2012年12月14日金曜日

なくならない悲劇、オバマよ、何とかして、いえしなきゃ

仕事中は全く情報がありませんでした。
 
仕事が終わって寄るところがあり、
6時過ぎに家に着いてコンピュータを開けてみて
びっくりしました。
 
コネチカットの小学校で銃乱射。
26人死亡、というニュース。
 
ああまた銃だ。
 
***
 
私たち日本人には忘れられない、
ルイジアナ州バトンルージュで、日本人留学生
服部君がハロウィンの日に射殺された事件。
 
ヴァージニアテックでのコリアンの男子学生が
やはり大学で銃を乱射。
あの時は32人が亡くなりました。
 
コロラドの映画館、どこかのショッピングモール、
そしてアリゾナはツーソンでの
あの民主党の議員だったガブリエルさんを含む
18名の死傷者を出した事件。
 
マイケル・ムーアの
「ボウリング・フォー・コロンバイン」は2002年の製作。
あれからですらすでに10年がたちますが、
マイケル・ムーアが嘆いた、映画のキャッチフレーズ
<こんなアメリカに誰がした>
 
こんなアメリカになったままじゃん!
誰も本気で変えようと
取り組んでもいないじゃん!
 
ニューヨークタイムズの記事によると
射殺犯の使った銃は、事件が起こった小学校で
教師をする母親の所有するものだったとか。
 
教師が銃を所持するんだ・・・って。
そこらへんが日本人の私には理解出来ません。
 
かつて前の仕事場に来るお客さんで
民主党ばりばりの男性がいました。
でも彼も鉄砲は持っているんですよね。
 
オバマが最初に大統領選に立候補した時、
彼はこの町で選挙運動にも関わって、色々活動も
していましたが、そのことと自分の所有する
銃は矛盾しないんですよね。
 
この国では鉄砲を持つって言う感覚は、
よく切れるナイフか薪割り用の斧を持つことと
あまり変わらないことなのかも知れません。
 
だって、私は民主党支持者だから、
私は環境破壊には反対してるから、
だから薪割り用の斧は持ちません。
何てことはあり得ないですよね。

だって薪を割るには斧がいる。
シャープなナイフは1つあれば便利。
銃は誰が襲って来るか知れないから必要。

銃を所有するってそんな感覚なのではないでしょうか。
 
ツーソンでの事件があって、私は町の
ポーンショップにあの時使われた同じ銃を
見に行ったのですが、
(その時ことはブログに載せています)
きけば私でも簡単に手に入ることもわかりました。
 
***
 
オバマさん、次期の4年のうちに
是非とも、何としても銃規制法案を
通してくださいね!!!
 
なまっちょろい法案じゃだめですよ、この国は。
 
何しろ頭の中は依然としてカウボーイ
人間がうようよいる国ですから。
 
怪しいやつがいればとにかく鉄砲を持ち出す。
危害を加えそうな輩はすぐさま撃ち殺す。

おれがやらなきゃ誰が殺る。
(これがまさに服部君を射殺した犯人の主張でした)

えっ!誰がおれさまを守ってくれるんだい?
だから鉄砲が必要なんだよ。

そんな野蛮な先進国って
世界中で他にありますか?
 
 


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