2017年8月15日火曜日

怖い!トーチを持って行進する人たち、まるで頭布を被らないKKK



今日のCNNのニュースからです。

(CNNさん、お借りしています)


と言うのも、先週の土曜日にヴァージニア州、
シャーロッツヴィルで
デモの衝突で3人の命が奪われたその前夜に
ヴァージニア大学であった
極右のグループの行進の映像が流れたからです。










ユダヤ人よ、お前らは我々に
とって代わることは出来ない。








土に血を。







まるで、いえ正にKKKの行進です。


頭巾を被っていないだけ。


ぞっとします。怖いです。








こちらはヴァージニア大学の学生の行進。









ヴァージニア大学の学生は
白人至上主義者に反対する。






KKKはいらない。











土曜日のデモで、極右のグループは
デモの許可を取っていた、
極左(と言う言葉を彼は作り出して)グループは
取っていなかった、
とまるで彼らを援護するかのような
トランプ発言。



アメリカでどんな形であっても、
黒人と白人の人種問題が起こった時、
必ず思い出すのがこの映画です。


「ミシシッピーバーニング」


怖ろしい映画でしたが、
素晴らしい映画でした。



監督はアラン・パーカー。



イギリスの労働者階級に生まれて、
映画や映画界とはほど遠い環境で
育った人です。



このストーリーは実際に起こったこと
ですが、イギリス人だったからアメリカの
黒人差別やKKKのことが撮れたのかも知れません。




黒人に対してだけではなく、
アジア人、ネイティヴアメリカン、
ラテン系の人々、モズリム、と
白人の優越意識と差別は、
マイノリティとしてこの国にいたら
日常的に受けることです。


意識的、無意識的な白人からの
そんな差別は、
自分に対してだけではなく、
そう言う状況に行きあたって見てしまうのも、
とても嫌な、悲しい気持ちになります。



⭐️⭐️⭐️



お話は全然違いますが、
美白がずっと話題になる日本ですが、
<美白>を気にするって
黄色人種だからこそですよね。


アメリカではあり得ないこと。


顔の肌をホワイトニングなんて、
とんでもない表現。


顔の肌の色が<白い>と表現するのは
もしかしたら日本語だけであって
(いえ、中国語や韓国語は知りません)
英語ではそれは決して<ホワイト>
ではありません。



色が白いは<fair skin>。


日本語で言う「肌の色が黒い」
はdark skinでしょうね。



かつて黒人差別が公的に行われていた時代、
黒人用の入り口や水飲み場やお手洗いは
colored
と記されていましたよね。


「色がついた」人専用。


黒人側から見たら白人は「漂白された人」
じゃないですかね。



いつまでたっても白人の優越意識は
変わらないものなのですね。




























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