2017年7月14日金曜日

Cochitiのフィーストに、初めてのプエブロのダンス








10日の月曜日に、コスコで偶然
お会いしたシッピーの奥さん、スーさん
に招待を受けて、
行って来ました、Cochitiのフィーストに。


ダンスは10時からと聞いていたので、
初めて行くこともあり、
早めにアパートを出ました。


8時35分に出て、1時間ちょっとで
Cochitiに到着。

帰る時にあらためて、早く来て、
キヴァに続く道路沿いにうまく車を
停められて良かったと。


ホピでもそうだったように、周辺はぎっしりと
車だらけでした。



車を停めて、やっぱり聞きました、
シッピーの家を探してるのだけど、と。


スーさんが教えてくれた通り、
黄色に塗られた窓枠の
2階建てのお家です。

まずはドアをノックして、入れてもらい、
キッチンにいたスーさんと再会のハグ。


来れたわねえ、と満顔の笑みで
迎えてくださいました。


お顔の表情から、彼女の温かい人柄が
伝わります。


昨日の雨でプラザがほら、あんななので、
ダンスは教会のそばであるのよ、と。


窓から見た広いプラザの真ん中には
大きな池のような水たまりが出来ていました。


ダンスが始まるからとスーさんに促されて
私は外に出て、プラザやプラザを囲む
家の周りを見渡しながら影のある場所に移動。


キヴァの半ドームは美しくベージュに塗られ、
プラザに面した家々もアドビで、
とてもきれいです。


家々の前にはホピでもそうだったように、
椅子が並べられています。


キヴァの横には教会。

(プエブロではないですが、
私としては複雑な気持ち)


ニューメキシコのプエブロは
カチーナを描くこともデザインに使うことも
禁じられたの、
と話してくれたのは、今は
オーケイオウェンガに住むホピのアーティスト、
スティーヴの奥さんのマリアンでした。



検索してみたら、本日行われた年に1回
のフィーストも、
カトリックの守護聖人、
聖ボナヴェントラを祝う行事のようです。


ボナヴェンチャーと言えばロサンジェルス
ダウンタウンのホテル。


カナダの空母の名前にも使われているのですね。


語源はこれでしたか‥‥。



ダンスは総勢200人以上、
もしかしたら300人くらいの男女が
(ホピでも)聴きなれたリズムの歌
に合わせて踊ります。


太鼓と歌い手もたくさん。


女性はやはり頭にペイントした飾りをのせ、
ホピでもつける手織りのベルトは巻き方が
少し違っていました。


男性も体にペイント。


ダンス自体はカチーナダンスではない
ホピのソーシャルダンスに似ていました。


私はショールを忘れましたが、
帽子は取り、かんかん照りの太陽の下、
1時間のダンスを見ました。


サファリハットや大きな日よけ帽をかぶっている
のは必ず白人の女性。


まあこう言っては何ですが、
ホピでもそうでしたが、
ダンスをしているそばを集団で通る、
ダンスを見ながらダンサーを指差し、
おしゃべりとみんなではないのですが、
往々にして白人には、それぞれの文化に対する
リスペクトというものを感じないです。


ダンスが終わって、踊っていた男女が
散り散りにあちこちへ移動する中、
<インディアンカルチャー保存>の
「誇りあるサポーター」
というTシャツを着た男性が、
コスチューム姿の男性を引き止めて
声をかけ質問をする。


ダンサーはちょっと答えられない
と去り、すると彼はまた一人、
別のダンサーに話しかけています。


何を知りたいのか知りませんが、
遠慮やリスペクトをわきまえもしないで、
何がインディアンカルチャー保存でしょう。


一部の白人のこういった
自分はいいことやってるんだ、みたいな
傲慢さにはどこにいても辟易します。


フィーストではヴェンダーのテント
もたくさん出ていて、
それらを回ってからまた、
シッピーの家へ。


すでに家の中はお客さんでごった返しています。


スーさんと一緒に食事のお世話をしていた、
やっぱりシッピーのあのおっきなクロスを
つけたディルさんが私を
食卓の席に案内してくださり、
様々なたっぷりの美味しいお食事を
ごちそうになりました。


私がいただきます、と手を合わせたら
スーさんが、そうするのよね、
と微笑んでいました。


人々は次々と席についてはささっと食事
を済ませて、次の人と交代。

私も食事を終えて、スーさんにご挨拶をして
退散。


急がせてごめんなさいね、
と声をかけてくださるスーさん。


次はインディアンマーケットで会いましょう
と約束してシッピーの家を
後にしました。


アルバカーキに引っ越して私が初めて
来たCochitiプエブロ。


ダンスも見れて、美味しいフィーストの
お食事もいただいて、
早々とアルバカーキに戻れました。



実は今日は歩いて仕事場に行った家人
の昼の仕事が終わる前に
彼をピックアップすべく、
仕事場に着いていたかったのでした。



お家で写真は1枚も撮れていません。


最初のハンドソープの写真以外は。


だってお客さんでごった返す中、
シッピーもスーさんもとても
忙しそうで、とても写真をお願い
できる雰囲気ではなかったのです。



家の1階には2つバスルームがあり、
私は両方を使わせていただきましたが、
洗面台に置いてあったハンドソープ、
奥のバスルームにはMeyer's、
帰る前に使わせてもらったフロント
のバスルームには、私も買うことのある
EOのハンドソープでした。


きっとスーさんが選んだものでしょう。


環境や体のことを考慮しているチョイスです。



コスコでスーさんと出くわさなかったら
実現しなかった今回のCochitiのフィースト。


スーさん、お招きありがとうございました!





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