2012年5月20日日曜日

Nasoftie (ホピ語で日食)をリッキーと見る






中国、日本、アメリカでだけ見れる今回の金環日食。
北アリゾナで見れて、しかもホピならかなり中心に近い。
これを逃す手はない。
2012年5月、たまたま北アリゾナに住んでいて、
しかもホピは何度も足を運んだ場所。
セカンドメサならきっとパーフェクト。
というわけで3時にフラッグスタッフを出発。
お連れはツーソンから来た石川さん。
(彼の写真を撮るのを忘れていました。)

ホピで一緒に見るのはリッキー。
みんなでションゴパヴィの西側の崖っぷちの
岩の上に坐りました。
欠け始めたのは5時半。
最初はカメラの設定やらめがねをレンズに合わせるのに
手間取り、全く上手く撮れませんでした。

せっかく来たのですから、いくらド素人とは言え、
たとえ上手でなくても
何枚かは写真を撮りたい。

普通に見ればいつもの太陽と変わらないまぶしい光の塊。
でも一旦めがねをかけたら、そこには
真っ黒い世界に浮き出た欠けて行くオレンジ色の太陽。


こんなめがね、どうしたんだとたずねるリッキー。
日本から買って来たのよ、と私。
驚いたのは欠け始めた太陽をめがねを通して見ながら
彼はすでにジュエリーのデザインの話を始めたのです。

アーティストの想像力をかき立てたのでしょうか・・・。
ブレスレットにこうやって、ああやってと
話してくれるので、それ絶対作るべき。
タイトルはNASOFKIEでね、と私。

ほぼ2時間たつ前にはリッキーと別れ、私たちは
カルチャーセンターまで戻りました。


ホピにこんなに夜遅くまでいたのは初めて。
濃い夕闇の中、また来た道を戻りました。

母からも、ベランダから見れたよと言うメール。
日本の友人も雲に浮かぶ幻想的な写真がメールに
添付されて送られて来ました。

神がセットアップしたのかこの200何十年ぶりの
金環日食。
2012年5月20日。
ションゴパヴィにて。







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