土曜日のデモで、極右のグループは デモの許可を取っていた、 極左(と言う言葉を彼は作り出して)グループは 取っていなかった、 とまるで彼らを援護するかのような トランプ発言。
アメリカでどんな形であっても、 黒人と白人の人種問題が起こった時、 必ず思い出すのがこの映画です。
「ミシシッピーバーニング」
怖ろしい映画でしたが、 素晴らしい映画でした。
監督はアラン・パーカー。
イギリスの労働者階級に生まれて、 映画や映画界とはほど遠い環境で 育った人です。
このストーリーは実際に起こったこと ですが、イギリス人だったからアメリカの 黒人差別やKKKのことが撮れたのかも知れません。
黒人に対してだけではなく、 アジア人、ネイティヴアメリカン、 ラテン系の人々、モズリム、と 白人の優越意識と差別は、 マイノリティとしてこの国にいたら 日常的に受けることです。
意識的、無意識的な白人からの そんな差別は、 自分に対してだけではなく、 そう言う状況に行きあたって見てしまうのも、 とても嫌な、悲しい気持ちになります。
⭐️⭐️⭐️
お話は全然違いますが、 美白がずっと話題になる日本ですが、 <美白>を気にするって 黄色人種だからこそですよね。
アメリカではあり得ないこと。
顔の肌をホワイトニングなんて、 とんでもない表現。
顔の肌の色が<白い>と表現するのは もしかしたら日本語だけであって (いえ、中国語や韓国語は知りません) 英語ではそれは決して<ホワイト> ではありません。
色が白いは<fair skin>。
日本語で言う「肌の色が黒い」 はdark skinでしょうね。
かつて黒人差別が公的に行われていた時代、 黒人用の入り口や水飲み場やお手洗いは colored と記されていましたよね。
「色がついた」人専用。
黒人側から見たら白人は「漂白された人」 じゃないですかね。
いつまでたっても白人の優越意識は 変わらないものなのですね。
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