2016年11月18日金曜日

2016秋日本 キンちゃんと京子ちゃん夫妻







キンちゃん宅に泊まった翌朝は
晴れ上がったいいお天気。








長年有機農業を実践し、
自家農園で収穫する作物を売って
家族を養って来たキンちゃん夫妻。

お金はなかったけれど、
美味しい野菜を食べて育った5人の子供たち
も今やパパやママになっています。


みんな半径何キロかの町に住み、
仲がいいので、
しょっちゅう実家に集まるらしいです。


「種は植えたのよ」とキンちゃん。

あとはそれがどういう形で受け継がれるか、
このまま絶やされるかも知れないけど。


とは言いながらも、
農業を継ぐかどうかはまだわからない
けれど、長男さん一家が、
両親と同じ敷地内に
大きな家を建設中で、
これはうれしそうでした。







この集落で家の新築は何十年ぶり
からしい。

それだけ若者がいないってことなのよ、
とキンちゃん。








キンちゃんたちが家族5人で住んで
来た家は築120年の古民家ですが、
今はこちらも少し
改築中でした。







畑には立派な里芋。





「サクサク王子」と言う品種のインゲン。

市場ではなかなか高級らしい。







収穫はほとんど終わっていましたが、




キンちゃんがきれいなのを
摘んでくれました。

大阪に戻って、母といただきましたが、
これが筋もなく、まさに
サクサクと言う食感。

こんなインゲン、食べたことないね!

と言いながら食しました。








キンちゃんの畑。

いい土です。








うん十年有機農業に携わって来たキンちゃんが
今年初めて作ったという小豆。


種を蒔く時期が少し遅くて、
あまりいい出来ではなかったそうですが、
京子ちゃんが、固めのあんに煮ていたのを
この朝、バターたっぷりのトーストにのせて
(彼女曰く、名古屋の人はこうして食べるんだよ)
食しましたが、
砂糖を少なめに煮たあんは、
小豆の旨みがじんわりと口の中
に広がって、小豆大好き人間の私は、
そのあとあんだけをそのまま
食べさせてもらいました。


こんな(出来の悪い小豆)の、
(写真に撮られるの)恥ずかしいよ
と言うキンちゃん。

いいのいいの、私には何でも珍しいんだから。


乾燥させた小豆を鞘から取り出す
作業も大変でしょう。


高橋農園の貴重な小豆をいただいたわけでした。


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