2015年6月6日土曜日

ションゴパヴィへカチーナダンスを見に






今朝のフラッグスタッフは曇り。

ホピへ向かいましたが、
太陽は雲に隠れたまま。

ループを過ぎて、ホピへの一本道。

やがて宇宙船が降りて来そうな何本もの光の筋
を見ながら、一路北へ。

今日はセカンドメサのションゴパヴィで
カチーナダンスがあります。

リッキーの家に9時ちょっと過ぎに着いたら、
すでにダンスが始まっていました。

プラザは昨夜の雨でか、
ぬかるんでいます。

そんな中、カチーナたちは裸足で踊ります。

今日はドラムはなし。
大勢のカチーナが歌います。

そのダンスが終わって、食事。

そして次のダンスが始まり、
今度は外で石の台に座って見ていましたが、
何とついに雨が降り出しました。

私の隣りに座っていた、
リッキーのお客様のご夫婦の
だんなさまが、持っていたカッパを取り出して、
自分と私の膝にかけてくださり、
足は濡れずにすみましたが、
ショールも顔も雨でぐっしょり。

ホピにカチーナダンスを見に来始めて
9年目ですが、
雨の中でダンスを見たのは今日が初めてです。

しばらくしたら雨も止み、
太陽もちらちらと顔を出しました。








2回目のダンスを見て、私たちは
リッキーとリサの家を後にしました。

カルチャーセンターに寄ったら、
こちらも私は初めて見た、
トラックと小型車、
B.I.A.の車が2台停まっていました。











B.I.A.というのはアメリカ政府、
内務省内のインディアン担当局のこと。

B.I.A.のことはここでは触れませんが、
トラックの後ろ側には大きく
<連邦警察>の文字が目立っていました。








セカンドメサから降りたハイウェイ246。

すっかり青空が広がっていました。






フラッグスタッフから見えるのとは
おそらく反対側の
サンフランシスコピークス。

まだこんなに雪が残っています。







今日のションゴパヴィで見たカチーナ。

Heheya。







そして、Takursh Mana。

こちらは女性のロングヘアーカチーナ
と思われます。

絵は、Barton Wright
KACHINAS
a Hopi artist's documentary
より。

そして彼の説明によるとこのTakursh Mana
は、Heheyaと共に登場するようです。

実はこれらのカチーナの他に
ストライプのマスクの、
中央で激しく踊るカチーナがいました。

様々な手振りで踊るのですが、
時に水の中を泳いでいるような‥‥。


ダンスが終わって、フラッグスタッフに戻るべく、
車を停めたところまで来たら、
何と大きな、カエルの鳴き声が聴こえます。

車に乗り込もうとしていたホピの男性に、
カエルでしょう?

とたずねたら、そうだよ、カエルだよ。

そばには大きな水溜り。
近づいてみたら、確かにカエルが
顔を出しています。

そう言えば、ホピのカチーナには
カエルのカチーナもあります。
おたまじゃくしのホールマークの
アーティストもいたように記憶しています。

日本でカエルの大合唱を聴いたのは
一体何十年前でしょうか。

しかもそれを今日、ホピで聴くなんて。

何だか不思議な気持ちになった一瞬でした。









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