2014年12月31日水曜日

2015年、エド・カボティの絵、バランスと自由


アリゾナは、新年まであと6時間。

日本はもう2015年の幕が
上がりましたね。


月曜日のズンバのクラスが終わって、
インストラクターのスージーが、
この前、1999年が終わって
2000年になる!なんて騒いでいたのに、
あれからもう15年だなんてね、
ともらしていたのですが、
確かに、21世紀もすでに
15年目なのですね。


フラッグスタッフは昨夜から降り出した
雪が、今日も1日中降り止まず、
大雪です。


気温も−6℃から上がらず。


昨日、買い物を済ませておいて良かった。


今日は文字通り、1歩も外へ出ていません。



昨日、ホールフーズへ買い物に行った時に、
出口の棚に積んであったNOISE
の表紙を見て、久しぶりにもらって来ました。









誰の絵かしら。










こちらのタイトルは、「バランスへの道程」









そしてこれは
「自由への走者」。


ちょっとタッチが似てるでしょう?


お父さんのマイケル・カボティに。


そうなんです。


アーティストの名前は
エド・カボーティ。


あのフレッド・カボーティの孫であり、
2009年に急逝した、

マイケル・カボーティの
息子さんです。











アーティストであり、
ミュージシャンでもあるエドは、
シルバージュエリーもつくるのですね。


まさに羽ばたかんとする鳥。

大きなターコイズ。


ダイナミックですね。


彼がジュエリーも作るということを
知って、ちょっとうれしかったですね。



ホピの伝統を受け継ぐアーティストが
一人でも増えて行きますように。



2015年の私のささやかな目標。

ルイステワニマのレースで
たとえ1分でも、
タイムを縮めること。



そして何よりも、
地球上で、
世界中の人々が出来るだけ
穏やかな日々を送れますように。







よくマラソンは人生に例えられます。

そしてマラソンで一番大切なのは
ペース配分だとも。



では人生のペース配分って何なのでしょう。


人生はマラソンの如しかも
知れないけれど、
今のところ、私は(たぶん)性格上(笑)
自分の人生に<ペース配分>は
全く出来ていないと思います。


突っ走りたくなったら、
突っ走ってたような気がします。


とにかく、新しい年です。



エド(・カボティ)の絵ではありあませんが、
自由へ向って走り続けたいですね。



















2014年12月30日火曜日

天気予報はどんぴしゃ











今日は朝から快晴。

雲一つない快晴。

空は真っ青。


夕方、写真ではあまりわかりませんが、
上弦も過ぎた月が、
ぽっかりと、雲もない北東の空に
出ていました。


6時半に歩いてジムへ。

少し空が曇りかけてはいました。


7時過ぎにクラスが終わって
ジムの外に出て、
モニカと立ち話。


彼女も明日からニューイヤーズデイに
かけてホテヴィラに帰りたい
のだけど、雪の予報だし
どうしようかと迷ってるの、と。


空を見上げたら、もう雲が出て来て
いて、ほらね、それっぽく
なって来てるじゃない、と。




天気予報では今夜から雪。

明日明後日と雪なのです。









ふとベランダのドアを開けて
外を見たら、何?

もう積もってる!

時刻は11時半でした。


天気予報、ぴったり当り!


これでもう、今年はセドナへ
初日の出を見に行こうかと話して
いたのですが、
それはなしです。


セカンドメサもセドナも
もちろんフラッグスタッフも
大晦日、元旦と雪。


2015年の初日の出は

少なくても、このあたりでは
見れそうにありません。



2日の金曜日はまた
晴れマークなんですけれど‥‥。




過ぎてみればあっと言う間の
1年でした。


2014年は明日でおしまいです。







キューバ、カストロ、ゲバラ









先日、オバマ大統領が、
キューバとの国交再開に向けて
議会での論議を始めると
発表しました。


だからでもないのですが、
買ってから長いこと本棚に立てたままだった
この本をやっと読み終えました。


本は面白かったですが、
タイトルが好きじゃないです。

編集者が考えたのでしょうか。



「銅像なき権力者」


<権力者>って言葉にはきっと誰も、
あまり好感は持たないでしょう。



本を読んだ限りでは、
カストロはいわゆる
<権力者>という言葉からイメージする
<権力を持つ人>とは
ちょっと違う。

いえ、だいぶん違う。


本の内容から見て、
著者はカストロが大好きであるようなのに、
不用意に<権力者>
とタイトルに持って来るのはどうなのかな

というのが私の感想。


著者も昨年亡くなっているので、
聞くすべもありませんが。



キューバ。


行った人が口にする言葉はみんな同じ。

すごく良かった。


私がイメージ出来るキューバは、
ロサンジェルスのアパートに住んでいた
キューバ人の家族。


アパートの近くの有名なキューバレストラン。


そして「ブエナビスタソーシャルクラブ」。


さて、我が家人は
キューバに行きたくて仕方がありません。


この本が出版されたのも、
すでに10年以上前。


アメリカとの国交が回復したとして、
その後のキューバ、
カストロ無きキューバは
一体どう変遷して行くのか。


行くなら今しかないでしょうね。



私が本の中で何だかすごく
感動したのは、
著者を訪ねて来た、
アルベルト・グラナドスの
ゲバラとの
「モーターサイクルダイアリー」
に記されたバイク旅行から始まる
ゲバラとの思い出。


そしてアルベルトがすごいのは、
ベネズエラで医者として
成功していた彼が、
ゲバラからの、「こっちへ来て、
キューバという国を一緒につくらないか」
という誘いに応じて、
私財を擲って、妻子とともに
キューバに向ったことでした。


それ以降キューバに住み続けた
彼は、著者が会った当時すでに80歳。


「後悔は何もないね」と
言い放つアルベルトだって、十分に
すごい人生を歩んでいます。


カストロもすごいけど、
あらためて
ゲバラに(本や映画で)会いたくなった
私です。



















わが家の屋外天然冷蔵庫







コスコで買って来る、
Simply Orangeのオレンジジュースは
3本で1パック。


冷蔵庫では場所を取るので、
この時期、ベランダに出して保存。


冷蔵庫の中より確実に外の方が
温度は低いので、
例えば多く作り過ぎたものも、
ラップをかけてふたをして、
外に出しておけば、
凍りこそすれ、腐ることはありません。














昨日の朝、また新しいのを
開けようとベランダから1本、持って来たら、
何と、オレンジジュースも凍っていました。


昨日の朝の外気温は−6℃。


凍っているとは言っても、
かちかちにではなくて、
オレンジの濃い色の部分は
凍っていますが、
上の色の薄い部分はシャーベット状。


流し台でしばらくお湯をかけて、
それでも解凍されないので、
結局シンクにお湯をはって、
しばらくつけていました。



向こう10日間の天気予報では
最低気温はずっと氷点下。


しかも今夜遅くから雪で、
明日の大晦日と元旦は、
みごとに雪。


特に明日は7〜12センチの降雪との
予報。
注意報が出ています。



今年は初日の出もなしですね。

ホピでもセドナでも、
このお天気では太陽は望むべくも
ありません。


今日はこんなにお天気が良くて、
太陽が燦々と輝いているのに。


そして1月2日はまた晴れ。

太陽マークが輝いているんですよ。


今年の年末、年始は
家の中でじっといるしかないですね‥‥。

2014年12月28日日曜日

プレイヤーフェザーとリサのパン












今日の私のリサへのお土産は
いつものチーズケーキと、
コスコで売っている、
オーガニックのホワイトコーンチップス
の大きな袋。


わが家ではなかなか減らない
チーズケーキも、
きっとここではあっと言う間に、
食べ切るでしょう。


少食の大人二人だけのわが家では
大き過ぎるコスコのコーンチップスも、
大人数のこの家にはちょうどいいサイズ。




私がリサからもらったのは、
これもいつもの、リサが焼いた
イーストブレッド。













そして今年いただいて来た
プレイヤーフェザー。










今日はホピの新年。


日本の「元旦」までは
あと4日です。





出来上がったばかりのホピジュエリーの本











著者からリッキーに送られて来たという、
新しいホピジュエリーの本。


紹介されている作家は、
リッキーのお父さん、ヴィクターを筆頭に、
セドナのコパヴィと関連のある
数名だけ。


中にシドニー・セカククも紹介されていて、
ちょうどつけていたシドニーの
ブレスレットをリッキーに見せました。










リサの長男、アンソニーと二人で
本の中に載っている、
彼のひいお祖父さんである
ヴィクターと、
お祖父さんであるリッキーの作品を
見ていたら、
30年以上前のリッキーの作品を見つけました。


お父さんがこんなカチーナのデザインで
チョーカーを作っていたことに、
リサもびっくり。


二人でこれが気に入ったので、
リッキーに作ってよ、とお願い。



70年代、80年代に作られた
ホピのジュエリーたちは、
今のものとはまた少し趣が違っていて、
1点、1点がとても個性的。



写真を見るだけも楽しいです。





プレイヤーフェザーのセレモニー








今日はホピで
プレイヤーフェザーのセレモニー。


3時半に目覚ましをセット
していましたが、3時にはぱっちりと
目が覚めました。


いくらゆっくり走っても、
2時間はかからないだろうと、
予定通り4時15分に出発。


もちろん外は真っ暗。


ションゴパヴィに着いて、
いつになく、
道に迷ってしまいました。


車を停めて、歩く人に道をたずねよう
としますが、それはみんなキバから出て来て
各家々にフェザーを配る男性たちで、
足を止めるのも悪くて、聞けません。


最後に意を決して、
灯りの着いた1軒の家のドアを
ノックしました。


中から出て来てくれた女性が、
ほら、今トラックが行ってるでしょ。


あそこをちょっと行けば、
2階建ての家があるから‥‥。
あ、そこまで行けば、わかります、
とお礼を行って、車に戻り、
さっきトラックが行った道に出ると、
何のことはない、
リッキーの家は目と鼻の先。


あぁ良かった!


リッキーの家に入るとリサは、
◯◯はどうしたの?!って
みんなで言ってたのよ、
と笑いながら迎えてくれました。


すでにセレモニーは少し前に
始まっていたのです。


次々と見覚えのある顔の男性たちが
リッキーの家に入って来て、
フェザーを配って行きます。


フェザーを手に渡される時、
みんなホピ語でお祈りの言葉を
言っていますが、一人だけ、
私に英語で言ってくれた人がいました。


フェザーをもらったら、
一人一人にアスクワレとお礼を言います。

そして羽を持って、外に。


毎年、見慣れた光景。
女性たちの長い長い列。
リサと私もその列に加わります。


ちょうど立って、待っている目の前の
東の空から朝日が昇り始めて、
羽をシュラインに立てたら、
朝日に向ってお祈りをささげて、
コーンミールをまく。


今朝は風もなく、空気は冷たかった
ですが、耐えられない寒さではなく、
どちらかと言うと
穏やかなメサでした。



リサの家に戻って、
セレモニーの食事をいただきました。


いつものマトンのシチュー、
ヌックィヴィですが、
今日のはお肉が違います。


聞けば、リッキーの兄弟、
サムが仕留めたエルクのお肉でした。
リサの息子のアンソニーが、
ボクはエルクは好きじゃない、
においがあるから、と。


今までエルクのひき肉しか
お料理したことがなく、
それに関しては全く臭みがなかったので、
今日、初めてエルクのひき肉以外
のお肉を口にして、
確かにこの臭みが、ちょっと以外でした。


それにしてもリサの長男のアンソニーは、
女性的なところでよく気がつく人で、
私がエルクのシチューの写真を
撮ろうとしたら、
最初の写真のように、
シチューの上になっていたスプーンを、
⬇の写真のように、直してくれました。












それにしても、私も先日、
同じアパートに住む、ハンターの
ジェシカにエルクのお肉を
オーダーしたところ。


今回はいつものひき肉に加えて、
ステーキ用に柔らかい部位も頼みました。


臭みのことをしっかり聞いてみないと。














これ⬆はピカミ。

コーンのプディング。

甘くて美味しいです。








昨夜は一睡もせずに
キバでフェザーを作っていた
というリッキー。

男性たちは一体、
どのくらいのフェザーを作るのか。
多分、気が遠くなるくらいの
数のはずです。


いつの間にか椅子にすわったまま
眠っていたリッキーに
リサがマッサージを始めたので、
交代して、肩と腕や手、
背中をマッサージしてあげました。


するとほら、こんなにすっきりした顔(笑)。


今年もプレイヤーフェザーギビング
のセレモニーに招待してもらい、
フェザーも分けてもらい、
無事にセレモニーを終えられたこと、
感謝です。



リッキーの家を後にして、
いつも通るヴィレッジ内の道に出て、
どうもまわりの様子が今までと少し違うんです。


道の補修?で道路が違って見えるのと、
新しい建物が建っていて、
それできっと朝も、つい迷ったのではないかと
思われます。



帰りはちょっと飛ばして(笑)、
お昼にはフラッグスタッフに戻りました。






2014年12月27日土曜日

1日遅れのクリスマスプレゼント








私たちが住むアパートのオフィスは
どうも、クリスマスイヴから
閉まっていた模様。


普段は、メールボックスに入らない
パッケージなどはオフィスに保管される
のですが、オフィスが閉まっている間に
来たものは一体どうなるのか。


それである荷物を受け取るはず
になっていた私は、ここ数日、
郵便のトラックが来る時間を見計らっては、
(いやいやながら)メールボックスのそばで
待っていて、いつも仏頂面で、
声をかけるのもコワいネイティブの
メールマンに
うちに何か、荷物はない?
と聞いていたのです。


そして昨日、トラックを見つけて
あわてて行ったら、
ちょうど彼がメールをそれぞれのボックスに
放り込んでいるところでした。


白いプラスチックの箱に入った
大きな封筒たち。

あ、それそれよ。薄茶色の大きな封筒。
私、笑顔でサンキュー。
それでも表情一つ変えないメールマンですが。


やっと届いたSちゃんからの
クリスマスプレゼントです。



中身はBlue Bottle Coffeeのコーヒー豆。


今回、日本への行きにも帰りにも
寄れなかった、
ロサンジェルス、ダウンタウンの
Bleu Bottle Coffeeのお店に
Sちゃんが行ってくれて、
コーヒー豆を買って送ってくれたのです。















一番よく売れているというDandy Espressoと、









メキシコはチャパス産の豆。


今朝、あえてこのチャパスのコーヒーを
先に淹れてみました。


豆の色はかなり薄い。


細かく挽いて、

ペーパーフィルターに移しても、
やっぱり普段私が買っている豆とは
全く違う、薄茶色です。


一体、どんな味なのかしら。
淹れてみたら、この香り、

懐かしいです。


私がオハカに行った時に、
町に漂っていた香り。


町のカフェやチョコレート屋さん
の店先から流れるこの、
何とも言えないやわらかな
カカオの香り。


チャパスはオハカからまだ南の町ですが、
ロサンジェルスにいた時から、
なぜか<チャパス>という地名に
あこがれていた私。


そのチャパスの山で生産されたコーヒーを、
今、飲んでいる私。


そうだ、いつか近い将来、
きっとチャパスに行こう。


Sちゃん、コーヒー豆、ありがとう!








ところでこのBlue Bottle Coffeeが
来年早々、東京にオープンするらしいです。


コーヒーを飲まない人も、
飲んでもインスタントコーヒーで
十分な人。

缶コーヒーなら飲むという人、
コンビニコーヒーでいいよ、
いやコーヒーはスタバで、

あるいは自分で気に入ったコーヒー豆
を探して買って来て、
家で豆を挽いて、淹れて飲む人。


コーヒーの飲み方、飲まれた方は
様々でしょうが、
Blue Bottle Coffeeみたいなカフェだったら、
毎日でも行ってみたい。
もちろん、近くにあれば、ですが。


写真で見るサンフランシスコのお店も
とてもおしゃれです。


日本でカフェに入る時の
コーヒーのお味以外で一番の優先は、
空間、でしょうか。


ゆったりした空間と緑。


これがあれば、毎日でも通いたいです。



2014年12月26日金曜日

タマレがたまれなく(笑)好き







今週の月曜日は、スージーのズンバの、
クリスマス前の最後のクラスでした。

この日、ちょうどパーキングで
一緒になったスージー、
金色の紙袋を私に差し出して、
はい、タマレよ。

車に入れておいて、と。
きっとタマレ好きの私にだけ
持って来てくれたのでしょう。


お料理好きな彼女のホームメイドタマレ
は前にももらったことがありますが、
美味しいのです。


先週もイーストサイドの
ファーマーズマーケットのレジで、
私の前にいたメキシカンの母娘、
タマレを包むコーンの皮を
山ほど買っていました。


聞いたら、タマレを4ダース作るのだと。


タマレはメキシカンにとっての、
様々な<お祝い>に欠かせない食べ物。


ホームメイドのタマレは、
お店のデリや冷凍などで売っているのとは
雲泥の差。











スージーがくれたのは、
レッドチリとシュレッドした豚肉の
タマレと、
グリーンチリとチーズのタマレ。



豚肉は糸のようにシュレッドになるまで
時間をかけて煮ると聞きました。



あ〜幸せ。


もらった各4個ずつのタマレ、
各1つずつ、私一人でいただきました‥‥。


いいんです。


家人はメキシカン料理好き
ではありませんのでね。



タマレがたまれなく好き!

2014年12月25日木曜日

私がミートソースの作り方を間違えるなんて!って1行程を忘れたんです‥‥










にんにくから始まって、
玉ねぎ、人参、セロリのみじん切り、
けっこう時間がかかります。

とにかく私は、
細かく、細かくしないと
気が済まないんです。


野菜は炒めてから、
チキンスープでことこと煮ます。

玉ねぎとセロリがくたくたに
なるまで。


別のフライパンで、
にんにくを先に少し炒めて、
そこへ牛ひき肉を入れて炒めます。


そしてこのひき肉を
たっぷりの赤ワインで、
これもことこと30分ほど煮るんです。


今日はその行程を
すっかり忘れて、
やわらかくなった野菜と、
炒めただけのひき肉をまぜてすぐ、
ポミを加えて、煮始めたんですよね。


もちろんそこへは赤ワインを
たっぷり入れて、
他の隠し味(笑)も足して、
またことこと煮ましたが、
さてお味の方はどうなのでしょうか。











まだ息子が中学生くらいの時から、
ミートソースは牛のひき肉を
1パウンド(445グラム)で作る
というのが定番になってしまっていて、
家人と二人になってからも、
つい、ミートソースはこの量で
作ってしまうんですよね。


だから、野菜もたっぷりなので、
ルクルーゼの24センチの大鍋
にいっぱい出来てしまうわけです。



まあ冷凍にしておけばいいわけだし、
ラザニアだって作れます。



フレッシュベージルがないので、
パスタでいただけるのは明日以降ですねぇ。


世はクリスマスですが、
私は静かなキッチンで、一人
ことことと
他の仕込みやら、小さな配置換えやらを
やっていました。







静かな、とっても静かな雪の日です








ついに12月25日。
外は車の通りもほとんどなく、
バスも走っていなくて、
アパートの敷地内を
行き来する人もいません。
駐車場には車もほとんど停まっていません。
ほとんどの住民は学生なので、
実家などに帰っているのでしょうか。


朝から雪が降ったり止んだり。

青空が一瞬出たかなと思ったら、
すぐまた粉雪が降り始めます。


朝のコーヒーが美味しい。

このままだらだらしていたい‥‥。


でも私にはこの後、色々
下ごしらえがあるのですよね。




2014年12月24日水曜日

メリークリスマス!(笑)








ブログで知り合った方が
最近、サンディエゴからテキサスは
ヒューストンに引っ越されて、
この時期なので、ヒューストンで人々が口にする
「メリークリスマス」に戸惑ったと、
ブログに書いていらっしゃいました。


そうなんですよね。

私も何日か前に郵便局での
ことを書きましたが、

この町でも人々は口々に
(無邪気に?)
メリークリスマス!って
別れ際に言うんです。


それってもしかしたら、
こういう田舎では、
ベースに、基本的にはほとんどの人が
クリスチャンで、
キリストの生誕を祝うクリスマスに
当然のこととして「メリークリスマス」
と言うことにあまり違和感もないからかな
と思ったんです。


片やロサンジェルスでもそうでしたが、
様々な人種、宗教の人々が暮らす大都会では
ちょっと古い言葉ですが
<ポリティカリーコレクト>
が先に来て、
クリスマスを祝わない人たちを
気遣い、尊重するという意味で
<ハッピーホリデーズ>
を使うのかも知れない。


そして、そっちを言っておけば、
まあ<安全>だし、とも。








ヒューストンも大都会だとは思うけれど、
カリフォルニアに比べたら、
テキサスと言う州全体がある意味

(いい意味でです)
大きな田舎かも知れない。
(いえ、そんなこと言ったら、

アメリカって、西と東海岸以外は
大きな田舎ですけどね)

それはもしかしたら
人種が入り乱れて住むような町は

まだ比較的少なくて、
人々が素朴に、昔ながらに
「メリークリスマス」と言い合える、
そんな場所なのかも知れない。


これは全くの私の想像ですけどね。


クリスマスが国の祝日ではない、
クリスチャンの国ではない国から来た
私などは、
メリークリスマス
と言われても、
別に何のてらいもなく、
メリークリスマスって返しますけどね(笑)。


わりと仏教徒(と言うほどでもありませんが)
はおおらかではないかしら。



世の中フクザツになると
挨拶もむずかしい‥‥。

時代に逆行する日本、何で残留基準を緩和?!

 今日の朝日新聞の記事「ミツバチ大量死?の農薬、残留基準緩和へ」。
  
 厚生労働省の部会は24日、ミツバチの大量死の原因と指摘されているネオニコチノイド系の農薬「クロチアニジン」について、食品中の残留基準を緩和する案を了承した。化学メーカーからの適用拡大の申請を受け、内閣府食品安全委員会の評価を踏まえ設定した。ただ、欧州連合(EU)の基準値より緩く、環境保護団体が反発している。
 クロチアニジンは日本ではコメや大豆の害虫対策に使われている。今後、国民への意見募集などの手続きをへて、新基準が正式に決まれば、今まで使えなかったホウレンソウなど、より多くの農作物に使えるようになる。
 基準案は「人の健康に問題ない」としたもので、生態系への影響を考慮していない。環境団体グリーンピース・ジャパンは「今回の緩和によってミツバチの生態に大きな影響を与える」と懸念する。(田内康介)
 
 クロチアニジンなどのネオニコチノイド系農薬、これはいわゆる殺虫剤ですが、その大きな3つの特徴。
 1 昆虫、人の神経系で重要な働きを持つアセチルコリ ンの正常な働きを攪乱する。
 2 水溶性で作物に吸収されるので、洗っても落とせな い。
 3 条件により残効性が高まり、地中に長期(1年以  上)残留する。
 (以上はNO!ネオニコホームページより)

 NO!ネオニコによると、この農薬は「有害性が問題視される有機リン系農薬に替わり、1990年代に日本でも登場し、近年多用されている農薬、殺虫剤です。」と説明されています。ミツバチの大量死には農薬以外にも色々な原因が言われていますが、海外では最も直接的な原因があるのではないかと疑われているのがこの農薬で、ヨーロッパではフランス、オランダが一番規制が厳しいようです。
 私は単にはちみつが好きで、ロイヤルジェリーなども日常的に食していますが、何よりもミツバチがいなくなったら、作物、植物の受粉が出来ないわけで、それって食糧危機を招く可能性だってあるほどおそろしいことですよね。
 日本は時代に逆行しています。これだけ地球環境問題が取りざたされる今の時代に、いのちに関わる<農>は人、虫も含めて動物、植物の生への第1のプライオリティであるはずです。
 アメリカも規制は遅れているようです。アメリカの農作物や畜産物、加工食品ははっきり言って、国を挙げての大人体実験をしているようなものだと思っています。
 
 かしこいと言われているミツバチたち、こんな農薬を撒かれる時代にも、賢く生き残ってよね!
 

久しぶりの夕焼けと2日月








夕方、ベッドルームの西向きの窓の
外が赤いことに気づき、
あわてて外に出てみたら、
久しぶりに見る夕焼け。











写真では、私が目にした赤い色は
全く伝わりませんが、











ふと左側を見たら、
細い月が雲の合間に顔を出していました。


まだ三日月にも満たない。

何てきれいんでしょう。


顔を出してくれて
ありがとう。

(冬なのに)夏野菜のカレー












お料理、仕込まないとねえ。

作り置きもなくなったし。


昨日、ファーマーズマーケットで
なすも買っていたし、

トレイダージョウの、冷凍の
オーガニックコーンもあるし、
冬だけど、
夏野菜のカレー。













食べる人は想像も
出来ないでしょうけどねえ(笑)。


けっこう時間と手間が
かかってるんですよぅ。









夜のうちに、野菜の下ごしらえをして、
クロックポットに入れて、
スイッチオンにしておけば、
朝には野菜もやわらかくなって
あとは
お鍋を変えて、カレー粉や他の
スパイスを入れて少し煮込んだら
出来上がりなのですが、

夜の準備が出来なかったら、

朝、ばたばたと仕込むしかありません。


まずは玉ねぎとセロリを炒めて、
圧力鍋にチキンスープと一緒に入れて煮ます。

ここの高度のせいもあり、
これにもけっこう時間がかかるのです。


一方で、
他の野菜を切り、炒める。

なすはこれまた種が多くて、
手間。
なすだけ別に炒める。


鶏胸肉は解凍して、
みじん切りにしたニンニクと一緒に
炒める。











そしてやっと全部の具を
ルクルーゼの大鍋に入れて、
ワインとチキンスープで煮る。


最後にカレー粉を入れ、
焦げ付かないように、弱火でまた煮る。


ふ〜〜〜っ。


何とかランチに間に合いました。


玉ねぎ、人参、セロリ、ピーマンに

赤ピーマン、トマト、コーン、
そしてチキン。


野菜はたっぷりです。



明日はまた雪の予報。


寒い日の、
夏野菜のカレー。


粋じゃないですか?(笑)



日本製です










昨日、白菜を買いに、
イーストサイドのファーマーズマーケットへ。

こちらに来たついで、
近くの2軒のスリフトショップを
のぞきました。


どちらも品薄。


でも1軒のお店で、
こんなデザートフォークを見つけて、
5本そろってたので、買いました。


柄のところの彫り込みの、
アラベスク?模様が気に入りました。















写真一番下のは
バースプーン?


これも何気にかわいい。











もちろんデザートフォークだって
ちゃんとそろったのがあるのですけどね。


1つ25セントで、
6本で1ドル50。


気分転換に
いいでしょう?

スポーツシューズの進化にふと思う、そうだ、コンヴァースを履こう








最近、クローゼットにしまってあった
3足のコンヴァースを出しました。


その中の赤のハイカットを
昨日、今日と履きました。












初めて見たのは学生時代。

遠い昔(笑)。


その頃から時代を経て、
ほとんど何も変わらないスタイル。


かつてはNBAの選手だって、
コンヴァースを履いて、
コートを駆け巡っていた時代もある。



いつ買ったのかも覚えていない、
私の3足のコンヴァース。


足を入れてみると、その
ソールのローテクの感触に、
逆に懐かしさすら覚えてしまう。


歩いてみると、
ぺたんぺたんと、裸足
とまでは
行きませんが、
地面に足をついてるなあ
と言う感覚。



ナイキがAirMaxを発売したのが
1990年代初め。

私は最初の黄色のネオンカラーこそ
買いませんでしたが、
次々に発売されるAirMaxを
当時、並んで買っていました。


ただそれを履いて走るためだけに。


サンフランシスコマラソンをきっかけに
ロサンジェルスマラソン、
その他の小さいマラソンを
私はAirMaxを履いて走りました。


当時はこのナイキのAirMaxが
一番自分の足に合っていたし、

私には走りやすかったのです。


そしてランニングシューズの夜明け。

どこのメーカーも競って、
ハイテクランニングシューズを開発、
発売し始めます。


安定感、着地の際の足への負担、
足首の保護、
様々な実験がなされ、
ハイテクランニングシューズは、
値段もぐんぐん上がります。


ところがどうでしょう。


またまた色んな研究がいっぱいなされて、


今やベアーフットランニングです。


裸足で走らなくても、
裸足感覚で走れるシューズを
各メーカーは次々と出しました。



ファイヴフィンガーで走り始めて
けっこうやみつきになりました。


大げさに言うなら、
大地を踏みしめて走る感覚。


これがたまらないんですよね。



技術は進化したのか退化したのか‥‥。













コンヴァースを履いて
外に出てみたら、
何だか、
「運動靴」を履いた懐かしい
子供時代を思い出しました。
























このロイヤルブルーのコンヴァース。

マーシャルズで買っていますが、
箱に入ったままでした。



そうだ、コンヴァースを履こう。


2014年12月22日月曜日

外食するにも‥‥











働く人には少なくても<オフ>の日
がありますが、
主婦には<オフ>がありません。
少なくても私にはね。


毎日毎日の食事作りと
それに伴う山のような洗い物、
その片付け。


たまには食事作りもその後の
洗い物も片付けもないという
シチュエーションが欲しいと思います。


でもはっきり言って
私たちがわざわざ出かけて行って、
食事をしたいと思うようなレストランは、
この町にはないんですよね。



フュリオサがなくなってもうだいぶんたち
ますが、
フュリオサみたいに、
カジュアルで、かつ良質の素材で作ったお料理
を提供してくれるレストランは
今のところ出来ていません。


と言うわけで、
家人がオフの今日も、
冷凍にしておいたミートソースと
ラザニアのパスタを解凍して、
買い置いてあった
リコッタとモッツァレラで、
夕食はラザニア。









昼間に仕込んでおいた
さつまいものケーキも一緒に
オーヴンへ。

一石二鳥?!


好みのワインとチーズに家庭料理、
デザートも手作りで、
ゆっくりと。


結局これに落ち着きます‥‥。




ロサンジェルトレイダージョウと<この町>のホールフーズとの違い







少し前にここのホールフーズのことを
書こうと思っていて、
そのままになっていました。


実は私が日本から帰って来て約1ヶ月
の間に、3度、ミスがありました。


1度は、あるもののセールの値段が
コンピュータに入力されていないことの
ミスでしたが、あとの2回は
レジでの打ち間違い。


ちょっと多いんじゃないですか。


ほぼ10年近く通う、
フェニックスのホールフーズでも
トレイダージョウでも
レジでの間違いは記憶にはありません。



話は変わって、この⬆のワイン。

私が日本に帰っていた時に、
家人がスコッツデールのトレイダージョウ
で買っていたもので、
こっちに戻った時にまだ1本残っていた
のを飲んだら美味しかったんです。


それで次にまた行った時に探したら、
もう売り切れてなくて、
入荷もしないと言われました。


それでたまたまロサンジェルスの
1軒のトレイダージョウに電話をしたら、
たくさんあり、
(私もしつこいですが‥‥笑)1ケースを
取り置きしてもらったんですよね。


友人に買っておいてもらって、
次にLAに行った時に持って来よう
などと思って。


ところが友人は買いに行くと言った日に
行けなくて、
その後も行けそうになさそうだったので、

結局、昨日、キャンセルの電話をしたのです。

一応ね。だって日本人ですもの(笑)、
ワイン1ケースも取り置いてもらって
無責任に、
ほったらかしには出来ないです。


すると電話に出た女性、OK、
もういらないのね、と。


ところが今日、朝、
またまたトレジョーより電話。


もちろん私のアリゾナの電話番号
は言っていましたからね。


ワインなら、昨日キャンセルの電話を
したのだけど、と言ったら、
それならわかった、と。


まあ昨日電話を受けた女性がその後、
取り置きのワインをどうしたかは
知る由もありませんし、
その辺のコミュニケーションの不足
にはまあ目をつぶるとして、

それでも今日電話をくれた男性は、
ワインがまだあったので、私の電話番号を見て、
きっとどうすればいいのか聞くために
電話してくれたのでしょう。


多分、アメリカの普通のお店では
珍しいことかも知れません。

たいてい、1日ホールドして、まだあれば
そのままお店の棚に戻すでしょうね。
アメリカ人も、わざわざ、もういらない
なんて電話もしないでしょうし。


そのトレジョーのスタッフが
たまたまきちんとした人だった
のかも知れませんが、でも
トレイダージョウのカスタマーサービスは、
私が知る限り、おそらく
ベストではないでしょうか。


お店のシステムはわかりませんが、
例えば先日、いつも行くスコッツデール
のお店で買い物した時も、
レジが混んでいて、カートにいっぱいの
買い物を乗せた私たちが、どのレジに並ぼうかと
一瞬、思案していたら、
何かをしていた男性が、すっと
クローズしていたレジに入って、
レジを開けて、商品をレジで打ち始めました。

そういう機転が、客としてはとても有り難いし、
ちょっと日本的だな
と感じたわけなのです。


もちろん、<どこが>と言うよりは
<人材>なのですが、
それでもトレイダージョウでは
カスタマーサービスで助かることは
あっても、
嫌な思いをすることめったにないです。












結局別のルート?で
半ダース確保(笑)。


だってめったに買わない、オレゴンのワイン。
でもこの2013年のピノ、
値段は安いし、美味しかったんですもの。


次にロサンジェルスに行くまでお預けですが。