2014年3月24日月曜日

Not charity, Just work  福祉(に頼る)よりまず働く





朝日新聞の連載コラム、
生駒芳子さんの
<エシカルごころ>で紹介されていた、
カルミナ・カンプスのトートバッグ。

イタリアのブランド、フェンディ家に生まれた、
生え抜き?女性が作ったブランドです。

彼女が<フェンディ>のデザイナーを去り、
どういういきさつでこういうブランドを
立ち上げたかは、
このコラムを読めばわかるので、
興味のある方はご覧ください。








このブランドのポリシー
<Not charity, Just work>は、

日本では、
<寄付ではなく、手に職を>
と訳されていますが、

どちらかと言うと、
<福祉に頼るよりはまず働く>
と言った方が言い当てているかも。


アメリカでは、フリーウェイの入り口、
メインロードの大きな交差点、
ロサンジェルスで覚えているのは、
トレイダージョウの駐車場で、
白人の若いのや、ちょっと歳取った
(と言っても多分60前の)男性が、
段ボールにホームレスです、
お恵みを、25セント下さい、とか書いて
立っているのをよく見かけます。

(なぜかオトコが多い)


アナタ、少なくてもアメリカ人でしょ。
英語だって(恐らく当然)話せるでしょ。

私よりはずっと(雇ってもらえる)条件いいよ。

仕事、探しなさいよ。

と言いたくなるんですよね、いつも。


だからカルミナさんが、
福祉に頼るのではなく、仕事を、という
ポリシーの下に、
アフリカの女性たちに仕事を作って
働いてもらい、工賃を払って自立を助けるという
事業はすばらしいことだと思います。


写真は高島屋さんのウェブショップ
からですが、








ここで紹介されて売られているトートバッグ、
どれもかわいい!

⬆の写真のトートバッグの内側。

これぞアフリカって布。









このバッグもとっても素敵なのですが、
お値段もすごいんです。


今の私はトートバッグにここまで払えない。

主旨とモットーはすばらしいですが、
この値段の設定はよくわかりません。


5万円以上するトートバッグ?

やっぱりフェンディ?

最初からセレブ用と限定しての、
商品だったのかな。



って日本ですから、

これぐらいは<高く>もないのかしら?


私にはパタゴニアの欲しいものが、
2つ買えます。



企業のエシカル、Ethical 性って
今の時代、非常に重要なことだと思います。



ただそういう観点で作った商品を
どういう購買者に向けて発するか、
ということも考えて欲しいかなあ。














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