2012年1月4日水曜日

ランチとアメリカ人


カラフルでかわいい模様のこのバッグたち。
すべてランチを入れるためのもの。


少し前に日本のニュースで、アメリカで象印の
ランチジャーが売れ行きを伸ばしているという記事を
読みました。
先日マーシャルズに行ったら、
この様々な色やデザインのランチバッグに
目が留まりました。
こういうのも売れているのでしょうか。
中にはプラスチックの容器が2つ入っています。



<お弁当文化>のないアメリカ人は
ランチはもちろん外食。
大体がファーストフード。
お昼時になると道は混み、マクドナルド
(はまあランチ時だけではありませんが)
やタコベルのドライヴスルーのレーンには長蛇の列。
私の仕事場でもランチタイムが来たら、
さて今日はどこで食べようか、とみんな半ば
笑いながら車で出かけます。

日本のようにラーメン屋やお蕎麦屋さん、
手軽に麺類や丼物などが食べられるお店が
あるわけでもなし、ランチで食べるものは
ほとんど決まってハンバーガー。

今日はランチを作って来たと言っても
せいぜいサンドウィッチ。
それも日本人が作るようにきれいに
中味をはさんだものでもなくて、単に
パンの上にハムとレタスを適当にのせてその上に
もう1枚のパンを置いただけ(に私には見える)、
或いはピーナッツバターかジャムをぬっただけ
という代物です。

私は今の仕事場で働くようになって、
次の日のつれあいと二人分のランチの用意にも
振り回されていますが、だからと言って
何も準備して持って行かなかったら、
ファーストフードがだめな私には、お昼には
食べるものがなくて、これにも困ります。

だからたとえ鮭おにぎりだけしかないと言う時も
何かしらは持っていくわけです。

子供やだんなさんのお弁当をきちんと
作り続ける女性は本当に大変だと思います。

俳優の三浦友和さんが奥さんの(元山口)百恵さんが
息子さんたちのお弁当を10年間作り続けたので、
彼らはお母さんには頭が上がらないんです
というようなことを何かのインタヴューで
おっしゃっていました。

それはほんとにそうだと思います。



I pack my lunch in the morning
And go to work each day・・・

ジャクソン・ブラウンは「プリテンダー」という
曲の中でこう歌っていますが、
この曲が出来た70年代にはまだこういう
労働者が普通だったのでしょうか・・・。
彼がそんな世界を知っていたかどうかは
わかりませんが。

そうなるとは思えませんが、もしアメリカ人が
ランチをうちから持って行くようになったら
ファーストフードレストランも
普通のレストランもビジネスは大打撃になることは
間違いないでしょうね。

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