2012年3月20日火曜日

スクラップ拒否の波紋

買い取ったシルヴァーのスクラップに
他の金属が混じっていて、
それをスクラップとして買ったお客さんからの
コンプレインで、今、お店では
シルヴァーのスクラップを
買い取っていません。
シルヴァースミスたちがスクラップと交換で
シルヴァーを買いに来て、それを知って
がっかりして帰る人、文句を言う人。

 
彼らは作品を作る過程で出来たシルヴァーのスクラップを
お店にトレードしに来て、それを足しにして
またシルヴァーを買って行くのです。

だからスクラップを使えないとなると
高いシルヴァーを買うのが大変なのです。
心なしかシルヴァーを買うお客さんも減っているような。
一人二人の不正直が
こうやってたくさんのシルヴァースミスたちを
困らせている・・・。
一体職人の良心はどこへ行ったのか。

確かに10%や25%シルヴァーが含まれただけの
板も売られているので、それを使うシルヴァースミスが、
作ったジュエリーにどんなスタンプを押しているか
も気になります。


マグナサイトをターコイズと言って売る。
シルヴァーフィルドやニッケルを使ったジュエリーを
シルヴァーだと言って売る。
あるいはシルヴァーとただのシルヴァーカラー
(シルヴァープレイティッドと呼ばれます)の
ビーズやファインディング(ネックレスの留具など)
を混ぜて作ったジュエリーを
スターリングシルヴァーだと言って売る。

どれもやっちゃいけないことですが、現実は・・・。




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