2012年12月8日土曜日

上と下、カミとシモ、ふきんと雑巾・・・

仕事が終わって、
ロッカーから荷物を出して、ブレイクルームの
テーブルの上に置こうとしたら、
もう1つのテーブルの上にスポーツシューズが
置かれています・・・。

食事をするテーブルの上に靴! 
 
Jが着替えていたのでした。
身長が190センチはある彼は、先日は
テーブルの端に靴を履いた足をのせて、
靴紐を結んでいました。
 
(しばらくの間、私はそこでランチを食べなかった。
何だかね、気分的にいやじゃないですか) 
 
また今日は何だかピッツァが食べたくなって
FURIOSAへTOGOでピッツァを買いに行って、
焼き上がるのをお店の中のいすに腰掛けて
待っていたのですが、サーヴァーの若い女のコが、
トレーを使わないで下げ物をしていて、
途中でフォークを落としたのですが、
彼女、両手でお皿を持っていて、床に落ちたフォークを
拾い上げようともせず、
足で蹴りながらレジの中まで行ったんですよね。
 
 
どうせ洗うのに関係ないじゃん、ときっと彼女は
自分の行為を何とも思っていないのでしょう。



日本人はふきんと雑巾を同じ容器で洗わないですよね。

ものを書く机やものを食べるテーブルの上に
坐ったり、足をのせたりなんてとんでもなく
お行儀が悪いこと。
と言うか、論外ですよね。

日本の文化には<上(カミ)と下(シモ)>
はっきり分かれています。

卑近な例かも知れませんが、昔の看護婦さんは
女性の陰部を<おしも>と呼んでいました。
要するに体の下の部分、きれいじゃない部分
という意味でしょうか



机の上に坐ったり、テーブルに腰掛けたりすることが
アメリカの映画やドラマで見て、ちょっとカッコイイじゃん
と感じてしまうのは、それは文化のせいなんですよね。
日本では<してはいけない>ことだから。

でも私は<上(カミ)と下(シモ)>の区別の
ある文化が好きです。
だからこそ、アメリカ人のあの上も下もない感覚には
ついて行けません・・・。








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