2016年11月30日水曜日

平和子さん、応援します


自衛官の母、国提訴へ 「南スーダン派遣は違憲」


南スーダン国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊を派遣するのは違憲だとし て、陸上自衛官の息子がいる北海道千歳市の50代女性が任務差し止めを国に求める訴訟を30日に札幌地裁に起こす。平和的生存権を侵害され精神的苦痛を受けたとして20万円の国家賠償も求める。原告の代理人弁護士が25日、明らかにした。
 原告は、実名でない「平和子(たいらかずこ)」と名乗り、安全保障関連法に反対する活動を続ける女性。次男が陸自東千歳駐屯地に勤務している。
 訴状では、PKO協力法憲法9条に反していると指摘。安全保障関連法に基づき、新たに「駆けつけ警護」の任務が付与されたことにも触れ、武器使用を許容しているのは違憲だと主張する。
 弁護団は「安保法制で南スーダン派遣の違憲性はいっそう明確になった。家族の思いを裁判所にくんでもらいたい」と話している。(坂東慎一郎)
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 朝起きて、ニュースをチェックしたら
目に飛び込んで来た朝日新聞のこのニュース。
父親であっても母親であっても、
親なら息子がみすみす生命を脅かされる
場所に派遣されるのを
黙って見てはいられないでしょう。

このお母さんを応援します。
いつもブログにコメントをくださるここぺりさん、
私は日本にはいませんが、
私にも何か出来ることがあれば、
ぜひ教えてください。


2 件のコメント:

  1. 私の知り合いにも自衛隊員が沢山います、状況によってはスーダンへ派遣される可能性もあります。

    どうかこの親子さんのように声をあげてくれる自衛隊が増えますように。

    そして違憲の状態での自衛隊の活動によりスーダンの少年兵や若い自衛隊員が犠牲にならないとも限りませんし出来ることを探したいと思います。

    誰も傷つかない真の平和を目指したい、出来ることは少なく心もとないですが。

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  2. ここぺりさん

    コメント、ありがとうございます。

    自衛隊員のお知り合いがたくさんいらっしゃるここぺりさんなら、
    今回の決定の怖ろしさをひしひしと感じて、胸を痛めていらっしゃる
    ことと思います。

    想像力を少しはたらかせば、誰しも、こんなことを許してはいけない
    ことに気がつくはずです。

    2003年の開戦以来、イラク戦争で亡くなったアメリカ軍兵士は
    32000人、怪我をした兵士の数は100000人以上、
    そして犠牲になったイラク人の数は当然それ以上。

    そんなニュースにもう慣れっこになってしまったのでしょうか。
    きょうだいも配偶者も親もあるイラク人兵士もアメリカ人兵士も、
    そしてイラク人一人一人の命が、意味のない戦争のために
    これだけ大量になくなっているのです。

    私は今もイラク戦争への派遣を拒否した、日系人現役将校のことを
    思い出します。
    彼の辿った道を良かったら、ここで読んでみてください。

    kaze.shinshomap.info/special/10/01.html


    「小さなことを大きな心で」
    と言ったのはマザーテレサです。
    絵本の「スイミー」では最後、小さな魚たちが大きな魚(の形)に
    なって、大きな魚とたたかいます。

    小さなことでも出来ることを探して、広げて行くことは出来るかも
    知れません。

    私にも何か、何でも、出来ることがあれば教えてくださいね。

    頑張ってください。

    頑張りましょう。

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