君が代とStar-Spangled Banner、日本とアメリカ

昨夜休む前にチェックしたCNNで、

トランプがアラバマでの共和党議員

のキャンペーンでのスピーチを読んで

かなり驚きました。

試合前の国家斉唱の際にひざまづいて

プロテストするNFLの選手はクビにしろ！

というトランプの演説に、ついにここまで来たか。

大統領の言葉にNFLはどう対応

するのだろう、

と思いつつ休んで今日のニュースです。

NFLのコミッショナーは今朝のコメントは

トランプの言葉にぴしゃりと、

これはリーグとプレイヤーに対するリスペクト

に欠けていると。

すごいですよね、

多分に差別的、頭も悪いですが一応、一国の

大統領のコメントを一蹴するなんて。

トランプはそんな＜son of a bitch＞

な選手はクビにしろ

と言っただけではなく、

観客にもそういう選手を見たら、

もうゲーム会場から退散しなさい

とまで言っていたのでした。

これって独裁者の言葉以外の

何でもないでしょう。

アメリカの大統領がスピーチで

＜son of a bitch＞なんていう言葉を使って

いいの？

アメリカの大統領の話で＜ピー＞が入った

ことって今まであったでしょうか？

トランプのコメントを受けて

今日のCNNではスティーヴン・カリーや

レヴロン・ジェイムズなどの選手のコメント

も放送して、

＜スポーツが政治的になった＞

という特集にもなっています。

NBAの昨シーズンの優勝チームである

ゴールデンステートウォリアーズ

のスティーヴン・カリーがホワイトハウスへの

招待を行くかどうか決めかねている

ことを受けて、

ホワイトハウスへ招待されるなんて

こんな名誉なことはないのにそれを迷っている

というのなんて言うのなら、

そんなのはこっちから無しだ。

とトランプのツイッター。

ちょっと大変なことになって来た様相ですが

この国のプロスポーツ界だけでなく、

ハリウッドも音楽ビジネス業界も、

黒人の貢献度をもっともっと認識すべきだし、

それが認識できれば

少しは社会の意識も変わるのではないか。

いえ変わってほしいと思いつつも、

結局難しいのかなあとも。

アメリカにおける白人の有色人種への

人種差別は根が深いですからね。