2016年11月23日水曜日

「人は年を取るほど美しい」と言えるように




朝日新聞の記事からです


「人は年を取るほど美しい」88歳のモデル、ダフネ・セルフさん



ヒョウ柄のコートにじゃらじゃらのアクセサリー。ファッション誌などで活躍中の英国人モデル、ダフネ・セルフさん(88)は、カメラを前にピンと背筋を伸ばす。新刊書のPRのため9月に来日した。
――20代でモデルをやめ、70歳で復帰しましたね。
 「モデルをやめた後は、ずっとごく普通の3児の母でした。約20年前に最愛の夫が亡くなり、忙しく動き回って日々をやり過ごすことが必要になったからです。声がかかればどんな仕事もしました。そんな中で70歳の時に『ヴォーグ』のモデルになってから、世界が変わりました」
――自伝「人はいくつになっても、美しい」(幻冬舎刊)を出版した訳は。
 「周りの人から本を書けと言われて。自分ではドラマチックな人生を送っているとは思っていなかったので、最初は驚いた。でも、確かにモデルとしては先駆者の一人だし、70歳からまた特別な体験をしたわけです。それから日記やメモをつけ始めて、たまったので刊行しました」
――年を重ねても美しくいるために大事なことは?
「私は、基本的には人は年を取るほど美しくなると思っています。若くてもきれいじゃない人もいる。でも、健康に気を使い、自分のケアをしないとだめ。質の高い食事と眠り。ニュースを見て本を読み、新しい情報に好奇心を持ち続けることです」
――そうは言っても疲れることもあるのでは。
 「疲れたら少し休んで気分を変えればいい。今や人生100年。シミやシワもひっくるめて、この世に私は1人しかいない。いつもわくわくすることを考えていれば、その輝きが外見に表れるものなのです」



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彼女みたいに言えるように
年を取りたい。

「健康に気を使い、自分のケアをする」

「質の高い食事と眠り」

彼女が言う「質の高い食事」とは
きっと高級な食事という意味ではないはず。

質のいい食材を使った食事
という意味だと解釈します。

そして睡眠。

やはり眠ることは大切なのですね。

「ニュースを見て本を読み、
新しい情報に好奇心を持ち続ける」

好奇心

好奇心は若さを保つ大いなる秘訣
の1つであることは間違いないし、
それを<持ち続ける>こと。

これが大事。



彼女の写真を見たら、ほお、首筋、
腕にももちろん
年齢相応のしわがあります。

88歳ですもの。

でも「老人」を感じさせないたたずまい
と美しさ。


これはまさに彼女の<生き方>が
作り出すものなのでしょう。


まだまだ「人は年を取るほど美しい」
なんて言える年齢も心境にもなっていないし、
日本でも「老醜」という言葉を
思わず思い浮かべてしまうお年寄りを
少なからず目にして、
老いることは醜くなることだ
とつい肯定せざるを得ない状況に
うんざりさせられることもあったので、
人の振り見て、の言い伝え
(人の振り見てわが振り直せ)
ではありませんが、
出来るならそうならないように
そう見られないように
年を取っていきたい、
と思ったしだいです。



小泉今日子の「アンチエイジングなんて
大嫌い」に、
(美人?きれい?な)小泉今日子だから
そう言えるのよ、
と言ってたらダメなんだと思うと
書いた私に、
「小泉今日子だからそう言えるのよ」
に激しく同感された匿名さん。


それでも私はやっぱりそう思います。


小泉今日子だからそう言えるのよ
と思っているうちは、
外見的な顔の美醜、見てくれ
にこだわっている、
気にしているのです。

もちろんそれも一つの「在り方」では
あるでしょう。

でもそこから一歩外に踏み出したら、
そういう捉え方から一旦外れてみたら、
いつもと違う自分が見えて来るのでは
ないかな、と思うのです。


アンチエイジングに限らず、
物事何でもきっとそうではないでしょうか。


人がこうだから、にまだまだ弱い
日本人の資質を、今回の日本滞在でも
ひしひしと感じてしまった私です。














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