2012年6月26日火曜日

野茂はすごかった


昨日、本棚を片付けていた時に出て来た
古いLAタイムズ。
1996年4月9日版のスポーツ面。
メジャーリーグ2年目の野茂が、
ドジャースタジアムでのこの年のオープニング戦で
シャットアウトした時の記事です。

月曜日の朝のラッシュアワーの中、
ぶ厚いもやとスモッグの空を横目で見て、
最新の殺人事件やカージャックのニュースをラジオで
聴きながら、ドジャーズの選手たちは
ドジャースタジアムに到着した。
MEN、ホームに戻るのって、こんなに
気分がいいものだったんだぜ。

(と言うのも、この日がドジャーズにとって
今シーズンのオープニングのゲームだったからです)

スポーツ記事とは言え、何だか
文学的表現ですよね?
日本のスポーツ新聞の内容とはえらい違い。

この日、野茂投手はワールドシリーズのチャンピオン
アトランタブレーヴズを1-0でシャットアウト。
オープニングゲームでシャットアウトしたのは
1981年のヒューストンアストロズ戦に登板した、
フェルナンド・ヴァレンズエラ以来でした。

メジャーリーグ1年目で新人王と奪三振王を取った野茂。
あの当時、アメリカ人も日本人も
野茂に大注目。
トルネード、野茂マニアなどの言葉も出来ました。

メジャー最後のチーム、カンサスシティロイヤルズ
でスプリングトレーニングに参加していた
野茂投手からサインをもらったのも
もう4年も前でした・・・。
あの頃も日本からファンの方がいらしてました。

何と言っても今いる日本人メジャーリーガーの
パイオニアですものね。

当時ロサンジェルスにいて、野茂のメジャーリーグ行きが
日本のマスコミでどれだけたたかれていたかを
ニュース等で見知っていたからこそ、
野球好きでない私でも、野茂のやったことは
すばらしいと思うのです。

というところでやっぱりこんな貴重なもの、
捨てられません・・・。

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