2012年7月2日月曜日

アイスクリームからの考察


1976年の9月に初めてアイスクリームパーラーを
オープンしたというダブルレインボウ。
私も1970年代の終わりに、サンフランシスコの
このパーラーで食べたのが初めてだったような
記憶があります。
フレンチヴァニラがとにかく美味しかった。

LAにいた時もたまに買ってはいましたが、
ニューフロンティアマーケットに
オーガニックのフレンチヴァニラが入っていて
思わず手に取ってしまいました。

甘いものってそんなにと言うか
ほとんど食べないし、たまにはいいでしょう。

きめの細かい、ひつこくない
ヴァニラアイスクリーム。


オーガニックなので、もちろんrBST
(遺伝子組み換え牛成長ホルモン)は
使われていない牛のミルクが原料ですが、
容器の説明書きには
FDA(アメリカ食品医薬品局)は
rBSTを使用した牛のミルクとそうではない牛から
搾乳されたミルクに大きな差はない
と言っているとの表示。

そんなわけないでしょうに。
もし仮にそうでも、私は嫌だ。
何だか気持ち悪い。
牛さんもかわいそうに。
せっせともっとミルク出せって、こんな
ホルモン剤打たれて。

もう何十年も前の話ですが、日本でいた時に読んだ
ある雑誌の記事。
アメリカでのお話です。
羽をむしるのが手間なので、羽のない
鶏を開発したなんて言うものでした。
よくもまあそんなこと考えるよなぁと思った
記憶があります。

今やアメリカでは牛も豚も鶏もホルモン剤漬け。

経済効率のためなら不自然なことを動物や
植物にすることを何とも思わないこの国。
成長ホルモンと言い、GMOと言い・・・。

でもだからこそ、オーガニックの食品も
増え続けているという事実もある。
信じるしかないですよね、我々消費者は、
その表示と中味を。
その会社の良心を。




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