昨日お店に来たルーディーとシュリー夫妻。
シュリーはナバホ。
だんなさんのルーディーがホピとナバホの
ミックスだったことを昨日初めて聞いて知りました。
彼はカチーナを作るのでホピだとばかり思って
いたら、お母さんがホピなので、
ホピとしてのイニシエーションを受けていて、
それでカチーナを彫れるのだそうです。
☆
先日お店に来たカチーナカーバーの
ホピの男性。
ガラスケースに入ったナバホの作った
カチーナ(らしき)のミニチュアを見て怒っていました。
カチーナ(らしき)のミニチュアを見て怒っていました。
カチーナはホピとしてイニシエーションを受けた
ものだけが彫れるんだ。
こういうのを見ると自分は腹が立つのだと。
これも先日のことですが、ナバホの作るこの
ミニチュアのカチーナもどきを白人のお客さんが
その1つを手に取って、それが何のカチーナかきいていて、
そのお客さんの応対をしていたアシスタント
マネジャーが私のところまでたずねに来ました。
私の答えは I don't know.
だってそんなのカチーナじゃないんだもの・・・。
☆
でもルーディはホピには住んでいません。
自分はミックスだし、まあね、色々あるから、
みたいなことを言っていました。
これも別のホピのシルヴァースミスの
お客さんの話です。
娘さんがツーソンで結婚式をすると言うので
ホピでもするの?とたずねたら
いやホピでは出来ないんだ、と。
お相手はメキシカンだそうで、ホピで結婚式を
挙げられるのはホピ同士の結婚に限られるのだと。
私たちアウトサイダーにはわからない
ホピにはホピの、ホピとして生きて行く上での
細かいルールがあるのでしょう。
細かいルールがあるのでしょう。
でもそれも失くしたらそれこそ<道を失くす>だけです。
キヴァを聖なる場所として、
カチーナを神様として、
写真など一切拒否するホピたちの生き方を
私たちは尊重すべきなのだと思います。
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