2012年3月26日月曜日

想像と現実の間

例えばヒットしている好きな曲があるとします。
ずっとラジオで聴いていて、ある時
テレビの音楽チャンネルとかYOUTUBEでたまたま
その曲のプロモーションヴィデオを見ます。
それを見てがっかり・・・。
何てことありませんか?
私は何度もあります。
別に曲に対してイメージを膨らませていたわけでは
ないのですが、特におバカで(かけてる予算の
問題ではなくて)チープなヴィデオだったら、
ちょっとがっかり。

こんなことならヴィデオを見ない方が良かった
ってつくづく思っちゃう。

例えばすごく気に入ったジュエリーなり絵なりが
あったとして、たまたまその作家と会話する
チャンスがあったとします。
会って話してその人の人柄にがっかり・・・
こんなことなら会わない方が良かった、
作品だけ買って満足していた方が良かった
何てことありませんか?

ジュエリーでも絵でもありませんが、私は
あります。
ヤなやつと思いましたが、その時その人の
その作品がすごく気に入ったので
買ってしまいましたが、それからは
自分の感覚に正直にと、感じが悪いなと感じた
アーティストからは作品を買うことはなくなりました。


今の仕事場で働き始めて、たくさんのホピやナバホの
シルヴァースミスと出会って、
そしてその中の気に入ったアーティストから
直接作品が買えるというぜいたくな
シチュエーションに身を置くようになって、
今では一体こういう方法以外、どうやって
ジュエリーを買うだろうと自問自答しました。

それはただ単にお店に並べてあるものを選んで
買うのとは全くわけが違います。

この人がこの手でこつこつと作ってくれたんだと
しっかり感じられる作品。
うれしさも有難さも全然違います。

作品は立派でもこの人からは買いたくない
と思ってしまうアーティストも中には
もちろんいますよ・・・。
誰とは言いませんが(笑)。
それはでも当然、極々個人的な受け取り方ですので・・・。

現実を知らないで作品に恋してられる
方が幸せなのかも知れませんね。


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