2019年1月31日木曜日

クオーツのネックレス








今日は久しぶりに近くのコンサイメントストア
に足を向けました。


買い物をするつもりはなかったのですが、
ぶらぶらと店内のジュエリーを見ていたら、
ガラスケースにこんなネックレスを見つけて、
見せてもらいました。


かなり大きいクリスタルのラフな塊
をつなげています。


石の横の長さは4センチくらいあります。


大きさを想像していただけるでしょうか。


まさかこんな大きな石のネックレス、
と思いつつ身につけてみたら、
意外と重くなく、ラフな石ですが
肌に直接あたっても苦になりません。


プライスタグの裏には、
クオーツとアンバー(琥珀)との表示。


このクオーツですが、
ちょっと黄色がかっています。


だから黄色っぽいアンバーと相性
がいいわけですが、
この黄味がかった水晶はどうも
シトリンみたいです。


私はいわゆる透明な水晶のラフな石
はいっぱい見て来ましたが、
シトリンのこういうフォームのもの
を見るのは初めて。


なかなかインパクトはありますが、
首につけたらちょうどいい短さで、
磨いていない水晶の塊は肌にあたっても
意外と苦にならないです。


水晶を直接肌につけるのって
石のパワーがそのまま体に伝わって行きそうです。


衝動買いにはお手頃価格(笑)でした。



やっぱり私は石が好き、クリスタルが好きです。



2019年1月27日日曜日

ラザニアをBurrataで








日々のグローサリーの買い物では
トレイダージョウに行く回数が極端に
減っていますが、
こういうチーズはやっぱりTJで買います。


冷凍にしていたミートソースの作り置きを
解凍していたので、
今日はラザニア。


でもいつものモツァレラではなく、
Burrataを使いました。


Burrataはモツァレラの中にクリーム
が入ったやわらかいチーズ。


トレイダージョウのは
容器の中に大きいのが2つ入っていました。







パルメジャンはコスパを考えて
コスコのを使います。








ミートソースがあれば、
ラザニアのパスタをゆでて、
ミートソース、パスタ、そこにチーズ、
そしてまたパスタ、チーズ、
最後にホワイトソースをかけて
オーヴンに入れるだけです。


ホワイトソースも前回作ったのが
残っていました。







ちょっと油断したら
端っこが焦げてしまいましたが、
お味はいつもと変わらず美味でした。


やっぱりラザニアは美味しいなあ。

2019年1月26日土曜日

今の時代、遅過ぎるくらい当然の決定



以下は毎日新聞の記事からです


性別に関係なく制服選択可能に 東京・中野区立中 小6アンケきっかけで


東京都中野区は新学期に向けて、区立中学校の制服を性別に関係なく自由選択にする方針を固めた。小学6年の女子児童の訴えがきっかけで、現在は原則として男子生徒がスラックス、女子生徒がスカートを着用しているが、誰もがどちらを選んでもよくなる。

酒井直人区長が2月1日に記者会見し、公表する。中野区には区立中全10校に制服があり、デザインは学校ごとに違う。防寒対策や性的少数者であることなどを理由に女子がスラックスを望む場合、着用は学校長の裁量に委ねられていた。

自由選択は今春に区立中に入学する区内の小学6年の女児(12)が、制服を自由に選べるように区長に訴えたことがきっかけ。女児はサッカーが大好きでいつもスラックスをはく。昨秋、スカートをはきたくないと両親に打ち明けた。両親は「むりやりスカートをはかせる時代ではない」と後押しし、入学予定の中学校の校長とPTA会長に相談。スラックス着用に快諾を得た。


女児はその後、同級生の女子14人に制服についてアンケートした。中学校の制服で、スカートがいいと答えた女子は3人だけで、スラックスは6人、どちらも着用したいは5人だった。昨年12月、酒井区長にアンケート結果と「制服自由化宣言!をしてほしい」と題した文書を手渡して検討が始まり、区立中の全校長が制服の自由選択を支持した。女児は「制服を自由に選べたら、私みたいな運動が好きな人も寒がりの人も性的少数者の人も、自分らしくしていていいと思える」と笑顔を見せる。
 性的少数者への配慮や防寒対策などから、制服の性差解消は新たな課題になりつつある。福岡市は男女共通のスラックスなどの試着を通じて生徒や保護者らの声を反映した標準服(制服)を2020年度をめどに導入する予定だ。



⭐️ ⭐️ ⭐️



この記事には現在の中野区の中学校
の男女の制服の写真も載っていました。


昔ながらの古くさ〜い紺色のブレザーの下
はカッターシャツにネクタイ、
そして男子はズボン、女子はスカート。


制服でも作業着でも基本、
実用性に即したものが一番だと
私は常々思っています。


学校へ勉強しに行くのに、女子がスカート
をはく理由が見当たりません。


それは単に昔からこうだからという
決まりに則ってるだけでしょう。


女生徒への性的いたずら、セクハラ、
日々のニュースには事欠きません。


そういうことも含めて、
「ズボン」の方が活動的であり、実用的でしょう。


制服があることを前提として、
ここにブレザーの下に着るカッターシャツ
の代わりになるポロシャツ、
バスケットボールの選手がはくような
バミューダパンツ(?)みたいな
長めの半ズボンも夏には
重宝するのではないでしょうか。



日本は色々なことが古過ぎです。



新しい時代には新しい価値観でものを
考えて作り出すことが必要ですよね。








2019年1月25日金曜日

コスコでオーガニックのスナック








ついこの間コスコに行ったのに、
すぐに使うものなのに買い忘れて、
今日再びコスコへ。


必要なものは2点だけ。
でもそれだけで済まないのがコスコです(笑)。


買い忘れの1つはパルメジャンチーズ、
もう1つは家人所望のアップルチップスでした。


アップルチップスを探してうろうろしていたら
見つけたこのトウモロコシと雑穀のチップス。
ホワイトチェダーチーズ入り。


どんな味かなあ、とりあえず買ってみよう。


あとココナッツクラスターは2度目の購入。


これは大きいのは小腹が空いた時
にパリパリと、くずれたものはそのまま
ヨーグルトに入れて食します。


3つのスナック、サイズと容量は違いますが、
全部オーガニックなところがいいですよね。


スナックと言えども100%オーガニック
のものが手に入るのはほんとにうれしいです。


これはアメリカならではでしょうね。


しかもコスコで買えるというのもすばらしい。


どれもを少しずつつまみます。




2019年1月20日日曜日

月食、そして赤い満月








今夜は今年最初のフルムーン。

スーパームーンで月食です。


昨日の天気予報では夜は曇りで、
ああ、無理か!と思っていましたが、
薄く雲はかかっていたものの、
東の空にフルムーンが出ました。


しかもベランダからばっちり見える!









実際に欠け始めたのは9時近くでしょうか。







時計を見ながら、
デジカメのセットを変えたりしながら、
ウェブサイトでもチェックしながら、








順調に欠けて行く月をカメラに収めます。


が、ほぼ欠けて赤っぽい月が
うっすらと見えて来た頃には、
すっかり雲で覆われてしまいました。


あ〜がっかり、と家の中に戻って、








しばらくたって外に出てみたら、
レッドムーンから月がまた満ち始めています。


赤いスーパームーンは逃しましたが、
これが見れただけでも良かったです。








あとはまたこんなふうに、だんだん元の
白いお月さまに戻りました。


科学的に天文学的にちゃんと
説明されてはいても、神秘的なものですね。












ロサンジェルスRams 、スーパーボウルへ!









コスコのレジにいたキャッシャーの男性。


アルバカーキでロサンジェルスRamsのジャージ
を着た人を見ることはほぼありません。


聞けば彼はオレンジカウンティ出身だと。






きっと今日の試合には大満足している
ことでしょうね。


「きのこの山」→CHOCOROOMS コスコにて



今日は久しぶりのコスコです。

必要なものは3点だけのつもりで行きましたが、
コスコですからね(笑)。


レジ近くでこんなものが試食販売。









はい、明治の「きのこの山」。

これがアメリカではCHOCOROOMS。


ふ〜ん、って感じですが、
やっぱり日本のお菓子は美味しい!


チョコレートとビスケットの相性が抜群ですよね。











ヘルシーなオーガニックトレイルミックス
も手が伸びましたが、パス。







小袋で24パック!

これで10ドル切っていますから、
やっぱりコスコプライス。







ポッキーはタイ製でしたが、
こちらは正真正銘日本製。


今の時代、アジアの国々は
日本のお菓子を真似たものをいろいろ
作っていますが、
お味に関してはまるで足元にも及ばないです。


ロサンジェルスの日系マーケットでも
外国人に一番売れるのは日本のお菓子では
ないでしょうか。


甘いものが何かないとだめなわが家なので、
ちょうど良かった!






2019年1月17日木曜日

「女」って。Woman Is The Nigger Of The World (Remastered 2010)








まだROMAを引きずっている私。

「女」って一体何なんだ。

そんなことを考えていて思い出した
ジョン・レノンのこの曲。

発売当時は「nigger」という差別用語のため
発売禁止になったそうですが、
黒人からの支持は高かったという、
ジョン・レノンの「女は世界の奴隷か」。


今一度歌詞をじっくりと
味わってみてください。

何と逆説的な詞であることでしょう。



訳詞はブログ「弱い文明」さんからお借りしました。



女は世界中で差別されている
そのことを考えてみろ
女は世界中で権利を奪われている
考えてみろ、何かできることはないか

男は女に化粧させ 踊らせる
女が奴隷になりたくないと言うと
俺を愛してないのかと言う
女がありのままの姿で生きようとすると
あいつは男になりたいんだと笑う

女は世界中で偏見を持たれている
嘘だと言うなら 君の彼女を見てごらん
女は奴隷の中の奴隷だ
そうとも でかい声で叫んでやれ!

男は女に子どもを産ませ 育てさせる
そして卵を産む太っためん鶏になるまで
部屋に置き去りにする
家こそが女がいるべき唯一の場所だと諭し
そのくせ友達の前で女が社交的じゃないと不満を言う

女は世界中で偏見を持たれている
嘘だと言うなら 君の彼女を見てごらん
女はどこまで行っても奴隷だ
そうとも それが真実だ

男は毎日TVで女をはずかしめる
そうしておいて
なぜ女は根性がなく頼りないのかとうそぶく
小さいうちから男は女の自由への願いを切り刻む
頭の切れる女は嫌われると吹き込みながら
女があきらめて唖になるよう仕向ける

女は世界中で偏見を持たれている
嘘だと言うなら 君の彼女を見てごらん
女はどこまで行っても奴隷だ
そう思うなら 大声で言うべきだ!

俺達は女に化粧させ 踊らせる
俺達は女に化粧させ 踊らせる
俺達は女に化粧させ 踊らせる
俺達は女に化粧させ 踊らせる
・・・・

































































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ROMA | Official Trailer [HD] | Netflix 女って何なんだ








火曜日にサンタフェまで観に行った
アルフォンソ・キュアロン監督の作品「ROMA」。


まだずっしりと私の中にあって、
ずっと映画のことを考えています。


映画では実在する監督の子供時代の
ナニーが若い頃の話ですが、
今74歳という彼女のその後の人生は
どんなだったのか、
考えてしまいます。


普通に結婚して彼女自身の子供を
もうけたのか。


それとも一生どこかの家で誰かに仕える
身だったのか。


でもねふと思ったのです。


「女」っていつの時代も根本的には
多かれ少なかれ、
この映画のナニーと変わらない役割を
果たしているのではないのかと。


お話は変わりますが、
私のホピの女性の友人たちの
フェイスブックへの投稿を見ていたら、
彼女たちの子供、そして孫への愛情の深さを
しみじみと感じます。


仕事を持つ、持たないに関わらず、
彼女たちは基本、子育て、孫たちの世話、
その家の家事を一手に引き受け、
セレモニーの料理等を取り仕切り、
しかもそれを当たり前のこととしてせっせとこなす。



もちろん中には育児放棄して、
アル中で若くして死ぬようなホピの女性もいます。


でも一般的には今もこういう伝統は変わらず
続いているようです。



翻って今の私個人の状況。


自分はリタイアした身で家にいて、
家人はまだ働いていて(働かないといけない)、
自分が今やっていることは
「ROMA」に出てくるナニーとあまり
変わりがないような気がします。


毎回ではないにしろ朝、家人を起こし、
食事の世話をし、洗濯をし、
家の中は彼が少しでも快適に過ごせるような
環境を整える。



給料はないけれど、
食べさせてもらっているいうことが
給料代わりか。


立場の逆転とまでは行かないまでも、
もう少しバランス良くならないものか。


とは言え、今は家人のリタイアを
待つしかないのでしょう。




できるものならアルフォンソ・キュアロン監督
に手紙を書きたいです。


















2019年1月15日火曜日

Romaを観る








月曜日、ROMAが観たいなあ、と思いつつ
アルバカーキではとてもロードショウ
はないだろうと、何気なく
サンタフェで検索したら、
何とやっているではありませんか。


少し前に「万引き家族」を観に行った
サンタフェにあるCCAという
オーガナイゼーションです。


翌日(本日)は家人の仕事がオフ。
ということで急遽、
サンタフェに行くことにしたのです。


出かける前に確認の電話をしたら、
(電話をかけて正解でした)
ROMAが観れるのは別のロケーションで、
慌ててグーグルマップで検索してから出発しました。



私は極めてせっかちな人間なのですが、
だからこそ初めての場所に行く時は
たっぷり時間の余裕を持って
家を出たいタイプです。


特に映画を観に行く時は
ばたばたと映画館に着いて、急いで
座席につくなんてことはいやで、
何事もゆっくり済ませて
座席に座ってリラックスしたいのです。


家人は真逆で、待つのがいやなので、
オンタイムに着きたい人。


ところが今日は家人のせいで
アパートを出たのは12時15分。
サンタフェまでほぼ1時間。
着いたとしてもギリギリです。


フリーウェイを降りて、
グーグルマップで調べた通りに車を進め
ましたが、シアターへ向かう最後の道が
走っても走っても出てこない。


途中で歩いている人やたまたま出てきた
スリフトショップのパーキングでも聞きましたが
誰も知らない!


ついに小さな信用金庫を見つけて
中に入って聞きました。
すると受付の一人の女性があそこじゃない?
と教えてくれて、そこを目指してまた走る。


シアターというのはアート&デザイン大学
のキャンパスの中にあったのですが、
広いキャンパス、どのドアも閉まってるし、
誰も歩いてもいない。


一人見つけた男性にたずねると、
彼が行き方を教えてくれましたが、
今一つわからない。


もう観るのはあきらめて、
とりあえず場所だけでも確認できたらと
男性が話していた感じの道を走ってみたら
あったのです。


一旦はあきらめましたが、
シアターのドアを開けてみると、
これがまた立派なワイドなスクリーン。


そのまま一番前のシートにもぐりこみました。










映画が始まるとスクリーンはぐんと
横に広がります。








広々とした立派な館内。








これがその、迷いに迷ってやっと見つけた
建物です。








見逃したシーンを観たくて、
断ってから2回目の上映の最初の15分ほどを
観てから帰途につきましたが、
結局映画自体のミスした部分は5分ほどでした。



⭐️⭐️⭐️



映画は1970年初頭のメキシコシティを舞台に、
あるドクター一家の住み込みのお手伝いさん
兼ナニーとして働くインディオの女性を中心に
当時のメキシコの社会情勢なども織り込んで
物語は進みます。


監督のアルフォンソ・キュアロンの
半自伝的と言えるストーリー。


彼自身学者の家に生まれた超がつくエリート
ですが、映画の説明では
メキシコシティの中産階級の家を再現
とあり、では
上級階級の家ってどんななの?
と思うくらい大きな家です。


今もそうでしょうが、貧富の差の激しい
国の現実の一端を見ます。


家族は全員全くの白人で、
クレオという名前のナニーは褐色の肌、
もちろんインディオで
オハカ出身です。


アメリカのレストランで働くメキシコ人には
オハカ出身者が多いのですが、
こういう時代の「召使い」もやはり
オハカ出身なのでした。


このクレオ役の女優さんの顔つきが、
昔訪ねたオハカで見かけた女の子や
女性を思い出してしまうくらい
(私の中では)典型的なインディオ女性で、
演技をしてるとは思えないくらい自然なんです。


それにしても路上を走る車、
メキシコシティの町、
映画館で上映される映画、
病院の設備等々、
完璧に70年代を再現していて、
これにも圧倒されます。


キュアロン監督は映画の最後に出る
タイトルバックで< For LIbo >
とナニーに捧げたものであることを表現していますが、
確かにこの頃彼女は子供たちの両親の役目を
果たしていたとインタヴューでも話していて、
彼女と写った写真も載っていました。


貧しいオハカから都会に出て来て、
女性解放運動も女性の地位向上とも無縁の世界で
ひたすら家事と子供たちの世話に自分を
捧げた一人の女性の物語を語ることで
キュアロン監督は何を訴えようとしたのか。


そこに何のメッセージはなくても、
私たち、特に女性に訴えかけられるものは
大きく深いと思います。