプリントアウトの紙。

働いていたお店で毎日作っていた、
シルヴァーの価格のチャートです。

一番初めのは2009年2月から。
今からたった3年半前です。

翌日には値段を書き換えて、どうせごみに
するのでそれを自分用に持って帰っていました。

それが今年仕事をやめるまでたまっていたのです。

2009年2月10日のシルヴァーの市価は1オンス
13ドル13セント!



ホピのアーティストもよく使う、
20ゲージの厚さの板、1X6インチの値段の
エスティメイトが16ドル77セント!

 


これは私が仕事を辞める直前、
今年の4月4日のチャートです。
シルヴァーの市価は31ドル41セント。

約2倍。

これでもいっときの45ドルからはだいぶん
下がった値段なのです。

この市価だと20ゲージの1X6インチの板の値段が
36ドル32セント。
 
 
先日のインディアンマーケットのイヤーブックの
中の記事にもあったように、
インディアンジュエリーの根幹である材料の
銀も、価格の高騰によってインディアン自身が
手に入れにくくなっているという意味では
<危機に瀕している>材料と言えるかも
知れません。
 
 
古いインディアンジュエリーのあの厚さ、重み。
今同じゲージで作ろうと思ったら、どれだけの
材料費(銀の値段)がかるでしょう。
 
かと言って買う方にしてみれば
あまりに薄っぺらいものは嫌だけれど、
バジェットにも限りがあります。
 
インディアンマーケットに出していたペリー・ショーティの
ブレスレットの厚みを思い出します・・・。
 
 


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