2012年7月30日月曜日

グランドキャニオンに何もしないで


先週発刊のナバホホピオブザーヴァー誌の裏面。

またまたナバホのロープウェイの半面広告。



ナバホがグランドキャニオンツーリズムで

正当な分け前を享受する時が来た!


でもこの号にはこれに強く反対する読者からの投書が載っていました。

ゴンドラが旅行客をグランドキャニオンの底まで運ぶって?

冗談だろう?

と、これを承認したナバホのプレジデントとデヴェロッパーの代表者を

強く非難しています。



ウィリアムズで発行されているこちらの新聞にも

このプロジェクトに反対する、子供時代をグランドキャニオンの近くで過ごし、

今はコットンウッド在住の女性からの投書。


誰がグランドキャニオンにロープウェイやホテルやレストランが出来るなどと

想像出来るでしょうか。

これは<欲>以外の何ものでもないと思う、と。


新聞を取りに行った時、ナバホホピオブザーヴァーのスタッフと少し

話しましたが、彼らもこれから両方の立場からの意見を

載せながら、見守って行きたいと言うことでした。


奇しくも?このグランドキャニオンニュースの女性からの投書の下には

グランドキャニオンマラソンが今年からなくなると言う、

このマラソンのディレクターからの投書。

このマラソンではフルマラソンランナーは正にグランドキャニオンのリムを

走るというコースで、その特別許可を国立公園局が下ろさなかったから

だということでした。

国立公園局ももちろんこの開発には反対しています。

マラソンランナーが走ることもこの場所を傷めるのに、

このロープウェーに付随する様々な工事なんてとんでもないはず。

いくら自分たちの土地だからと言って、


こういうこと、やっちゃいけないよ、

やるべきじゃないよ、ナバホよ。



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