外でするヨガ、メキシカンのアナ

私たちの通うジムでは

５月の毎週土曜日に、

町の公園で野外のクラスを行うという

イヴェントが開催されます。

場所はダウンタウンのはずれの公園。

　緑の芝生にはあちこちに

タンポポが咲いています。

クラスのスタートは１０時半。

私は早く着いたのですが、

１０時半が近づいてもそれらしき人の

影も形もない。

ベンチに座る女性に、もしかしたら

ヨガのクラスに来てる？と聞いてみても、

答えはノー。おかしい。

でも場所に指定されていた公園は

ここしか知らない‥‥。

１０時３５分にトニーのクラスで一緒の

アナが来ました。

彼女と二人で、おかしいねえ。

すると彼女が、もしかしたら、

ソフトボールのフィールドがある、

あそこかも知れない、

と近くにいた男性に聞けば、

すぐ近くのようで、そこまで歩きました。

そこに来てやっとジムの名前の書かれた

小さな看板。

はるか向こうの芝生に数人の人たちが見える。

これはわからないよねぇと。

ジムのパーソナルトレーニングの
マネジャーのカーリー、
そしてインストラクターのキャンディスと
挨拶、そしてレジスター。


キャンディスも、私もわからなくて
車でこのあたりをぐるぐる回って、
ちょっと遅れたの、と。


とにかくカーリーがジムから
持って来ていたマットを敷いて参加。

参加者は６人。

外でするヨガ。

風があって、気持ちいいです。


お塩で握っただけのシンプルな
おにぎりでも外で食べると
美味しいですよね。


＜外＞ってつまり＜自然＞ですよね。


屋内は人工です。


自然の中で体を動かしたり、
自然の中でものを食するのって
自然の匂いをかぎ、
野外の空気を吸い、
風を感じながらの行為なわけです。


そりゃ気持ちいいはずですよね。


開放感が違います。

インストラクターのキャンディス。

クラスを終えて、アナと私は
車を停めたパーキングへと
来た道を戻りました。


ジムではクラスが終わるとみんな
さっと帰るので、
あまり話をすることのないメンバーですが、
今日はアナと、車のそばでちょっと
立ち話。


そうそう、とスペイン語を勉強中の
ロスの友人、えとこさんのだんなさんの
ことを話したら、
自分は日本語を勉強したいのだけど、
スペイン語がわかる日本人に
習えたら、一番いいのよね、と。


え、英語じゃなくて？
と私。
だって私の母語はスペイン語だもの。


私はスペイン語で数も数えるし、
英語も間違えるし、とアナ。



彼女はアメリカ生まれだとばかり
思っていたのですが、
何と大学に行くために
初めてメキシコからアメリカに来たのだと。


アリゾナ大学卒業ですから
なかなかのエリートです。


フラッグスタッフにある、
アメリカの名だたる会社で働いています。


じゃあ大学で、最初は大変だったでしょう？
と私。


大変だったよ、とアナ。


大学を出てもそのままアメリカに
留まり、グリーンカードを取り、
そして今は市民権も持っているのだと。


英語だって私よりは数倍出来るアナですが、
そんな話を聞いたら、
彼女にもっと親近感を持ってしまいました。



スペイン語、私も勉強したいです‥‥。



さてこのイヴェント、来週は
スージーのズンバ。


屋外でのズンバは
どんな感じになるのでしょう。


楽しみです。