残骨灰
横浜市売却に賛否 金属回収「違和感」
こんな記事が毎日新聞に載っていました。
火葬した灰から金属が選別されて
再利用され、お金になることを初めて知りました。
私と家人は日頃、自分がこの世を去る時の
ことを色々話しています。
私は出来ればアメリカで死にたいと
思っています。
と言うか、アメリカで火葬されたいからです。
なぜかと言うとアメリカでは火葬されたら
全て灰になります。
お骨を拾う習慣なんて
もちろんないし、
火葬された後には灰が残るだけ。
これがあっさりしていていいな
と私は思っています。
骨なんて残したくない。
骨どころか何も残したくない。
灰だともちろん都会の真ん中にという
わけにはいきませんが、
海や、故人の遺志にあったり、
故人にゆかりのある場所に撒いたり
埋めたりすることはできます。
アメリカの火葬場で火葬した後の残り
の灰をどうしているかまでは
全くわかりません。
かつて日本では、人が死ぬと埋葬は
土葬でした。
お棺は五右衛門風呂のような丸いお棺。
(実際に見たことはありませんが)
私は以前母に聞いたことがあります。
人は死ぬと遺体は硬直して硬くなるのに、
どうやって膝を折り曲げたの?と。
母だって幼い時の記憶しかないので、
(遺体の)膝の骨を折るポキポキという
音がしたのは覚えているという答えでした。
フラッグスタッフに住んで、
ホピの人たちと知り合い、
仲良くなって、
埋葬のことも聞いたことがあります。
ホピは遺体は日本の土葬の時と同じ、
膝を折り曲げて、
頭をうつ向けて、
ブランケットにくるんで、掘った穴に
埋葬するのだと。
火葬には棺桶も必要。
燃やす燃料費も必要。
それして結果、全部骨と灰になる。
あ〜人間ってやっかいですね、死ぬということも。
って残った人と環境にまで影響を
及ぼすのですから。
🌠 🌠 🌠
ところで先日とあることを検索していて
興味深いことを書いていらっしゃった方の
ブログに行き当たりました。
でもその方の最後のブログには
病気のことが書かれていて、
病気は重くて、検査がたいへんだ
みたいなところでブログは終わり、それ以降
更新されていませんでした。
おそらく亡くなったのでしょうね。
私は死んだら、ブログは全て削除しようと
思っていましたが、
この方のブログのように、
書き手はこの世からいなくなっても、
誰かが見つけて
誰かの役に立つかも知れないかもなあ。
なんてことを考えていたら、
まあいいか。
何も残さなくても、駄文にしろ
自分が書いた記録をウェブ上に残して死ぬのも
悪くないかも知れないな
と思ったしだいです。
<死>はこれからの日本、自治体にとって
死活問題ですよね。
ちなみにこの毎日新聞の記事によると、
大阪市は火葬の後の灰は、
業者に売らず、火葬場に埋めてもらって
いるのだそうです。
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