Positive Thinking と言う英語の言葉が
あまり好きではありません。
何でもポジティヴならいいと言うわけでもないと
思うからです。
ネガティヴに考えているからこそ、
有難いと思えることもあります。
元来ネガティヴ思考の私など、
ポジティヴに考えろと言われる方が逆に
プレッシャーになったりもします・・・。
☆
今日見たこのニュース。
ボロの「大阪で生まれた女」、嫌いじゃなかったなぁ。
<電信柱にしみついた夜>って言う詞が上手いなあって
思ったものです。
私はそんなにネガティヴだとは考えなかったけれど。
そんなボロが立ち上げたサイト、
「前向き言葉推進委員会」。
たとえばスランプは「必ず抜けることができる、
成長のための節目」。
会うは別れのはじめ→「会わねば何も
始まらぬ」。
「悪魔の辞典」ならぬ、「前向き言葉辞典」です。
ポジティヴに考えろと言われるより、
前向きに捉えなさいと言われる方がうん、そうかなって
素直に思えそうな気がしませんか。
☆
私は今年の春にほぼ5年働いた仕事場を
会社側の勝手な理由や諸々で辞めさせられました。
差別的で意地悪なナバホのマネジャー、
それを放置したままのナバホの社長。
やはり差別的だったナバホの同僚たち。
いやみばかり言って、私に対してやはりすごく
差別的だった、多くのナバホのお客。
でもそこで働いたからこそ、多くのホピの
友人や知人が出来ました。
(今日も売り場で、亡くなったローレンスの弟、
アンドリューに出会いました。
こんなところで何してるんだよ。
働いてるのよ。
と肩を組んでハグ。
ジュエリーはしばらく作っていないとか・・・。
シルヴァー、上がったからね。)
好むと好まざるに関わらず、ナバホの文化も
少し知ることも出来ました。
あそこで働かなかったら、きっとこの間、
ファーマーズマーケットで買ってローストした松の実、
ピニョンなんて知ることもなかったでしょう。
会社の嘘の申請で失業保険ももらえませんでした。
でもそれはカミサマが今の職場を
用意していてくれていたからかも知れません。
何かね、最近そんな風に考えてる自分がいるんですよね。
・・・じゃなかった。
・・・してもらえなかった。
何で・・・なんだ。
って考えるより、ずっと気持ちがいいし、楽です。
☆
ボロ、ありがとう。
前向き言葉推進いいんかい?
いいんよ、それが・・・。
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