2011年9月4日日曜日

Louis Temaniwa 10K Race その4



ションゴパヴィから向かい側のシパロヴィまで
もすばらしい景色です。


写真中央のてっぺんがヴィレッジ。
てっぺんまでは車では行けません。
車を下の坂道に停めて、さっき走ったレースの
コースみたいな石段を上って行きます。
カチーナダンスも終わったからか、ここ通っていいの?
とたずねてもいいよ、の一言。
キヴァのそばを上って行きました。

何だかまだレースの続きみたい・・・。
メサと呼ばれる、こういう高い崖っぷちに住む
ホピの人たち。
それにもきっとわけがあるのでしょう。


ダンスは1回だけ見ました。
30人ほどの歌い手の中には小さな男の子たち。
60人近くいたダンサーの後尾には
20人ほどの子供たち。
どこの世界でも子供たちが見せてくれるものって
文句なしにかわいいです。
もちろんみんな大人と変わらないコスチューム。
女の子たちは4方にフリルのついた長方形の布
を肩からマントのように巻きつけて。
男の子はラトル(ホピのがらがら)をリズムに
合わせて振っています。
ラトルで思い出しましたが、私が走っていた時に
パンツのポケットに念のために入れていた
ミントが小さな缶の中で、ガラガラ鳴っていたのを聞いた、
そばを走るホピの男性が、
「ラトルの音だ」と。
私は何だかうるさくて、他の人に迷惑だなあと思って
いたので、こんな風に言われたら
ちょっとうれしかったです。


これが今年のレースTシャツの表です。
ホピにはアーティストがたくさんいるのですね。
今年の絵、すてきです。


そしてこれが定番?の裏。

いつもそうなのですが、スタート直後がきつくて、
その後調子が上がって来て、でも
最後の急な上りで、今年もはいつくばって
上りました。
軍手を穿いてて良かった。
そして今回またファイヴフィンガーで走りましたが、
何度か躓きはしたけれど、転ばなかった。
たまに私の足元を見たヴォランティアの女性が
あ、新しい靴、履いてるわね!
レース後も何人かの女性にそれ、穿き心地は
どう?ときかれました。
お水を渡してくれる人、コースの指示をしてくれる
人、みんな必ずアスクワレ(ありがとうの女性語)、
クコイ(同じく男性語)、
ホピのために走ってくれてありがとう、
ルイス・テマニワレースをサポートしてくれて
ありがとう、の掛け声。
これはすごく気持ちが暖かくなります。

10月にもまたホピでレースがあり、それを走ろうか思案中。
ハーフマラソンに挑戦したいですが、
10Kにしておいた方がいいでしょうね・・・。

9月の第1日曜日もこうして終わりました。

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