日本のサイトでシャネルが新しい
美白ラインを売り出したことを知り、
念のため(?)にとアメリカのシャネルのサイトに
行ってみましたが、そんなのどこにもありません。
新しいシャネルの美白シリーズは
Le Branc (まさに)白と名づけられています。
ディオールのファンデーションのディオール<スノウ>
もアジアでしか売り出されていません。
☆
アメリカで<ホワイトニング>何てあり得ない。
って言うか肌の色が白いをホワイトと言わないし
もしそれを言うなら肌の色がFAIRとかLIGHTと言います。
<白>はあくまでも(逆)差別用語なのです。
日本では昔から<色の白いは七難隠す>と言われて、
女性の肌の白いことは<いいこと>だとされて来ました。
もちろん70年代、小麦色の肌がかっこいいとされて
若い女の子は夏にはせっせと日焼けしたことも
ありましたが、母親の世代は決してそれを
いいこととは言いませんでした。
日本の化粧品はどこのメーカーも競って美白ラインを
出しますが、アメリカではほとんどご法度?!
それでもシャネルやディオールのような世界的な
ブランドはアジアの国向けに
美白ラインを作って売る。
面白いといえば面白い現象です。
私は単に白人の肌の色が白い、と言うか彼らはほとんど
ピンクに近い色ですが、
それがきれいだとかは全然思わない。
色白であることにこだわり過ぎる日本の一般的女性
の意識もわからない。
昨年日本に帰って目にした、
日に焼けまいとして日本人の女性が身につけたり
かぶったりするものの半ば異常、半ばこっけい
に見える小物たち。
そこまでするの?!って思ったのは事実。
今の時代、<白雪姫>の物語の扱いはどうなのでしょうね。
肌は雪のように白くって・・・。
☆
お化粧品1つ取っても、それぞれの国の事情が
出るものですね。
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