置き去りか 8割以上「落とし主」が見つからず
14~16年 203件届けに166件「家族ら捨てた?」
人の遺骨が2016年までの3年間で、落とし物として全国の警察に計203件届けられ、8割以上は落とし主が見つかっていないことが毎日新聞の調査で分かった。引き取り手のない遺骨は、警察から依頼された寺院などで無縁仏として供養されている。警察当局は、遺骨処理に困って家族らが捨てたケースが大半だとみている。
調査は全国の警察本部を対象に実施。14~16年に遺骨の拾得届を受理した件数などを尋ね、47都道府県警から回答を得た。
昨年は72件の届けがあり、15年は68件、14年が63件だった。全体の82%にあたる166件は落とし主が見つからなかった。最多は大阪で36件。愛知(29件)▽北海道(15件)▽福岡(14件)▽警視庁(13件)--と続いた。寺院や墓地で拾われたケースが多いが、駅のコインロッカーや図書館に放置されたものもあった。名乗り出た落とし主らに返還されたのは37件だった。
遺失物法や民法によると、落とし物の保管期間は原則3カ月間で、期間を過ぎると拾得者に所有権が移るが、遺骨の場合は拾い主が権利を放棄し、警察が寺院や自治体に引き取りを依頼することになる。
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ハリケーンハーヴィーの次はイルマ。
メキシコでの大地震。
北朝鮮の脅威。
これでもかと2017年の後半が行く。
そんな折りに毎日新聞のこんなニュース。
ご先祖を供養する気持ちはあるけれど、
遠い田舎へお墓まいりに行く時間も
経済的余裕もない。
つれあいが死にました、
母が父が亡くなりました。
火葬はしました。
で、しばらくたっての納骨。
でもいったいどこへ?
その代金は?
おきざりにしたのは悲しみではなく
遺骨。
おきざりにしたのは生きざまではなく
残された自分に問われるもの。
だから私は(かなうものなら)
アメリカで火葬されたいんです、マジで。
だってアメリカで火葬されたら、
全部灰になって骨は残りませんから。
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