2015年3月18日水曜日

また!昨年の6月にダラスで黒人の精神障害の男性が白人のポリスに射殺された時のポリスのヴィデオがCNNで公開












チュニジアのテロのニュースを見ようと
CNNのウェブサイトを開けたら
飛び込んで来た、このニュース。


昨年の6月に、ダラスで、二人の警官
(一人は白人のようです)が、
ねじ回しを持ってドア口に現われた
統合失調症の39歳の男性(黒人)を
撃ち殺した時の、
ポリスが携帯するヴィデオレコーダーの
ヴィデオがCNNで公開されました。


この男性、武器の「ねじ回し」を捨て
なかったので、
二人の警官に5発の銃弾を撃ち込まれて
亡くなりました。



CNNによると、家族は11月に
ダラス警察に対して裁判を起こしましたが、
昨日のこのヴィデオの公開で、
事件はまたヘッドラインに取り上げられた
というものです。


つい先日も、ロサンジェルスで
黒人のホームレス男性が
5人の警官に射殺されたばかり。



白人警官による黒人への、
(射殺という)究極の暴力。


ずいぶん前にこのブログでも
書きましたが、
TVコマーシャルの中ですら、
全く無駄で意味のない<破壊>行為
が多いアメリカ。


暴力好き、破壊好き。


いまだに戦争映画を作り続け、
映画の中で人を殺し続ける。


これが彼らのメンタリティだと思われても
仕方がないでしょう。



そして人種差別。


本多勝一氏には、
当時のある種の若者に、
自虐史観をうえつけたという
負の影響もありますが、
1971年に出版された
「殺される側の論理」の中で書かれた内容は
2015年のアメリカでも
大して変わらないのではないか。


映画「ミシシッピー・バーニング」を
ご覧になったでしょうか?



はっきり言ってこの国は、
「黒人」がいなかったら、
音楽もスポーツも全く退屈なものに
なっていた可能性は十分あります。



こういう事件を目に耳にするたびに、
とてもやるせない思いにかられます。



















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