2016年7月31日日曜日

ハワイアンのオコノミヤキ?と仁義なき戦い








昨日のブログで書いた<ブルーゾーン>
のことが載っていた
この小雑誌ですが、






夏だからハワイ?

ハワイのクッキングの紹介記事もありました。








写真左上はハワイアンマカロニサラダ。

その下はマカデミアスィートポテトサラダ。

そして右の大きなお皿にのったのは
オコノミヤキ。


暑いところのお料理って
味付けを甘くするものが多いような
印象があるのですが、
ここで紹介されているマカロニサラダにも
ハチミツが使われています。






そしてお好み焼き。

アメリカ人にしてはアルファベットでの
スペルが正しいではありませんか!?(笑)

全部フラットな子音+母音だからでしょうか。


こういったいわゆるマイナーな
健康雑誌にも紹介されるということは
アメリカでお好み焼きも
多少の市民権を得ている途上なのかしら。


ただし、ここで紹介されているレシピは
日本のお好み焼きとは程遠いもの。

粉と水と卵以外は刻んだホウレン草や
マッシュルーム、ですからねぇ。


それでもBonito Flakes(鰹節)やら
<オコノミヤキソース>まで載っています。


もちろん日本からハワイへ来た移民たちが
持って来たものでしょうけれど、
元は(アメリカ合衆国の)ハワイじゃないよ、
日本だよ、と言いたい私。



✨✨✨



そう言えば昨年に出た「現代思想」の
4月臨時増刊号の
菅原文太特集のことはこのブログで書きました。

様々な分野の人たちの投稿やインタヴュー
ですが、難しい言葉を使うわけでもなく
シンプルな文章で的確に私の心をつかんだものの
1つが、広島で映画館の総支配人をつとめる
住岡正明さんの文章でした。



以下「現代思想」より抜粋


広島名物のお好み焼きは安い一銭洋食
とも当時よばれ、
「あんたの好きなもんを入れて焼いてあげるけえ。
腹いっぱい食べんさい」
が本来の語源である。

お好み焼き屋の名前には、
「⚪️⚪️ちゃん」という女名前の店名が多い。
これは戦争で父親、兄弟や夫、恋人
を亡くした女性が自立するために
店を出したためである。

原爆症の恐怖、貧乏、すべてのマイナス
の言葉をプラスに変えてくれる
「お好み焼き」なのであった。



日本からのハワイ移民の出身県のうち、
山口県に次いで2番目は広島だったというのも
ハワイにお好み焼きが根付いた理由
だったかも知れません。



それにしてもあ〜
お好み焼きが食べた〜い(笑)!















  

大人たちに壁を築くよりも橋を築くことのほうが容易だと教える勇気を、ローマ法王



「カウチポテトは自由を失う」 ローマ法王、若者に警鐘



ポーランドを訪問しているローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は30日夜、クラクフ近郊で開かれた「世界青年の日」の若者たちとの交流行事で、「私たちが生きている時代は、若者の『カウチポテト』を求めていない」と述べ、ソファに寝転んでいないで、未来のために行動しなければならないと呼びかけた。
 法王は、「幸せになるためにはソファさえあればいいと間違えば、まひ状態になる。ビデオゲームの世界へ逃避し、パソコンの画面の前で過ごし、苦痛や恐れから無事でいられる。だが、自由を失う」と述べ、世界の諸問題に無関心で、流されるままになることに警鐘を鳴らした。また、「世界はあなた方が歴史の主人公であることを求めている。あなた方が未来を決めなければならない」と鼓舞した。
 行事では、シリア・アレッポからの参加者が、死と隣り合わせの日常について証言した。法王は、難民問題などで排他的な傾向を強める世界について「大人たちに壁を築くよりも橋を築くことのほうが容易だと教える勇気を持ちなさい」と呼びかけた。
 法王は31日午前にミサを行い、次回の「世界青年の日」は、2019年にパナマで開催すると発表した。(クラクフ=山尾有紀恵)


⬆️は今日の朝日新聞の記事です。
もしかして、自民党はこのローマ法王の演説を
「偏向」してると言うでしょうか。
このローマ法王の言葉はそっくりそのまま
日本の若者にも当てはまるでしょう。

世界は(日本は)あなた方が歴史の主人公
であることを求めている。あなた方が未来
を決めなければならない。

先日の参院選の前にこの言葉を
日本の若者に聞いて欲しかった。

大人たちに壁を築くよりも
橋を築くことのほうが容易だと教える
勇気を持ちなさい

すばらしい言葉ですね。




こんなことがまだまかり通ってたアメリカ、AFPニュースから


「黒人の投票を制限」米ノースカロライナ州の有権者ID法に無効判決


【7月31日 AFP】米国で29日、ノースカロライナ(North Carolina)州の「有権者ID法」は、黒人有権者の投票制限を目的として制定されたもので無効だとする連邦控訴裁判決が出された。
 ダイアナ・モッツ(Diana Motz)連邦判事は判決文の中で、ノースカロライナ州議会が制定した有権者ID法は「5種類の方法で投票と有権者登録を制限し、その全てがアフリカ系米国人に過度に影響を及ぼしている」と述べた。モッツ判事はさらに判決文で、2013年8月にパット・マックロリー(Pat McCrory)知事(共和党)が署名して成立したこの法律には「差別的な意図がある」と指摘している。
 米国の投票基準は地域ごとに異なり、選挙の年には注目を集める。ノースカロライナ州などの有権者の支持が民主党と共和党の間で揺れることから「スイング・ステート」と呼ばれる州では特にそうだ。そうした中でアフリカ系米国人は何十年にもわたって民主党を支持してきたことから、政党関係者の間では共和党の州知事らはそうした有権者の投票を抑制しようとしているとの見方が多い。
 中でもノースカロライナ州の有権者ID法は2016年から投票所で写真付き身分証明書を提示するよう義務付けている。モッツ判事は判決文で「そうした身分証明書を所持していない者はアフリカ系米国人に極めて多く、アフリカ系米国人が使用する登録・投票の手段を排除し、狭めている」と指摘した。
 この法律は、人権団体「米国自由人権協会(ACLU)」やアフリカ系米国人の権利を擁護する最重要団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」などから非難されてきた。
 もう一つのスイング・ステート、ウィスコンシン(Wisconsin)州でも29日、スコット・ウォーカー(Scott Walker)知事(共和党)が成立させた同州の有権者ID法の一部を違憲とする連邦地裁判決が出た。その数日前にも別の連邦判事がウィスコンシン州の厳しい有権者の身分証明要件を緩和するよう命じていた。(c)AFP

2016年7月30日土曜日

ブルーゾーン










今日、ナチュラルグローサーズでもらって
来た新しいdelicious livingです。

特集は健康で長生きする方法。







2012年にナショナルジオグラフィック社の
記者だったDan Buettner氏が著した本
「The Blue Zones」が紹介されていて、








著者が世界中の、元気に100歳を超えて
生きる人が多い地域を調査した結果、
世界で5つの町、地域が認識されたというもの。


その5つの地域とは、
カリフォルニアのロマリンダ、
コスタリカのニコヤ、









イタリアのサルディーニャ島、
ギリシャのイカリア島、
そして沖縄です。


そして長寿のための9つのクルーとは。


1. 日々の軽い運動










2.  腹八分目。

子供の頃から母に言われていた言葉、
「はらはちぶんめにしておきなさい」







アルファベットで正しく書けているでは
ないですか、腹八分と。

でも昔から日本人が言って来た「腹八分」は
別にカロリーを20%カットする
わけではないですよね。


まあ説明ではあなたの胃が80%フルに
なったら食べるのをやめなさい、
これは合っています。



✨✨✨


誤解を恐れずに言うと、
アメリカ人って何であんなに食べることに
執着するのか。

あれは<欲>以外の何ものでもないでしょう。

その<欲>がお腹一杯食べることになり、
肥満への道をまっしぐら。


今日のジムのオープンハウスに来ていた
お年寄りたちも、
そのマフィンを置いて、
ちょっとズンバ、やってみなさいよ
って言いたくなりましたよね。



9つのクルーの中の5番目。

<目的を見つけよ>

朝目を覚まして、あ〜あ、今日は何をしようか
ではなく、
さて今日も⚪️⚪️をしないと、
これが大切。


9番目。

周りに価値観の似た人々がいる。


一番身近なのは家族、つれあいかと思いますが、
身近にいる<価値観の似た人たち>
はあなたをリフトアップし、
刺激を与え、
別空間に連れて行ってくれるはず。



元気で長生きしようぜ!!!







ジムの新スケジュールはシニア向けのクラスが増えただけでし









7月最後の土曜日の今日は
私たちの行くジムでのオープンハウスとかで、
10時半からのズンバのクラスに出る
べくジムに行ったら、
入り口の正面に置いたデスクの向こう
でオーナーのブリアナがお出迎え。

何が当たるのかわからないまま
くじを引くと、
私は(多分これが一番多いはずの)
Anytimeのロゴ入りウォーターボトル、
家人は30日の日焼けマシーンが当たりましたが
これは使わないと言ったら、
もう1度引かせてくれて、
彼がもらったのは小さなリュックサックと
ボールペン。


別のテーブルにはマフィンや
フルーツなどの朝食?メニュー。


お年寄りで割とにぎわっていました。


今日もけっこうきついジェニファーの
ズンバですが、
今日クラスに来ていたのは
ヴァイオラさんと私たちの3人だけ。

先週来ていた若い女の子2人組は
姿を表しませんでした。


そのヴィオラさんも
くじで最初に当たったのは
1ヶ月分のタニング(日焼け)だったらしく
それは要らないと言って、結局、
Anytimeのロゴ入り、
シグナチャーカラーの紫色のバンダナ。

私がもらったウォーターボトルを見せたら、
あなたの方がバンダナ、
使うでしょう、と言われて、
ウォーターボトルとバンダナの取り替えっこ。

ウォーターボトルはすでに持って
いるので、私もバンダナの方
がありがたい(笑)。




サマンサのサブで教えてくれたジェニファーも
あと2回でおしまいです。

今日はオープンハウス用に、
クラスの間、いつもなら閉めるスタジオの
ドアを開放するようにと言われた
らしく、ドアは開けっ放しです。


ちらりと外からのぞいていたオバさま、
でっぷりとした体型、
手にはしっかりとフードのお皿。


どういうふうに今日のイヴェントを
宣伝したのか知りませんが、
食べ物目当てとしか思えない、
おもにシニアの見学者たち。


お店の試食でも、
こういったイヴェントでも、
アメリカ人って、言い方は悪いですが
食べ物にたかるように
集まりますよね。









で、来月からの新しいスケジュール。

Silver Sneakers という椅子に座っての
シニア向けのエクササイズのクラスが週3日
に増え、ビギニングヨガ、
ローインパクトエアロビクスと
週に8クラスはシニア向け。


私(たち)が受けるクラスは変わらず、
月曜日のジェシカのInsanity、
火曜と木曜のPIYO、
そして土曜日のズンバだけです。


土地柄、場所柄、
お年寄りが多いので、ジムはお年寄りを
制覇しなければきっと
ビジネスが成り立たないのでしょうね。


今日のイヴェントももしかしたら
最初からシニアをターゲットにしたもの
だったのかも知れません。


フラッグスタッフの若くて優れた
トレーナーに鍛えられた私たちとしては
物足らなさは禁じ得ませんが、
そんなこと言ってられません。


そんなこんなであっと言う間でした、7月!






2016年7月29日金曜日

チンオモフニ ワガコウソ コウソ クニヲハジムルコト コウエンニ‥‥ 教育勅語復活? 日本怖いぞ!!!


 
以下は昨日の毎日新聞の記事から




自民党「偏向教師密告」サイトの波紋 「まるで戦前の思想統制」





自民党がホームページ上で呼びかけていた「調査」のサイト。最初は「子供たちを戦場に送るな」を「政治的中立を逸脱した例」として紹介していたが、後に削除した

 心配である。参院選で大勝し、かつてない巨大権力を手に入れた自民党が、だ。これまでも強引な政治手法は批判されてきたが、さらに党のホームページ(HP)上で「政治的中立を逸脱した学校の先生がいたら名前などを教えて」という趣旨の「調査」に乗り出し、「まるで戦前」と波紋を広げているのだ。歴史をひもときながら取材すると、「中立」とは言い難い、彼らの本音も浮かび上がる……。【吉井理記】

長野県「教員赤化事件」そっくり? 自民こそ「政治的中立」を逸脱

 おさらいしよう。「調査」は、党文部科学部会(部会長・木原稔衆院議員)が実施した。18歳選挙権のスタートに伴い、教育現場で「政治的に中立ではない」と思う教員の指導や授業があれば、HP上の特設サイトから学校・教員名、授業内容などを党に送信する仕組みだ。

インターネット上で「密告サイト」と呼ばれた「調査」は6月25日に始まり、7月18日に「事例が集まった」として終了。サイトを閉鎖した。党部会で内容を精査し、場合によっては文部科学省に対応を促すという。「調査」サイトは一時、政治的中立の逸脱例として、教師が「子供たちを戦場に送るな」などと主張することを挙げていたが、後にこの文言は削除された。
 経緯は後で木原さんに聞くとして、これでは「教育は不当な支配に服することなく……」と教育基本法16条がうたう教育現場に政党が介入するようで、ブキミではある。教員が「生徒に密告させたいのか」「現場が萎縮する」(10日付本紙朝刊)と困惑するのも確かにうなずけるのだ。
 そういえば、東京都知事選では、自民党都連が党所属の国会・地方議員に「議員の親族が党推薦候補ではない人物を応援すれば議員本人を処分する」との“お触れ”を出したばかり。その自民党が行う「調査」を額面通りに受け取っていいものだろうか。
 「治安維持法下の戦前も、まさに『調査』名目の教員の監視や弾圧があったのですが……」と眉をひそめるのは戦前の教育行政に詳しい小樽商科大教授の荻野富士夫さんだ。1925年施行の治安維持法は「国体変革」などを目的にした運動・団体の摘発が狙いだったが、28年の改正でこれに関わる一切の行為も取り締まりが可能になり、政府批判すら弾圧対象になった。

「特に31年の満州事変後に弾圧が激化し、ついに起きたのが『長野県2・4教員赤化事件』です」と荻野さん。33年2月4日から半年あまりで138人の小学校教員が「赤化(共産主義化)した」との理由で検挙された事件だ。「この時、文部省や長野県学務当局は『調査』名目で児童らが書いた作文やノート、答案を調べあげて弾圧を進め、教員の『矯正教育』も実施したのです」
 ところが実態は「赤化」とはほど遠かった。「長野は生糸の生産が盛んでしたが、昭和恐慌で不況にあえいでいた。生糸農家の子も多く、教師が不況の構造を教えたり、家の生活状況を考えさせたり。その程度だったのです」
 だが、同様の「調査」や教員弾圧は全国に広がり、やがて政府・軍部の意に沿わない憲法解釈を唱えた美濃部達吉ら憲法学者に波及する。「戦争遂行のため、政府に異を唱える国民を育てたくないとの思惑が背景にあったのでしょう。政府が教育を監視・統制したがるのは、今も昔も同じです」と荻野さん。
 教育界などから政府批判の声が消えたこの国が、その後どうなったかは言うまでもないだろう。今回の「調査」をしたのは政府ではないが、自民党は与党なのだ。
 「だから教員が『萎縮しない』と考えるほうがおかしい。今ですら教育現場では、憲法を教え、平和という言葉を使うことを『政治的』と誤解し、避ける風潮が生じているんです」と憤るのは、日本弁護士連合会憲法問題対策本部の副本部長で教育関連法にも詳しい伊藤真弁護士だ。
 「誤解の最たるものが特定政党の政策、例えば安保関連法や憲法改正を批判的に検討することを『偏向教育』と捉えること。批評は認められています」と伊藤さん。教育基本法は「学校は、特定政党を支持・反対するための政治教育や政治的活動をしてはならない」と定めているが、同法制定時(47年)の国会で、政府は「(一党一派の支持・排斥が目的でなければ)ある党派の政策を批判することは差し支えない。自由な批判検討は許されるべきだ」との見解を示し、2006年の同法改正後も文科省はこれを踏襲している。
伊藤さんは「一つの考えや、特定政党の支持・反対の押し付けはいけませんが……」と前置きして続けた。
 「民主社会の主権者に最も必要なのは、自分たちが選んだ代表者(権力)に迎合せず、監視し続けて批判できる能力であり、これを身につけさせるのが教育現場の務めです。教育基本法の前文には『日本国憲法の精神にのっとり、教育の基本を確立する』とある。先生は萎縮せず、生徒が批判的に政策を見る目を養い、憲法の精神を考えさせる授業をどんどんやっていい」
 さて、木原さんに「調査」の真意を聞こう。「18歳以上に選挙権年齢を引き下げたのは政治です。だから今回の参院選で学校に混乱がないか、把握する責任が政治にある。他の意図はないし『密告』なんてとんでもない。萎縮というが、萎縮する何かを教育現場はしているのでしょうか」
 「調査」サイトの「文言削除」も「『子供たちを戦場に送るな』なんて当たり前です。でも『子供たちを−−』を安保関連法に結びつけ、『これは戦争法だ』と教えることは偏向だと言いたかった。でも文案を作成した党職員が、この部分を省略して載せてしまった」かららしい。
 しかし、である。木原さんは党文科部会長になる前の14年10月、動画サイトで18歳も参加する憲法改正の国民投票に触れ、こんな本音をのぞかせた発言をしていたのだ。
 「学校教育の中でいかに現行憲法のあり方を理解してもらうか。これは決して護憲という形ではなく、今の憲法がどういう歴史的経緯で成立したか、どうして改正しなければならないか、自主憲法を日本人の手で作り上げねばならないか。これは学校で教えてもらうしかない。これは文部科学省にも指導して、やっていかなければなりません」これは政治的中立を逸脱してはいないか。「まあ、そうとも取れますが、これは青年局長の時の発言です。立場が変われば言うことも変わります」との答えであった。
 その木原さんの事務所には「教育勅語」全文を記した額が掲げられていた。教育勅語は「軍人勅諭」とともに48年、衆参両院で排除・失効が決議されている。やはり「まるで戦前」のように感じてしまう。
 伊藤さんがこう指摘した。「批判をされない、あるいは許さない政府や権力は必ず腐敗する。『国益』『愛国心』『誇り』と言い募る人ほど、教育現場を含め、自分たちの政策への批判を受け入れ、多様な見解を尊重する態度が求められている。そうでないと国は滅ぶ。70年余り前に私たちはそれを学んだではありませんか」
 閉鎖された「調査」サイトにはこんな一文があった。「特定のイデオロギーに染まった結論が導き出されることをわが党は危惧しております」。そう主張する今の自民党の姿勢にこそ、多くの人が危惧を覚えているのだ。


✨✨✨✨✨

何と<教育勅語>が掲げられているというこの
自民党衆議院議員の木原某。
わが母は田舎で終戦を迎えたのですが、
その時14歳です。
戦時中の教育をもろに受けた世代です。
私が小学生の時、母はよく戦時中の話
を聞かせてくれては「海ゆかば‥‥」を歌い
教育勅語ってのがあってね、これを暗唱させられたのよ、
とそのさわりをよく口にしていました。
チンオモ(フ)ニ ワガコウソコウソ クニヲ
ハジムルコト コウエンニ トクヲタツルコト
 シンコウナリ。
私はその部分をそらで暗記すらしていました。
チンは天皇なのよ、と話していた母ですが、
もちろん小学生の私に、教育勅語の意味するところも、
<コウソ>や<コウエン>がどんな漢字で
表わすのかも想像もつきませんでした。
ただ「音」で耳に入っただけでした。
今ウィキペディアで調べて<コウエン>は「宏遠」、
<シンコウ>は「深厚」だとわかりました。
それはともかく、この毎日新聞の記事を読んで、
おそろしくなりました。
この木原稔という議員は1969年生まれの
もうすぐ47歳。
この若さで何で<教育勅語>?

やっぱり「日本会議」の会員ですね。
「子供を戦場に送るな」の文言で先日も
確か奈良県教委がいちゃもんをつけていましたよね。
この文言は<偏向>しているからと。
特定のイデオロギーに染まった結論が導き
出されることをわが党は危惧しております」
そう主張する今の自民党の姿勢にこそ、
多くの人が危惧を覚えているのだ。

まさにこの毎日の記者が結んでいる文が
現在の日本と自民党に対する現実なんです。
特定のイデオロギーを押し付けているのは
アナタたちでしょうに。

東京都知事選、どうなるのでしょう。
日本全体に影響力のある日本の首都、
東京の知事選挙です。
とにかく今はこの際、他の候補の選出を防御
る意味だけでも鳥越さんに入れましょうよ、
と部外者ですが私は言いたいです‥‥。