ずっと雲にかくれていた高妻山 が姿を現わしました。 |
きれいな形をしています。
刈和さんいわく、飯綱山は日本二百名山
の1つで、この高妻山は百名山の1つ
なのだそうです。
飯綱山には何十回も登っている
という刈和さんは73歳。
おれは40代で死にかけたんだよ。
と話してくれたお話。
何でもお酒の飲み過ぎで40代で
急性膵炎で入院、
集中治療室に入って、
一般病棟に戻った時、主治医に
地獄を見て来たか?
と半分冗談で言われたのだそうです。
それ以来お酒はきっぱりとやめたのだと。
そこまでの体験をすると、きっぱりと
やめられるのでしょうか。
彼自身も意思の強い方なのでしょう。
そこまでの体験をすると、きっぱりと
やめられるのでしょうか。
彼自身も意思の強い方なのでしょう。
刈和さん、私がブナの木を見てもわからない
と言ったものだから、途中で進路変更、
じゃあブナの木を見に行こう、
ついでに小川のそばを歩いて下りるか?
ということで私は刈和さんにくっついて、 どんどん山の中を歩きます。 山の草や木を「友だち」と呼び、 かわいく咲く高山植物の名前を知らない ことをすごく残念そうに話す刈和さん。 |
もう思い出せない、この木は 何の木だったっけ‥‥。 かなりの樹齢でしょうね。 私がこうやったところを写真 に撮ってあげるよ、 とおっしゃったけど、 私は逆に刈和さんに腕を回してもらった写真 を撮らせていただきました。 |
たらの芽。 刈和さんは春にはたけのこ掘り や山菜摘みもされるそうで、 今年もたらの芽の天ぷら、食べたよ。 |
この水は飲めるんだ、 これが中社の御神水になってるんだよ。 と刈和さん、途中でフキの葉を巻いてそれに 川の水をすくって飲んでいました。 せせらぎに沿った小道はすばらしい ハイキングコースで、 刈和さんも、こんないいルートなのに 観光協会のパンフレットにも載ってない、 もったいないよ、と。 山と自然が好きでたまらないのですね。 |
山の下りは割と急でしたが、 登山ルート自体は下りやすいものでした。 それからのハイキングはかなり長い時間 歩いていたようです。 中社に到着。 |
山や木に神が宿ると信じ、 それを崇める、 日本のすばらしい自然信仰です。 |
刈和さんの言ったとおり、 手水舍にはこんな言葉が。 |
ガーミンを見たら、下りとハイキング で6キロ近く、時間は4時間近く かかっていました。 飯綱山の登り下りとハイキング で全走行距離はほぼ10キロ、 時間は6時間ちょっと。 清々しくて、いい運動でした。 |
ということで奥社には行けませんでしたが、 今年も戸隠中社にはお参り出来ました。 |
✨ ✨ ✨
ところで日本にいる間、NHKの朝の番組、
にっぽん百名山をよく観ていましたが、
アメリカに戻る直前に観たのが
ちょうど高妻山登山でした。
私が数日前に見て来た山です。
私が数日前に見て来た山です。
いつか登れるかな? |
✨ ✨ ✨
それにしても見ず知らずの私
をずっとガイドしてくださった刈和さん、
本当にありがとうございました!
エネルギーを使った後はアミノ酸
を補給しないといけないって
薬局の女の人に言われたんだ、
とアミノ酸入りのジェルを携帯して
いらした刈和さん。
ちょうど私がジムでのエクササイズの後に
飲む、アフターワークアウトのアミノ酸
と同じことです。
お一人暮らしなのかどうかはわかりませんが、
体や栄養のこと、登山の際に身につける
シャツの素材のことなど
(コットンはだめなんだ、こういう時は。
汗をかいてもすぐに乾かないからね)、
ご自分なりに色々考えて暮らして
いらっしゃることに感心しました。
1日に3万歩歩くことにしているのだとも。
旅は、いえ、登山は道連れ、
刈和さん、
本当にありがとうございました!
100倍楽しく登れた私の
飯綱山登山でした。
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