2015年1月3日土曜日

何でパウワウのダンサーの写真がホピの紹介記事のページに‥‥?








これは昨日送られて来た、
フリーのマガジンの中の記事
の写真です。


2ヶ月に1回、郵送されて来ます。


ほんの2ページですが、
ホピのアートトレイルの紹介記事が
載っていました。


264号線沿いの、アートギャラリー
やショップを地図入りで
載せていますが、
この見開きの左側の写真。


写真の右下にはごていねいに、
小さく、ソーシャルダンスのこと
に触れた説明書き。


ソーシャルダンスは、ヴィジターにとっては
ホピについて知る希少な機会だと。


ページの終わりには1月に行われる、
バファローダンスについても
説明が書かれています。



何も知識のない人がこのダンサー
の写真を見たら、
これがホピのソーシャルダンサーだと
思うでしょうね。


あまりにも初歩的なミス、
というか無知。


バファローダンスの写真を載せたかった
のかも知れませんが、
カチーナダンスではなくて、
ソーシャルダンスであっても、
部外者が写真を撮ることは許されません。


ホピ同士なら、
ソーシャルダンスの後、
親戚などが写真を撮ったりしているのは
見たことがありますが、
以前、写真を頼まれて、
ホピの知り合いの女性のカメラで
ダンスを終えた、バファローダンサー
を写していた私も、
怒鳴られたことがありました。

幸い、その時は彼女が
説明してくれてコト無きを得ましたが。



まあそう言っちゃなんですが、
自分たち以外の文化に疎くて

(インディアンは外国ではなく、
この国に住む人たち、
白人よりずっと早くからこの土地に
暮らして来た人たちなのに)、
知識もなく、
あまり関心もないアメリカ人のすることは
めちゃくちゃですね。


リスペクトどころか、
チェックもしないで誤った写真を
載せるなんて、傲慢過ぎます。


まあ、こんなことにいちいち
目くじらを立てていたら、
こんなことだらけですから、
切りはないのですが‥‥。

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