2013年1月21日月曜日

オバマ大統領2期目就任式、ラングストン・ヒューズの詩
















仕事がオフだったので、朝の9時半から
(ワシントンとは2時間の時差なので)
ほぼ半日、オバマ大統領の2期目の
就任式の中継を見ていました。

日本人であなたほどこういうのを熱心に見る
人ってあまりいないんじゃない?と
同じくオフで家にいたつれあいに言われながら・・・。

奇しくも今日1月21日はマーチン・ルーサー・
キングデイで祝日。
しかもキング牧師がワシントンで行った
あの I have a dream で始まる演説から
ちょうど50年目にあたる2013年です。

4年前ほどの熱狂さはなかったですが、
この国で黒人大統領が2期を務める。
そのことの意味がきっとあるはずです。


小さな褐色の赤ちゃん
小さなユダヤ人の赤ちゃん
見捨てられた小さきもの

アメリカは星を探している
アメリカは明日を探している

きみがアメリカなんだ
ぼくがアメリカだ

アメリカ・・・それは夢
アメリカ・・・それは未来像
アメリカ・・・星を探す私

昨日の奴隷制の鉄鎖が
昨日のヨーロッパのゲットウが
昨日の遠い遠い昔の世界の貧困とその痛みが
新しい世界に造られたものとその葛藤が

きみとぼくが
星を探すのだ

青い目とブロンド髪のきみと
黒い瞳と縮れ毛の私が

きみとぼくが
手に手を差し出して
兄弟として
1つとなって
1つのアメリカとなって
きみとぼくが

ぼくも・・・?
ぼくって誰なんだ
きみにはわかってるよねぼくのこと

ラングストン・ヒューズの詩「アメリカ」
稚拙な訳で申し訳ありませんが、
彼の言いたいこと、わかっていただけますよね?

今日のセレモニーのゲストだった
ジェイムス・テイラーもケリー・クラークソンも
ビヨンセも<アメリカ>を称える歌を歌いました。

私には愛憎入り混じる国ですが、これほど
魅力的な国もないかも・・・。

オバマさん、頑張って!


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