2012年6月24日日曜日

ポラッカではバジャー、キコツモヴィではコーンダンサー


今日はポラッカとキコツモヴィへ
カチーナダンスを見に行きました。
早めに戻ることを考えて、朝7時15分に出発です。
ホピの気温は午後の2時が最高で36℃です。

ヴィレッジに入る前には(お手洗い休憩で)
必ず立ち寄る
カルチャーセンター。
そこの掲示板で見つけたサードメサでのレース。
7月4日の祝日です。


バカヴィは走ったことがありません。
Climbing 3rd Mesa だからやはりもちろん
トレールのコースでしょう。
う~ん、5キロだけど、走ってみたいです。


ポラッカに着いたのはまだ9時過ぎで
車も少なく、プラザが見えるところに
すぐに車を停められました。
前にオームのカチーナを見た時とは別のプラザです。

ダンスはすでに始まっていて、
私たちがプラザに着くなり、
クラウンたちの、ハッピーバースデーの合唱。
誰かのお誕生日だったのでしょう。

その回のダンスはすぐに終わり、
カチーナがキヴァに戻った後は
クラウンの出番。


ダンスが終わってプラザの前ほどに並べたいすから
立ち上がって歩いて来た女性。
見たことがあったので声をかけたら、
私たちが立っていたそばの、家の外の敷物を敷いた
石の上にすわっていいよ、と言ってくれたので、
ちょうど日影の涼しい場所にすわって、次の
ダンスを見ることが出来ました。

カチーナはバジャー。
70人ほどいました。
よくカチーナ人形にも彫られています。
バジャーはアナグマのことで、土の中で生きる動物は
ホピでは<メディスンマン>の役割を果たす
と言われています。
そこにすわっていいよと
言ってくれたアナが、カチーナにもらったのと
右手を開いて、見せてくれたのは、黒っぽい、
何かの木の枝か茎のようなものでした。

次のダンスでもやはりカチーナがおもにお年寄りに
近づいて行って、手から手に、
このハーブを渡していました。


その回のダンスを見て、ちょうど帰り道にある
キコツモヴィまで行って車を停めました。
プラザはすぐそばで、ここも見やすいです。
踊っていたのは聞けば、コーンダンサー。
タイミングが悪くてダンスは10分ほどで終わり、
早くに帰りたいというつれあいの要望で、
私たちは次のダンスを待たずに帰路につきました。


ハイウェイ264からループに向う道路沿いの
野生のひまわりが、すでに少し
咲き始めていました。
そのあたりは時期になると、ひまわりのトンネルの
ようになるのです。
いつだったか一度、両脇に咲くみごとな野生の
ひまわりの中を走って、感動したことがありました。


これが今日、ポラッカで見たバジャーカチーナ。
(写真は
KACHINAS
a Hopi artist's documentary
by Barton Wright より)

今日見たポラッカのバジャーは、写真の絵にあるような、
緑の木の枝ではなく、首には茶色か黒の
動物の毛皮を巻いていました。
両耳わきにつけたたっぷりの細かい羽が
ふわふわして、風に吹かれてきれいです。

この夏、ポラッカでは多分、今日で3回目の
カチーナダンスでした。
先週あったというサードメサのホテヴィラも
それで3回目だったはず。
1つのヴィレッジで3つもダンスが行われることも
あるのですね。


***後日談***

ホピショウで久しぶりに出会った友人のホピのおじさん曰く、
キコツモヴィで見たコーンダンサーは
<ズニ>のコーンダンサーで、珍しいカチーナだったのです。

私が見たことがあったコーンダンサーとは違っていたので、私は
ずっと???でしたが、たずねる人もいなくて、そのままになっていたのです。


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