2017年7月31日月曜日

沖ノ島展と禁忌








藤原新也のメンバー制有料サイトが始まって
以来の会員である私は今回、
メンバー全員に贈られるという
「クロコの反戦画」に日本に帰る前
に応募し、日本での滞在先
に送られて来た時、
この沖ノ島展の招待券も2枚
同封されていました。


行きたい、でも写真展は私が
アメリカに帰ってからスタート。


チケットは記念にと
アメリカに持って帰りました。


しばらくたってから一人、
東京在住の古い友人を思い出しました。


すぐに電話をしたら、
彼女いわく、
「昨夜ね、テレビでそのことを見たのよ」。


私がチケットのことを話すと、
まあ、何ていうつながり方かしら。


翌日朝一番で郵便局へ。


この写真展中に藤原新也のトークショウがあり、
その2回目が7月29日に行われます。


せっかく写真展に行くのですから、
私たちの代わりに藤原新也のトークも
しっかり聴いて来て欲しい。


3−4日で届くと言われた、
プライオリティのエクスプレスだと
ただの封書だけでも60ドル以上かかり、
これはちょっと無理。


結局、普通のエアーメールと
かかる日数は同じと言われたけれど、
アメリカ人の言うことは信じられない、
そんなはずはないのではないか
と心の中で確信した私は、
エクスプレスほどはかからない
プライオリティメールで送りました。


✳️


ロサンジェルスに行っていた間に
彼女からの留守電が入っていて、
Eメールも来ていました。


何とメールは間に合い、
29日にあったトークショウにも
行けたとのこと。


その彼女からのメールに書いてあったこと。


写真展とは関係はないけれど、
お話の中で「禁忌」について、
今の人は禁忌が足りないと言っていた。


つぶやきは他人に直ぐぶつけるのではなく、
自分の中に貯めて消化していくもの。

今は、それはしてはいけないという禁忌
がなさ過ぎると。


⭐️


確かに政治家から芸能人から一般人まで
昨今の禁忌のなさから来る
スキャンダルや事件は
枚挙にいとまがありません。


ツイッターやらフェイスブック、ライン
等のSNSが一般的になって、
単純な褒め言葉(いいね!)という
「浅い共感(これは藤原新也の言葉)」は
ただそこに留まるだけで、
何の発展も進展もないと思うし、
単純、速攻な否定的つぶやきは
瞬く間に拡散して、
ひとの思考回路を遮断し、否定要素が
占拠してしまい、
それが結果的に悲劇に帰結することも
現に起こっているし、これからも
起こる可能性はいっぱいあります。



✴️



あくまで個人的な感想ですが、
よくブログにある、
ポチッとお願いします、
というのも私は何か気持ちが悪い。


まあ私は単にそう言うランク付けや
(ある意味)競争?が
好きではないし、興味がないだけですが。



それにしても藤原新也の沖ノ島展、
行ってみたかったなあ。























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