金木の駅を降りたら、そこはもう 太宰一色です。 電車から降りた人たちのほとんどが 目指す場所は同じです。 |
津軽鉄道のガイド女性の説明にあった、 金木で訪ねる3つの場所。 太宰記念館「斜陽館」 津軽三味線会館 太宰治疎開の家 |
私はまず太宰治疎開の家へ向かいます。 |
太宰治疎開の家というのは、 お兄さんが結婚して 新婚夫婦のために建てられた津島家 の離れのことです。 |
太宰が疎開をしていた家で、そこから 疎開の家と呼ばれています。 |
ここで津軽鉄道の例のガイドさんが ちょっとお得ですよと教えてくれた 3館共通券を購入しました。 結局津軽三味線会館には足を運ぶ 時間はありませんでしたが。 |
この「離れ」だって和洋折衷の 素晴らしいお宅で、洋間にはこんな カウチも設置されてあり、 |
当時のカウチのクッションの中身は ⬆️の写真の通り、藁でした。 |
文庫本を片手に、こういうシーンは このページに書かれています、と。 |
確かこの時はお母さんが亡くなる前に、 太宰とお兄さんが和解したお話をして くださっていたと記憶しています。 とても感情豊かに、 ここで病気で亡くなる前のお母さん が寝ていて、そこに お兄さんと太宰が座って‥‥と。 |
この「疎開の家」で23作の作品 を書いた太宰は、 この部屋のこの座布団に座って、 小説を書いていたのだと。 |
ここに座ったら小説家になれますよ、 作家の〇〇さんも、〇〇さんも来て 座られました。 又吉さんも何度もいらっしゃっています。 もう遅いけど(苦笑)私も座らせて いただきました。 |
緻密でまるでそこに太宰やその家族 がいるかのように お話してくださったのは白川さん。 津島家とは少しご縁があるお家の方 のようでした。 |
「疎開の家」を後にする前に売店で 文庫本を購入しました。 |
買ったのはこれでした。 |
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