2011年7月20日水曜日

原田芳雄、赤い鳥逃げた?

俳優の原田芳雄さんが亡くなりました。

映画と言えば洋画しか見なかった私が大学に
入った年に、大学のキャンパスで上映された
「赤い鳥逃げた?」を見た時の衝撃。

レコードが終わって、ターンテーブルのレコード
の上を針がかたんかたんと動いているシーンから
の始まり。
ストーリーははっきりとは覚えていないのですが、
例えばLPレコードを池に何枚も投げるシーンだとか、
最後に真っ黒こげになった車がまだ走っている
シーンは、20歳そこそこのぴちぴちとしてかわいい
桃井かおりのヌードと相まって、
私の頭の中に焼きついてしまっています。


若い時映画をみまくったというわがつれあいとは
違って、私が見た原田芳雄の映画は
数本です。

八月の濡れた砂
田園に死す
祭りの準備
ツィゴイネルワイゼン
ヒポクラテスたち
生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言
どついたるねん

アメリカに来てからはほとんど見れていません。

あと鮮明に覚えているのは日本テレビの
連続ドラマ<冬物語>。
浅丘ルリ子とのナチュラルな会話が
お芝居を見ているという感覚を忘れさせてくれた
くらい、二人の自然な演技がとても印象的でした。

71歳。
今の時代まだまだ若いと言ってもいい年齢です。
今度日本に帰った時には
原田芳雄の映画を見まくりたいです。
テレビ局、映画館はぜひ
原田芳雄特集を組んで欲しいです。

合掌。

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