2012年11月9日金曜日

Frankoma のボウル



昨日は仕事はオフでしたが、
グッドウィルをのぞきました。

仕事で着るユニフォームは自分たちが
お金を出して買うのですが、
仕事ではくパンツは2本、
マネジャーがいる時にもらうことが出来ます。

グッドウィルやサルヴェーションアーミーのような
スリフトショップでは、ホームレスや貧しい人に
バウチャーを出して、
必要な洋服などをただであげています。

今日もサンドラが男物のごっつい手袋ないかしらと
裏にやって来て、仕分けられた箱を
開けていました。
きっと手袋が欲しいとやって来た、ホームレスか
それに近い男の人だったのでしょう。

そのシステムで私たちの仕事用のベージュのパンツは
支給してもらえるわけです。

でせっかく?行ったしと、ぶらっと棚を見て回りました。

前日に食器の値段つけをしていたブレンダが
箱から出て来た、この Frankoma のボウルやら
マグカップやらをコンピュータで調べていました。
そこへオフなのに仕事熱心なマネジャーの
ウィリアムが来て、どうも彼女に値段の
アドヴァイスをしたようです。


私は以前に別のスリフトショップで見つけて
その時はただ、あ、いいなと思って
1つしかなかったマグカップを買って持っていました。

その時に裏の刻印を見て、調べたのが
このFrankomaでした。




Frankomaの刻印の下のこの番号とアルファベット
で作られた年代とかが
わかるのではないでしょうか。




これがその1つだけ持っていたマグカップ。
このつやが何とも言えません。






ディナープレートも2枚だけありました。



調べてみたらFrankomaって John N. Frank
という人が作ったブランドで、
自分の姓にオクラホマの最後の3文字を
くっつけたもの。

そう知ればそうか、なるほどと思うのですが、
それを知らないと、何となく
高尚な名前、珍しいブランドって思ってしまい
そうじゃありませんか?
(私だけかな・・・)

John Frank さんは元はオクラホマ大学の陶芸の先生。
1938年に建てたビルが同じ年に火事でなくなり、
その後も破産や買取が続き、彼の娘さんが
後を継いでからも再び火事にあったりで、
何と言うか、ビジネス的にはあまり恵まれない人生
だったようです。
コレクターの間では
1938年以前と1938年以降の作品で
価値も区別されているようです。

地元のADACLAYという土を使った彼の
陶器は独特の色とつやがコレクターの心を
つかむのでしょう。

アメリカにもかつてはあちこちに様々な陶器会社が
あったのでしょうね。
パイレックスやアンカーホッキングのような
ガラス会社だけではなくて。


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