2016年6月3日金曜日

小学2年生がこんな山深い中を歩いて、朝日新聞の記事より

大和君、歩いて演習場へ 「雨宿りしていました」

2016年6月3日12時12分

 ⬆️は朝日新聞の記事から

北海道で行方不明になっていた小学2年生

の男の子が6日ぶりに発見されたニュース

を見て、安堵で涙を流した女性は

少なくはなかったのではないでしょうか。



見つかって良かったよね、涙が出たよ
と母にメールしたら、
自分も泣いてしまったという返信。


それにしてもこの深い山の中を歩いて
自衛隊の演習場の中の宿泊施設に
たどり着き、そこで6日間水道の水を飲んで
一人で過ごしていたとは‥‥。

毎日何を思い、どうして過ごして
いたのでしょう。

電気もなく日が暮れれば真っ暗。

どんな気持ちでマットレスの間に
体を挟んで眠っていたのでしょうか。

6日間も食べるものもなく、
どれだけお腹が空いていたことでしょう。


山の専門家の話として
彼は親と一緒に山菜採りに来ていて
ある程度山のことを知っていたのでは
という記事も目にしましたが、
発見した自衛隊員の彼への
「意志の強そうな子」という印象は
きっと間違っていないのでしょう。


捜索隊の方たちのご苦労は察しますが、
この演習場が「こんな遠くまで子供の足では
来れないだろう」
という推測で捜索されなかったのは
もしかしたら、子供は一人になって
いざとなるとどんなことを
思いつくかわからない、
どんな力を発揮するかわからない
という想像力が少し足らなかった
のかも知れません。


それにしてもこの子の父親、
こんな山の中にたった小学2年生の息子を
置き去りにするとは。

まさかこんな事態になるなんてみたいな
発言をしていましたが、
山に迷い込んで行き倒れて
死ぬことを、
あるいは誰かに連れ去られて殺される
かも知れないとかの予測が
出来なかったのでしょうか。


私が感じたのは、
これまで愛情を持って育ててきました
という父親ですが、
愛情を持って育てられた子供が
人や車に石を投げたりするものでしょうか。

もしかしたら愛情が足りなかったから
そういう行為をしたのではないのか
とふと思ったからです。


いずれにしろこの男の子は
親に置き去りにされたこと、
一人で山の中を歩いて、自衛隊の
宿舎にたどり着くまでのこと、
そこで過ごした真っ暗な夜のこと、
6日間のひもじさの記憶が
きっと後々まで心に残ることでしょう。


両親はこれをどう受け止めてこれから
彼を育て、成長を助けて行けるのか、
プロを交えてのカウンセリングを行った方が
いいのかも知れません。


それにしてもタフな小学2年生。


CNNでは彼が<ふとんマットレス>に
サンドウィッチになって眠っていた
と伝えられていましたね。


今回のこのニュース、親がpunishmentのために
子供を置き去りにしたなんて世界中に報道されて
一体日本の親が子供に行う
punishmentとはこういうことなのか
と理解されたことでしょうね。

これは単にネグレクト、
虐待に値する行為だと思われても
しかたないでしょう。

他人事ながらこの男の子がしっかり
まっすぐに大きくなって行くことを
願うばかりです。





























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