2012年12月13日木曜日

ケルティ、70年代アウトドアのカミサマ




私が値段をつけたものではないですが、
値段がついて売り場に出て、けっこうたっていました。
KELTYの子供用ウェストパック。

今はもうこんなの、作ってないんですよね。


ケルティと言えば1976年発刊の山と渓谷社、

<OUTDOOR SPORTS>
買いましたよ・・・。

私にはノースフェイスよりもどこよりも、
バックパッキング、リュック、と言えば
ケルティが思い浮かびます。

残念なことに、当時は別に
バックパッキングや登山にすごく
興味があったわけではなかったのですが、
とにかく雑誌に載っている、当時の若者のファッション、
それがカッコ良かった・・・。
何と言っても、北であっても南であっても
カリフォルニアってヒッピー文化の象徴でしたから、
すべてそういう観点から見ていたんですよね。

当時、新しく発刊された雑誌を通して見たもの、
それらはすべて新鮮で、
あこがれるしかなかったんですよね・・・。
だって今まで見たこともないファッション、
そのカッコ良さ。
あれは衝撃的でした。





               http://www.kelty.co.jp/about/


で、この KELTY KIDS のウェストバッグ。
KIDSとは言え、なかなかしっかり作られています。
入る容量から言ってもウェストバッグを越えています。
 

洋服でもそうですが、バッグも
どこで良し悪しが決まるかというのは
縫製でしょう。
すぐに縫い目が綻んでくるのは縫製が
良くない証拠。
こんなアウトドア用のバッグでも、中を見たら
縫い代の処理の仕方でいいものか
そうでないものか、一目でわかります。
で、この KELTY KIDS のバッグ。
中のほつれも綻びもありません。

ウェストにさげることはもちろん、
手で持つ用のストラップ、
ショルダーバッグとして肩にかけるストラップも
ついています。
 
私がウェストバッグが好きなのは、
両手が空いて、しかもリュックやデイパックと違って、
ウェストや肩に提げたまま、中のものが
取り出せるという点です。
 
私が見る限り、寄付されるものの中では
かなりいい方に入るコンディションです。
 
でも売れ残ってたんですよね・・・。
 
最初ついた値段は$24.99。
いくらKELTYで、このコンディションとは言え、
ちょっと高杉晋作じゃないですかねぇ・・・。

一定の期間売れなかったので、
昨日私が行って見たら、
半額の$12.99に値下がりしていました。

それでも高いでしょう?
言っても子供用ですよ。

中のタグを見たら、フィリピン製でした。
見た目はきれかったですが、
タグを見たらけっこう古そう・・・。

布で拭くだけとケアの仕方には書いてありましたが、

私は手洗いしました。
寄付されて来るものがどんなに汚いか、
あるいはどんなに汚いものと一緒に入っているか
毎日いやと言うほど見ていますからね。


スリフトショップで何かを見つけて、買うことの
いい点を一つあげるとしたら、
それはもう作られていない、そして
今よりいいデザインと作りのものが手に入る
こともある、と言うことかも知れませんね。






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