2017年8月11日金曜日

日本からの贈り物、縁と円









日本に帰っていた時に、
事前に申し込んでいた絵とともに
届いたのが、藤原新也の沖ノ島展
の優待チケットでした。


日本にいた時には思い出せず、
アメリカに戻って来て思いついた
東京在住の古い友人。


慌てて彼女に電話。


彼女も前日にテレビでこの写真展
のことを観ていて、
それならと翌日チケットを送ったことは
確かブログに書いたと思います。


せっかくならトークショウにも行って
欲しいと思い、手紙に日時も書いて
どうか、トークショウの日までに
プライオリティメールが届きますように
と祈っていました。


ところがこれがまたラッキーだったことに
彼女のお手紙によると、異例の速さで
届いたようでした。










今日、メールボックスを開けたら、
こんなプラスチックの大きな白い封筒
と彼女からの手紙が
同時に届いていました。









白い大きな封筒の中身はこれでした。


藤原新也の沖ノ島の写真集!






表紙を開けたら、

こんな彼女のお手製のはがき、









こちらこそ、本当に
ありがとうございました!




⭐️ ⭐️ ⭐️




中野在住のS子さんと出会ったのは
14年前のアラスカです。


当時アンカレジに住んでいた私は、
日本人の経営する
主に日本人観光客用のギフトショップ
で働いていました。


そこにお土産を買いにいらしたのが
S子さんでした。


なぜ彼女との短い会話で、
住所をいただくほど近しくなれたのか。


彼女はその時娘さんと、
グループツアーではなく、
当時私と家人がぜひ行ってみたい
と話していた、
星野道夫が写真を撮る際によく
泊まっていた「キャンプデナリ」に
泊まっていたと話してくださったからでした。


「キャンプデナリ」は四国と山口県を
合わせたくらいの広さのある、
デナリ国立公園の一番奥にあるロッジです。


お手紙が好きな彼女からは
時々長いお手紙をもらいました。


日本に帰った時にお宅におじゃました
こともありますが、
ここ数年はちょっと音信が途絶えていました。


写真集とともに届いた彼女のお手紙には
今のひどい日本に対し、
自分の良心の為に今も時々、
国会前に立ちに行っているのだと。


かつてはデモにも参加されていた彼女は、
もうすぐ73歳だと。



どこにいても、どこに住んでいても
人との出会い、そしてそれが<縁>として
続くかどうかって本当に不思議ですね。




<縁>は<円(丸)>。



まあるく途切れることなく続くものです。




















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