2015年1月11日日曜日

ストラウスファミリーと日本の酪農









乳製品が大好きな私なのですが、
実はヨーグルトをそんなには
食べません。


必ず冷蔵庫には入っていますが、
おもに食するのは家人で、
私はしょっちゅうは頂かないんです。


嫌いというわけでは全然ないのですが、
どうも食べるチャンスが少ない‥‥。


今日は、ナチュラルグローサーズで
いつものwallabyのではなく、
STRAUSのグリークヨーグルトを
買ってみました。


ミルクはここのガラス瓶入りのミルク
を使っていますが、
グリークヨーグルトは買ったことが
なかったかな?

とにかく試しに買ってみました。



STRAUSとスペルして
英語の発音では<ストラウス>ですが、
日本だときっと<シュトラウス>
の方がなじまれているでしょうね。

ヨハン・シュトラウスとか。


wikiで調べたら、アシュケナジムユダヤ人
の姓と書いてあります。
なるほどね。


とにかくこのstraus family farm
は1994年に
アルバート・ストラウスによって始め
られた酪農農場。

昨年で20周年を迎えた、
北カリフォルニアのオーガニックの
酪農ファームです。


会社のホームページによると、
1994年に全米で初めての
オーガニックミルクを
ガラス瓶に入れて販売したのだそうです。

私もミルクはここのミルクですが、
ガラス瓶は必ず返却。


レジで瓶代が今年から
今までの1ドル50セントから
2ドルチャージされますが、
瓶を持って行けば、その分が引かれるので
ミルクの代金だけを支払います。


ガラス瓶というのも、
創立者のアルバートさんの、
少しでも埋められるごみを減らす
という考えから来ています。



創立者のアルバート・ストラウスさんは
土地の正しい管理と持続可能な作業の実践
を提唱し、
これからの酪農業は
オーガニックしか生き延びる道はない
と、普通のコマーシャルの酪農家から、
オーガニックファームに移行したのだと。


現在は、ストラウスファームと、
マリンとソノマカウンティの
8つのオーガニックファームからの
ミルクを集めて、
<ストラウス>ブランドで、
ヨーグルト、バターなどの乳製品を
作って販売していると。


この8つのファームも
それぞれ、コマーシャルのファームから
オーガニックに転向して、
ストラウスファミリーに加わったのだと。


先日ご紹介した
wallabyも北カリフォルニアがベースでした。


この地域のファームの
75%はオーガニックだと
アルバートさんも話しています。


翻って日本では
テレビで見たドキュメンタリー番組でも
酪農家が苦難の道を歩んでいるようです。

経費の高騰、
跡を継ぐ人がいない等々。


生産されるミルクの量が減り、
そしてバターが値上がりする。

スーパーマーケットで
<お一人様1個>の店内表示。




ストラウスファミリーは
2010年にアメリカ国内で初めて
<ノンGMOプロジェクト>
の称号を与えられたのだそうです。


日本にも数は少ないですが、
持続可能なやり方で酪農をするファーム
もあるのですが、
東京ならいざ知らず、
関西ですら、そういったところから
売られるミルクはあまり見かけなかった。


先だって亡くなった菅原文太さんが
他の先進国に比べて、
日本で流通する有機農産物の量が
あまりにも少ないと
有機農業を始められたと何かのコラムで
読みました。


先日の私のブログでも載せましたが、
ミツバチの大量死と関係する可能性が
あるという農薬の規制が緩和された日本。



野菜を作ったことも、
牛を間近でさわったこともない私に
えらそうなことを言う資格はありませんが、
それでも、農家さんも、
酪農家さんもこれから日本で
生き延びる道を真剣に考えて
欲しいです。


大手企業に組み込まれるのではなく、
時代に合った農法で、
独自の商品の開発とその販売に
活路を見出して欲しいと強く思います。




そうそう、このストラウスファミリーの
グリークヨーグルト、
こちらの方がwallabyのより
よりクリーミーかなあ。

私にはこっちの方が
食べやすいかも。

























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