<CNN poll: Americans split on anthem protests>
と言うタイトルで昨日出ていたCNNの記事。
CNNの調査によると、
全体で見ると49%のアメリカ人が
NFLプレイヤーたちが国歌斉唱時に
片ひざついてプロテストする行為
を間違っていると思い、
43%の人は
43%の人は
正しいことをしているとみなしている。
とは言え、この結果はとみに
人種によって分かれていると。
59%の白人がこれは間違っていると
思っている反面、
82%の黒人が正しいことを行なっている
と考えている。
10人のうちの9人の共和党員が
間違っていると言う中、
ほぼ3/4の民主党員はそれには反対。
年代でもその差は表れています。
45歳以下では56%が正しい、
それ以上の年齢グループでは59%が
間違っていると。
それでもトランプがこのようなプレイヤー
を批判したことについては、
51%の白人、97%の黒人が
間違っていると答えています。
⭐️ ⭐️ ⭐️
このニールダウンのプロテストは
昨年、警察による黒人への差別的暴力事件
が続いた結果、それに抗議して、
サンフランシスコ49ナーズの
コリン・キャパニック選手が始めたものでした。
正義のない国家を尊敬はできない、
忠誠は尽くせないと思うのは
当然ですよね。
私は家人のメジャーリーグ好きで
オープン戦からペナントレースの試合まで
あちこちでゲームを観てきましたが、
試合の始まる前に必ず行われる
国歌斉唱。
座席から立ち上がり、帽子を取り、
右手を胸にあてての数分間。
私たちは一応ポーズで立ち上がって
帽子はとりますが、それだけ。
こんなことをする意味と必要があるのか
と思ってしまうのですが、
かつて息子が通っていた小学校でも
(もちろん中学校でも高校でも、おそらく)
朝、授業の始まる前には
星条旗が飾られた教室の中でみんなが
席から立ち、国家への誓いの言葉を
席から立ち、国家への誓いの言葉を
唱えさせられていました。
その当時ですら私は、あれは
一種の「洗脳」だと思っていましたけど。
⭐️ ⭐️ ⭐️
少なくてもこの国で、
(例えば駐在員のように)自分が属する国
あるいは組織から守られない存在
の個人が生きていくという
ことはなかなか大変なことであり、
同時に「守られていない」からこその自由さ
から入っていける世界、
経験できることは大いにあり、
私はしんどくてもそっち側にい続けたいですね。