2012年12月1日土曜日

Positive Thinking じゃなくて、前向き言葉

Positive Thinking と言う英語の言葉が
あまり好きではありません。
 
何でもポジティヴならいいと言うわけでもないと
思うからです。
ネガティヴに考えているからこそ、
有難いと思えることもあります。
 
 
元来ネガティヴ思考の私など、
ポジティヴに考えろと言われる方が逆に
プレッシャーになったりもします・・・。
 
 
今日見たこのニュース。
 
ボロの「大阪で生まれた女」、嫌いじゃなかったなぁ
 
<電信柱にしみついた夜>って言う詞が上手いなあって
思ったものです。
私はそんなにネガティヴだとは考えなかったけれど。
 
 
そんなボロが立ち上げたサイト、
「前向き言葉推進委員会」。
 
たとえばスランプは「必ず抜けることができる、
成長のための節目」。
会うは別れのはじめ→「会わねば何も
始まらぬ」。
 
「悪魔の辞典」ならぬ、「前向き言葉辞典」です。
 
ポジティヴに考えろと言われるより、
前向きに捉えなさいと言われる方がうん、そうかなって
素直に思えそうな気がしませんか。
 
 
私は今年の春にほぼ5年働いた仕事場を
会社側の勝手な理由や諸々で辞めさせられました。
差別的で意地悪なナバホのマネジャー、
それを放置したままのナバホの社長。
やはり差別的だったナバホの同僚たち。
いやみばかり言って、私に対してやはりすごく
差別的だった、多くのナバホのお客。
 
でもそこで働いたからこそ、多くのホピの
友人や知人が出来ました。
 
(今日も売り場で、亡くなったローレンスの弟、
アンドリューに出会いました。
こんなところで何してるんだよ。
働いてるのよ。
と肩を組んでハグ。
ジュエリーはしばらく作っていないとか・・・。
シルヴァー、上がったからね。)
 
好むと好まざるに関わらず、ナバホの文化も
少し知ることも出来ました。
あそこで働かなかったら、きっとこの間、
ファーマーズマーケットで買ってローストした松の実、
ピニョンなんて知ることもなかったでしょう。
 
会社の嘘の申請で失業保険ももらえませんでした。
でもそれはカミサマが今の職場を
用意していてくれていたからかも知れません。
 
何かね、最近そんな風に考えてる自分がいるんですよね。
 
・・・じゃなかった。
・・・してもらえなかった。
何で・・・なんだ。
 
って考えるより、ずっと気持ちがいいし、楽です。
 
 
ボロ、ありがとう。
 
前向き言葉推進いいんかい
いいんよ、それが・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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