リスクを恐れず堂々と政治的発言をする映画スター
オスカー女優ジェニファー・ローレンスが、「ハリケーン直撃はトランプ大統領のせい」と語り、気候変動の国際的枠組み「パリ協定」から離脱を表明したドナルド・トランプ大統領を批判して話題になっています。テキサス州に深刻な被害をもたらせたハリケーン「ハービー」に続き、史上最大級の大型ハリケーン「イルマ」がフロリダに上陸する中、「母なる自然の怒り」だとコメント。「気候変動は科学的に証明されており、それは人間の行いの結果。それを無視し続けることが怖いわ。私たちが持っている唯一の声は投票することなのに、投票したら驚く結果になった」と語り、地球温暖化はでっち上げだと主張するトランプ大統領を誕生させたことが間違いだったと語ったのです。
⬆️の記事は日刊スポーツのコラムからです。
オスカー女優だってこんな政治的発言
が出来るアメリカ。
堂々と大統領を批判する発言をする
ジェニファー・ローレンス。
彼女は好きな女優さんですが、
こんなニュースを知ったら、
ますます好感をもってしまいます。
日本ではそんなことできない、
日本ではあり得ない、
なんて言っててはだめなのですけれど、
現実にはまず起こり得ないのでしょうね。
|
ところで上の写真は
Nation of Change から借りたものですが、
アメリカで地球温暖化政策に
圧力をかけている企業の、政府への
影響度を表わす図です。
グラフは逆時計回りに、
最悪である左上から左下、右下から
右上が一番。
グラフは会社自体の温暖化政策実践度
というよりは、
温暖化政策の障壁となる、
あるいは政府の反温暖化政策に
協力的な度合いです。
簡単に言えば、右下から右上の企業は
温暖化政策に協力的であるということで、
左下と左上の企業は、
トランプと結託して、
温暖化政策には非協力的である
ということでしょう。
温暖化政策推進派ではアップルが1位、
続くのはイケア、コカコーラ、
ユニリヴァー、ネスレ。
当然のことながら、
エクソンモービル、ヴァレロ、
シェヴロンなどの石油会社は温暖化政策
反対のロビー活動率が高いのですね。
お話はちょっと違いますが、
アルバカーキには私が知る限りでは
ガラスビンのリサイクル用のゴミ箱を見た
ことがありません。
ワインやビール、バーボンをよく飲むわが家では
アパートのリサイクルのゴミ箱には
ビンは捨てられないので、
仕方なく生ごみといっしょにふつうのゴミ箱へ。
ビンをごみとして捨てないといけない
のはとても残念です。
フラッグスタッフでは
ホールフーズにビン専用のリサイクルの
大きなゴミ箱が置いてあったので、
私は買い物のついでに
必ずビンをリサイクルに持って行っていました。
今の時代にリサイクルのシステムも
時代遅れも甚だしいアメリカ。
さんざんガソリンを撒き散らしてきた
この国が、地球環境に対して
これまでどんないいことをしてきたのか。
土地の広さにまひしてしまった
アメリカ人は
いつまでゴミを地中に埋め続けるのか。
今年の夏、私のまわりでは
親戚と友人が赤ちゃんを産みました。
まだ0歳の彼らが育って行く地球。
私たちはどんな環境を手渡していけるのでしょう。
|
0 件のコメント:
コメントを投稿