2012年10月30日火曜日

ブラ、ブラ、ブラ

グッドウィルでの私の担当は、
靴、バッグ類、スカーフ、ネクタイ、
スポーツ雑貨、下着、布、犬用グッズ、
などなど。
 
日本人ってやはり誰かが着たり、使ったりしたものって
「お古」って感覚で見てしまいますよね。
日本のリサイクルショップで
買い取ってくれるものは
新品以外は基準、きびしいです。
 
いわんや誰かが履いた靴のみならず、
使用済みソックスから下着、私の担当ではありませんが
シーツやタオルまでが寄付されること
自体にも驚くのに、それをまた値段をつけて
売るということも信じられません。
 
ここのところ仕分けされた寄付のトート(プラスチックの
箱・・・衣装箱くらいの大きさ)を
開けたらブラ、ブラ、ブラ。
使用済みブラジャーのオンパレード。
 
ブラジャーに関してはほとんど新品に近いものが
多いので、ほとんどのものに値段を付けます。
 
前にも書きましたが、二つにたたむと
空気の抜けたドッジボールを半分にひしゃげ
させたほどの大きさのブラジャー。
どれもがレースなど使ってもいない、
シンプルなもの。
しかも中に詰め物?みたいなスポンジ様?
のものが入っていて、
セクシーも色気もあったものじゃない。
 
アメリカ人の女性ってこんなにブラジャー、
買うの?って思ってしまうくらいの、
ブラ、ブラ、ブラ・・・。
 
この間の日曜日は前の週に25%オフだった色の
プライスタグのものが基本的にすべて$1.00。
私、見てしまったんです。
白人の体型ふくよかなシニアの女性、
$1のブラジャーたちを山ほど買っていたのを・・・。
 
 
昨日のブログにも書きましたが、
ものがあふれているって豊かなのか。
<安物>があふれているのはある意味、
逆に<貧困>と言えるのではないか。
 
あふれるほどのものを持たなくても、
質のいい、長く使えるものが必要十分なだけ
あるって言うのはとても「豊か」なことではないか。
 
そしてそれこそシンプルライフ。
 
そんなこと書きながら、あ~、耳が痛~い!!
 
 
 
 
 
 
 
 

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